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記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。

※ネタバレあり『関守神』で上質なヤンデレを味わおう

今プレイしているCSの乙女ゲームにも、その1つ前のも、ヤンデレの攻略キャラが何故かいない。だからか一昨日、急にヤンデレを摂取したいという衝動に駆られた。

私はだいぶ前にブクマしていた、『関守神』という同人の乙女ゲームをプレイし始めた。
これが、とても面白くって!!3時間くらいでコンプできるのに、満足感がすごい!!

来年の1月にはフルボイス版もリリースされるとのこと。すごいね!!


以降はプレイした感想。ネタバレあるよ!!








END1から主人公の足の腱が切られて、夜市に捕まるとは…夜市のヤンデレは序盤からフルスロットだったね。

主人公は雑貨屋またはおもちゃ屋に行きたいと言ったのに、「…悪いけど、また俺の行きたい場所でいいかな?」って夜市は返事するのが面白い。主人公の気持ちを考えず、ただ主人公のことだけを欲しているわがままなヤンデレで良い。
END8は散る桜と相まって情景がきれい。

END9は初見時、まじでびびった。R15要素があることは事前に知っていたけど、私は勝手にCEROレーティングのCに当てはめていた。例えばいつもプレイしているCSでCERO Cの乙女ゲームって割と健全じゃん?キスが少し如何わしくなるくらい?
だから夜市が急に喘ぎ始めて「ちょっと待って!!」ってなった。
あとで作者さんのTwitterを拝見したら、18禁ほど生々しくはない15禁だったらしい。なるほどね。程よくエロくて良かったです。


夜市が主人公に対してヤンデレになった過程を丁寧に説明していてとても良かった。納得感があった。
ただ主人公のことが好き!だけじゃなくて、自分を冥界に置いて行った憎しみ、でも好きで…再会したら、もう手を二度と放したくなくて…冥界で狂った自分と同じところへ主人公にも堕ちてほしくて…
夜市の主人公に対する想いは思っていたよりも重く、複雑だったね。

少し話が逸れるけど、コケシ神を再び討伐する時に戦っている夜市はかっこよかった。スチルも素敵。

話を戻して、そのあと契約違反をしている主人公に夜市が言った、「…俺は隠し事が嫌いだ…」から「そんな、かわいそうな俺に隠しごと?随分と残酷なことができるんだね」までのセリフが好き。ずっと主人公と離れ離れだったことは、より夜市をヤンデレ化させたと思った。

END10の夜市は薬を盛ってもずっと主人公に拒まれていた。可哀想なヤンデレって良い…なんか性癖になりそう。

END11はグロい。夜市は主人公の腹を切り裂いて笑っているし、睡姦しているし。でもなんかゾクゾクするから、この結末も良い。

END4の夜市は主人公が手に入らないと分かって、禍ツ神みたいになってしまったね。だけど主人公の一部となったことで、ずっと一緒にいれる。ある意味ハピエン??

END3は切ないけど、バドエンの中で一番好き。本来主人公は冥界の住人だし、夜市は現世の住人だよね。だから「あるべきモノは、あるべき場所に」の法則に従うならそうなる。いつかまた主人公に会えたら良いね…

ハピエンを迎える前に、END5をバドエンの中で最後に回したのは英断だった。readmeを見ながら攻略していたんだけど、NTRで不穏な気配を察知したよね。案の定だった。

月臣は良い奴で、座敷牢で囚われている主人公を厚意で助けてくれたと私はまじで思っていた。だけど!!違ったね!!
今まで流れていたBGMが急に止まって、「跪け」と月臣に言われた時、本当に驚いた!!「嘘でしょ、ちょっと待って!!」という気持ちになった。

「俺って…昔から人のモノを欲しがるクセがあるんです」という発言から分かるように、NTRが性癖な月臣。最初は主人公のことを夜市が抱いた女としか認識していないのに、次第に執着していく月臣をもっと見たかった!月臣が主人公を抱いている時のセリフが好きすぎる。夜市は好きだけど、月臣も好き…

散々歪なバドエンを見てきたので、END6では夜市と主人公が両想いになって良かった。夜市が告白するシーン、主人公に対する積年の想いが伝わってくる。
勉強を頑張りつつも、現世で主人公や竜次たちと楽しく過ごしてほしい。

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