※ネタバレあり『オランピアソワレ』で魂の半身を見つけよう
オランピアソワレ(以下オラソワ)をプレイしようと思った理由は3つある。
①元々、オラソワの璃空のことがずっと前から気になっていた。恐らく推しになりそうだとあらかじめ踏んでいた。
②オラソワの前にプレイした『月影の鎖』に望月理也(CV:松岡禎丞)という攻略キャラがいる。彼に出会って、松岡さんが出演されている他の乙女ゲームに興味をもった。
③勤めていた会社があまりにも無理すぎて、その頃は買い物をすることでストレスの発散をしていた。
↑これらがきっかけで、「オラソワをプレイしたい!」という欲求に駆られて購入した。他に積んでいる作品があったけど、プレイしたいと思った時にプレイした方が楽しめると思ったので。
そしてオラソワをコンプして一言。
めっちゃ面白かった!!!!(^_^)
タイミングも良かった。10月の下旬には終わっていたので、限定版の再販にギリギリ間に合った。我ながら英断だったね笑!
以下はプレイした感想。いつもよりテンションが高いし、とても長いし、気持ち悪いことも書いた気がする苦笑。ネタバレあるよ!!
(ほんとは前編と後編に分けて投稿しようと思ったけど、面倒くさくて結局諦めた。スクロールで指が疲れるし、文字数が多くて読みづらいのはすみません…。)
❀ 攻略キャラ
璃空
予想していた通り、推しになった。(^_^)
大前提として、私は島﨑さんが声を当てている堅物キャラに超弱い。きっかけは『下天の華』の蘭丸だと思う。性癖なんだよね。
魂籠の儀の舞い手を白夜にベタ褒めされるシーン、好き。何度も見返しちゃう。反応がまじでかわいい。分かりやすすぎる。
白夜に酷いことを言うけど、結局その言葉の情報源はどこからだったんだろう??
プレイしていた時は大姉に吹き込まれたのかと思ったけど、彼女はそういうことをするお方じゃないよね。多分、島民の噂かな?でもまぁ、この出来事をきっかけに2人の距離は一気に縮まっていくよね。
白夜に魂籠の儀の舞を教えた後、「お前は友達だ」と言っちゃうのが大好き!!彼女は朱砂と同じポジションではないことを自分でも分かっているのに、無理矢理当てはめようとしているのが大変良い!!
【白】と結婚できない璃空にとっては、己のモヤモヤする気持ちを封印して、友人だからOKと考えないといけないんだよね。
その後の璃空と白夜の友達関係も萌えた。若狭に求婚された時の態度を咎めると、白夜が「で、でも…私は実際に夫を…捜さないといけないのよ」って言うシーン、良すぎる。その発言を聞いて、璃空は何故か傷ついた表情をするんだよな。これだから、付き合うまでの恋愛過程って大好き!!(^_^)
(読み返して気づいたけど、この後カメリアと話している縁が大姉のことを「あの女」っていう言っていてうわっ…となった。なんか棘がある言い方だよね。縁ルートの伏線?)
璃空は軍人だから、天供島を変えるために行動するのは他の攻略キャラよりハードルが高いと私は思っている。
白夜の目の前でハズシを捕まえるイベは絶対にあると思っていた。この出来事を機に、彼女と仲良くなる前の璃空に戻っちゃう。でもまぁ、彼にとって色層を認める=自分も30歳まで結婚せず、しかも相手は【青】の女性=ハズシの処刑を認める、だから。白夜たちとは正反対の立場になるわな。
オラソワは素晴らしい作品だったけど、1つだけうーん…と思ったところがある。それは一部のバドエンが私には唐突に感じた。
これまで丁寧に攻略キャラたちとのストーリーが書かれてきたのに、急にバドエンになるから???になる。状況を飲み込めないままエンドロールを迎えることもあった。自他ともに認めるくらい、私の理解力がないのも一因だけどさ。
だから〔美しい徒花〕は???だった。なんで波は叉梗と璃空の2人を攫ったの??
今だに理由が分からない。大姉の言う通り、叉梗は意外と寂しがりだからか??彼の手記を読むと、璃空のことを結構大切に思っていたもんね。だから連れ去ったの??白夜と大姉の百合エンドに2人は邪魔だから、っていうのもありそう。
審問の間でやっとお互いが両想いって分かるけど、まだくっつかなくてもどかしい。
璃空がハズシの子だったのは驚いた。だからこそ誰よりも原色の【青】でいるために、今まで色層を厳格に従っていたんだろうね。
キスがしたくて「…どうか、逃げてくれ」って白夜に言っちゃうシーンは好きだった。正直すぎるし、彼女に対して誠実だから良い。
縁とカメリアの粋な計らいには笑った。璃空がなんとかやり過ごそうとするのはかわいかったし、白夜が攻め攻めなのも良かった。定番だけど、痺れを切らした攻略キャラが女主人公に反撃する展開は良いよね!
他の攻略キャラのルートをプレイして思ったけど、白夜の髪が真っ青に染まっているスチルを1つくらい見たかった!
でもまぁ、璃空が彼女の白い髪がとても好きって言っていたからな。仕方ないか。
(少し話が逸れるけど、【白】の女性は魂の半身の色に髪が染まるっていう設定、天才すぎる。俺の(僕の)彼女って目に見えて分かるというか、攻略キャラのモノになった感じがしてスケベじゃん。)
最後に、璃空の自己紹介について少し書く。
まずは本人の希望に反して、全くカットされていなくて笑っちゃった。ほんとかわいい。
それと白夜と付き合えたのに、自虐的な発言がまだあったのは驚いた。彼女が自分を選んでくれたことに自信がなくて、少し心配にもなった。まだまだこれからなので、頑張ってほしいと思う!
時貞
「お姉さん」って攻略キャラに呼ばれたの、多分初めてだと思う。新鮮だった。
マレビトとして天供島に貢献するという責務があまりにも重すぎる。それと時貞は明るくて人懐っこいイメージがあったけど、抱えている過去も重かったね。
それにしても、白夜への求婚がかなり早くて驚いた。2人とも序盤から結婚を意識していたし、周りにも公言していたからか、キスとかも結構早くてビビった。
初めて2人がキスするシーン、時貞が白夜より年下だからこその良さがあったよね!!
「僕が初めて触れる相手はお姉さんがいい」
「お姉さんは…初めての口付けの相手が僕じゃ不満?物足りない?」
↑こういう迫り方は彼にしかできないよ!!唇を重ねていく度に、お互い夢中になっていくのがエロかった。それと「好き」って沢山言ってくれたのも嬉しかった。
時貞はなんだかんだ白夜から逃げて、1人で塞ぎ込む展開が多かったね。そのせいで白夜が振り回されるから、少し彼女のことを気の毒に思った。でもまぁ、彼も故意でやっているわけではないんだけどさ。
道摩に刃を向けた後、海に入っていく時貞と引き止める白夜のシーンは印象に残った。もう神も、常穂殿も、柑南たちも彼を許してあげて。これ以上、彼を追い込まないで…。
最初は元いた場所に未練があったのに、次第に天供島や彼女の隣にいたいと思うようになったんだろうね。だからこそ、柑南たちの策略にはまってしまったんだと思う。
「僕はまた何も…出来なかった…っ」と言う時貞に対して、白夜がイケメンだった!
「ずっと私の側にいて」
「私の…お婿さんになって」
「もし貴方を傷つけようとする者がいるなら、私がその全てをこの世界から消し去る」
↑格好良すぎる。惚れそうになったわ。自分の側にいて愛するのが時貞の役目だと言ってあげる彼女の包容力よ…。
その後の展開も萌えた。ゲストは誰も招待していなくて、2人きりで秘密裏に祝言を挙げるシチュってやっぱ良いよね!愛を誓っているあのスチルも好きだった。
朱砂ルートで月黄泉が海の向こうなんてないと暴露するけど、だったら〔波間の恋人達〕の時貞と白夜はどうなっちゃうの??
でもまぁ、2人が事実を知ったところでどうしようもないか。薙草を怪我させてしまったしね。行く末がお互いに分かっているからこそ、海の向こうに着いたらどうしようかって話していたわけなんだし。
死菫城の庭で柑南と対峙した時、ようやく自分の役目を見つけられて良かった。これからも天供島を白夜たちと一緒に良くしていってほしい!
縁
玄葉と縁のルートは白夜の片想いしている期間が長く感じた。私だけかな??
優しく接してくれるけど、彼女のことを内心ではどう思っているのか分かりにくい。ずっと気になっていた。
普段は優雅な雰囲気を纏っているのに、悪人には冷酷で容赦がなくて良い。こういう時の縁っていつもより声のトーンが低くなるんだけど、その声色がめっちゃ好きなんだよね!
白夜をよくからかうのも良い。縁の思わせぶりな発言には少し悔しいけど、ドキドキさせられた。内田さん、ほんと声が素敵!!
叉梗から取引を持ちかけられた時は驚いた。諦めかけていた白夜にとっては一縷の望みだけど、これで2人が結ばれても、あまり嬉しくないよね??
天女島で縁に襲われた時は???だった。彼のことを初めて怖いと思った。今まで白夜と仲良くしていたのは復讐するため??
悲しくなった。裏切られたような気持ちにもなった。でもまぁ、彼女に意外と執着しているのは分かった。色んな感情が入り混じっていそう。
【紫】と【白】の因縁の話から、天女島に住んでいた女の子の話に移ってからの展開が超好き。貝殻をくれた彼女のことをどう想っていたのか分かって良いよね!
自分の魂の半身なのか確かめるシーンはエロかった。彼女が反撃するわけないじゃんね!
縁って自分だけ手を汚そうとするから嫌だ。1人で背負わないでくれ。見ていられない。白夜にも片棒を担がせてあげて…。
周りには結婚すると公言したけど、実際は両想いにすらまだ至っていないのが大変良い。2人の絶妙な関係に萌えたよね。(^_^)
叉梗と大姉についてどう対処するか言い合っていたら、いつの間にか変な空気になるシーン。2人が初めてキスするまでの展開も良かったし、その後に縁が1人で赤くなっていたのは萌えた!!
(縁の照れ顔がほんとに好きなんだが!!!
破壊力が半端じゃない。ズルすぎる。恋愛の駆け引きに手慣れていて、大人びているからしないのかと思っていた。彼が赤面する機会は意外とあって、年相応なんだなと感じられるから大変良い。)
〔月夜の咎人〕はとても良かった!!オラソワで1番好きなバドエン。エロいだけじゃなくて、悲しくて切ない。前を向いて頑張っている白夜を見れたのも嬉しかった。
〔女王蜂〕は1番見たくない展開だった。縁を守るためにせよ、あそこまで追い込まれた白夜を見たくなかった。叉梗怒怒!!!
縁は貝殻の設定がまじでズルいよね!!他の攻略キャラのルートなら当て馬なの??
無理すぎる。白夜と付き合えない世界線の縁なんて考えたくない。手記で彼女が覚えていないことを結構根に持っていた癖に、自分以外の攻略キャラと結婚すると笑顔で祝福してくるから嫌だ!!(>_<)
玄葉
他の攻略キャラのルートと比べて、白夜が玄葉のことを意識するのは結構早かったよね。普段とのギャップにやられていた印象。
一緒に海へ行った時、玄葉の半裸にかなり動揺している白夜がかわいかった。堂々と服を脱いで水着姿になれるのに、男性の身体には耐性がなくて良い。
手紙を素敵な男性に書く下り、決して白夜は悪意があって玄葉に嘘をついたのではなく。ただ引き止めてほしかっただけ。だけど手紙の相手との仲を応援してくれたから、彼女は傷ついたわけで。
でもまぁ、玄葉も内心は複雑だったと思う。薙草からもらった薔薇の折り紙の香りを自分の香水で上書きする展開は良かった。玄葉って大人らしい余裕のある振る舞いをしているけど、独占欲というか彼女に対する重い恋愛感情がたまに垣間見える。彼のそういうところが好きだったりする。
白夜がやっと玄葉に1番大事だと伝えられた時は嬉しかった。お互い好意をもっているのは分かったけど、ここからが大変だった。
白夜の髪が黒く染まったのを見た玄葉は距離を置くんだけど、ほんとは素直に白亜の言葉を説明してあげれば良かったよね苦笑。2人の仲が急に険悪になるので、居た堪れない気分になった。彼女や黄泉の子どもたちに接していたのは研究のため、っていう叉梗の発言を否定しなくて悲しかった。ほんとにそう思っているの??
(4人目でようやく気づいたんだけど、ヒムカと朱砂のルートを除いて、中盤は親しくなった攻略キャラが不信な言動を取る→白夜が困惑するっていう流れじゃね??
ストーリーが一気に盛り上がって面白くなるのは分かる。私も楽しんだし。片桐先生を責めるつもりも全くない。だけど攻略キャラの今までの言動や気持ちを一時的に疑うから、こういう展開って疲れるというか自分は苦手かも、という新たな発見があった。)
薙草に襲われた時、もうバドエンを迎えたのかと思った。ストーリーの途中で剥に罹る攻略キャラやサブキャラがいると予想していたけど、まさか薙草だったとは。まぁ玄葉も〔残り香〕で剥になるんだが苦笑。
薙草と寝たのか尋ねる下りは萌えた。自分から白夜を突き放した癖に、他の男性に嫉妬しているのが我儘で好き!
〔俺の愛した女〕がほんとに良かった!!!薙草のものにしないために、白夜を殺すっていうシチュにめっちゃ萌えた。刃物のSEも生々しくて好き。
陰陽ボイスも聞いたけど、玄葉は開き直っていたね。薙草へ彼女を渡さないために、本気で殺そうと思っていたのが伝わる。後悔していないのが良いんだよな!!生まれ変わって2人が再会したら、今度こそ幸せになってほしいね…。
ヒムカ
序盤は白夜と話す時にたどたどしくて、恋愛できるのか心配になった。だけど次第に打ち解けていくので安心した。
前半はドキドキというよりも、シリアスな展開が多くて胸が苦しかった。海浬の意見は分かるけど、だからといって白夜1人でどうにかできるわけないじゃん。彼もそれは分かっている上で、彼女を責めていると思うけど。
後半の展開は全ての攻略キャラのルートの中で1番面白かった!!
犯人は誰なのか、増える被害者の数、ヒムカと白夜の関係、柑南たちのことなど…。続きがどうなるのか全く読めなくて一気にプレイした。彼のルートは殺される島民が断トツで多いし、スケールも大きい話だよね。
白夜が軟禁された時は驚いた。身を案じてくれているのは分かるけどね笑。服を返してもらって外に出たい彼女と、頑なに嫌だって言うヒムカのやり取りがかわいかった。
時計草の実を食べさせ合うイベ、大好き!あの甘酸っぱい雰囲気が良い。それに白夜が下着姿のままなのと相まって、なんかエロいよね笑。この後の朱砂の登場で、少し修羅場になるのも楽しかった。
白夜の結婚相手になるために最後まで手間取ったけど、アマテラスのお陰で無事人間になれて良かった。人間として生活する日々を白夜たちと一緒に楽しんでほしい。
自己紹介でヒムカが女性の身体で好きなところは胸って言うんだけど、やましさというか嫌らしさを1mmも感じない。そこが彼のすごいところだよね。他の攻略キャラが同じことを言ったら、Hとか変態って思うのに!
朱砂
早く攻略したいとずっと思っていた!!
ほんと待ち遠しかった!!
大前提として、顔が大変良い。スチルを見る度にそう思う。眼鏡をかけている時とかけていない時で2パターン楽しめるのもズルい。
個人的に朱砂の目つきが特に好き。ログに表示されるあの立ち絵の流し目は性癖だった。
事前に朱砂は押せ押せだと聞いていたけど、想像以上だった…。(^_^;)
白夜とはまず友人として仲良くなってから、次第に自分を恋愛対象として意識させると思っていた。まさか1つ目の演目から自分との婚姻を勧めてきたり、デートに誘ったりするとはね!!!
「あの方を安心させるためにも、私との婚姻を冷静に検討しませんか」
「何故、私が貴方を愛していないと言い切れるのです」
「明日には私と貴方の間にささやかな愛情が生まれているかも知れないのに」
↑朱砂の攻め具合がヤバすぎて笑った。こんなに口説いているけど、顔色は全く変えないからすごいんだよな。
(「時間がない」と言っていた理由を抜きにしても、彼は好きな女性がいたらガンガンいくタイプだと思う。)
「怖いわけではありませんよね?」と白夜を挑発してデートを了承させたのは草だった。朱砂にまんまと乗せられているのよ笑。だいふくを手なづけるのも即刻だったね。
最初は悪印象だった朱砂のことを白夜は徐々に知っていくんだけど、なかなか素直になれずに強情なのが萌えた。彼女のそういう性格を彼は完全に見透かしているのがまた良い。
ハンカチを朱砂に返して帰ろうとした時、部屋の鍵をかけられて!?!?だった。何度も執拗く言及してくるから笑った。その後に2度目のデートを打診してくるとは思わなかった。早すぎて草。ほんと積極的だよね!!
朱砂ってびっくりするほど平然と自分を売り込んでくるから、却って怖くなってくる笑。
「俺に対してささやかな愛情が湧き始めたりしていませんか」
↑自分に相当な自信がないと、こんなセリフは言えないよ!?
玄葉と縁が自分たちの味見を勧めてきた時は笑った。この2人の悪友感が好き。私も朱砂が嫉妬するところは見たい!!!(^_^)
実は料理も上手なんだね!?
朱砂って完璧すぎるだろ。欠点が鉄仮面しかないと思う。料理上手なところも自分のセールスポイントとして、すぐ白夜にアピールするのは草。
好ましいと言ってほしい理由を白夜が尋ねた時に「俺が寂しいからです」って言うの、ズルいと思った。寂しさを感じても、普段は口に出さなそうな朱砂だからこそ良い。
朱砂は何もしなくてもできる天才型じゃなくて、強い意志で島を変えようと努力しているから格好良いんだよな!!(^_^)
そりゃ、白夜だって彼への恋愛感情を心の中で認ざるを得ない。月光貝の光を見に行った2人が舟の上でキスするスチルを見て、とてもお似合いだと思ったよね。
呪われたあの剣を振りかざして白夜を守るイベは格好良い、の1言に尽きる!
「ならば島の民よ、この俺に誓え」
「絶対に彼女を……ーーー傷つけないと」
↑セリフがイケメンすぎ。愛する女性を自分の手で守れる攻略キャラって最強だな!!
2人が初めてセッするシーンはとても良かった。「貴方は…私の半身ではなかった」と言う白夜に対して、魂の半身を強く求める朱砂に萌えた。この設定、ほんとに好き!!
合意を得て進めると言っていたのに、耳朶を噛んだり、肌をなぞったり、衣装を脱がしたり、キスしてきたり…。端的に言うと、すごくエロかったよね!!!
スチルも1番ヤバかった。朱砂の胸板が厚くて良い。白夜の胸が少し見えているのもH。松岡さんの迫真の演技もすごかった!!
〔赤き呪いの果て〕はあると予想していた。運命に抗おうとする朱砂は勿論、格好良い!だけどそんな完璧な彼が間違いを犯すところも私は見たいんや!!!
マルチエンドがある乙女ゲームに大感謝…。陰陽ボイスもとても良かった。この後、あの世界を祟って暴れそうだけどね苦笑。
終章の朱砂、白夜が初めて作ったケーキを食べたいのが大変分かりやすい笑。意外と機嫌を悪くしたり、拗ねたりするから良いよね!
自己紹介で朱砂が女性の身体で好きなところは首筋って言うんだけど、その理由が怖かった。いじめ甲斐があるって何!?!?(^_^;)
彼のことが少し心配になってきた笑。
❀ サブキャラ
柑南
オラソワをプレイする前から彼のことは聞いていたし、悪役だと検討をつけていた。璃空→時貞→縁→玄葉→ヒムカ→朱砂の順で攻略したけど、最初の璃空ルートでは正直あまり興味がなかったよね。
柑南のことを意識し始めたのは、時貞ルートで白夜が情報の対価を尋ねた時だよ!!
すると柑南はぐっと顔を寄せーーー
持っていた筆で私の顎を押し上げた。
「申し訳ありません、からかっただけです」 「貴方がとても……ーーー可愛らしいので」
↑は!?!?!?
いつも寝転がりながら乙女ゲームをプレイしているんだけど、思わず飛び起きたよ!!
やめてくれ、私はこういう思わせぶりな言動に弱いんだよ。乙女ゲームのサブキャラって攻略できないから、極力推したくないんや!
このシーンをきっかけに、柑南のことをとても警戒するようになったよね苦笑。この後に「僕にはもう……ーーー欲しい女性がいるのですよ」と言うけど、誰のことを指しているのかな??(^_^;)
時貞ルートはバドエンがヤバいと聞いていたんだけど、まさか〔世界が終わるまでの夢〕のことかな???(^_^;)
その、なんていうか、オラソワにこういうドロドロな展開があるとは思わなかったよ…。
正直、この結末を初めて見た時は意味が分からなかった。柑南は白夜を嫌っているはずなのに、まるで彼女のことを愛しているように見えたからさ…。
もし憎んでいるなら、薬でおかしくなった2人を傍から鑑賞しつつ、「馬鹿だな」とせせら笑っていれば良いじゃんね!
手記を読んで、ようやくこの結末の柑南の言動に納得がいったよ。
彼なりに彼女のことは好きだったみたい。白夜のことを憎んでいる=白夜のことを愛している。彼女の花婿には決してなれないから、刈稲を利用したのか。
だから「僕の代わりに彼女を愉しませて下さい」と言ったんだ。パリスを見た時も「白鼠は…やはり僕の元には来てくれないらしい」と呟いていたもんね。
ハピエンの場合、柑南は白夜に殺意を向けてくるよね。パリスと時貞がいなかったら、彼女は殺されていたと思う。
柑南は色層のせいで幼い頃から理不尽な目に遭ってきたのに、島を変えたいと思って行動している白夜たちの敵に回るのはもう諦めているからか。この世界に対して完全に失望していて、早く終わってほしいと本気で思っているんだよね…。
ヒムカルートも柑南がよく登場していたね!驚いた。彼の手記は時貞ルートで解放されたから、もうあまり活躍しないと勝手に思っていた苦笑。
奈落で柑南たちが現れた時は驚いた。あの月黄泉を殴って気絶させるなんてね…。
海浬から事前に白夜を触る時間をもらっていたと思うと草。スチルもあって嬉しかった!
こんなことをしていたせいで、ヒムカが間に合ってしまうんだけどね笑。
正直に言うと、晶にすることをためらっていた海浬に「さっさとオランピアを消せ」と柑南が急かしたのは腹が立った。
「いつか絶対にこの島を変えるから!」という白夜の言葉を彼は信じたそうだったから。大人として、そんな彼の気持ちに答えてあげたいじゃん!
ここまで書いてきたけど、私は柑南のことをまだ100%消化できていない気がする。
とても興味深いキャラだと思った。続編でぜひとも攻略キャラに昇格してほしいな!!
不能のまま白夜と付き合うのも面白そうだけど、彼女が役目を果たせないしね…。そうなるとアマテラスに頼むか、新薬の開発に期待するしかないのか??
月黄泉
白夜に対していつも優しくて大変良い。穏やかでゆっくりとしたあの話し方も好き。
朱砂は白夜の結婚相手として有力候補だったから、彼のルートは順風満帆に進むと思っていた。まさか月黄泉が立ちはだかるとは!!
彼女がゴネれば婚約を了承してくれると思ったのに、全然認めてくれないじゃん!
白夜を守りたいから鏡を隠したのに、彼女には月黄泉が自分の妨害をしているように見えるのよ。でもまぁ、あれは実際に邪魔だてをしていたか笑。彼が彼女のことを大切に想っているのは分かるんだけどね…。
〔片の月〕は驚いた!!まさか月黄泉とのバドエンがあると思わなかったわ!!
白夜1人だけのために、島民を巻き込んで世界を終わらせてしまう月黄泉のヤバさよ!!
イザナミを封じる時に力は使い果たしたみたいだけど、やっぱ人間は神様の月黄泉に到底敵わないわ。できることのスケールが人間と神様じゃ全然違うもん。彼の恐ろしさを改めて感じたよね。
でもまぁ、それだけ月黄泉は白夜を【赤】の朱砂に渡したくなかったんだろうな。彼女に対して愛が深いんだな…。
(Mytterで「白夜に対する愛が1番重いのは何気に月黄泉だったんじゃね?」と呟いていたけど、重いというより深いなのかな??
でもやっぱ重い気もする。彼女のために世界を滅ぼすのは流石にやり過ぎじゃない??
月黄泉にとって白夜は【白】の女性たちの中でも特異な存在だったようだし、アマテラスより彼女を優先してしまうし。うーん…。)
月黄泉はノーマークだったけど、この結末を読んでめっちゃ好きになったよね!!!(^_^)
オラソワの続編で攻略キャラに昇格したら大喜びするけど、なくても別に良いかな。彼は庇護者として白夜を愛でているポジションだからね。
(「僕はお前を傷つけない、汚さない」という発言があったけど、それが白夜に対する月黄泉なりの愛し方だったと思う。
だから攻略キャラになって彼女と交配するのは少し違う気がする。でも月黄泉→←白夜みたいな展開を続編で見てみたいんだよな…。)
道摩
白夜のことをどう思っているのか、共通ルートが終わってからずっと気になっていた。朱砂ルートまで分からないもんね。
白夜を抱き抱えて「人も、人の世も……決して、決して、神の玩具などではない」と道摩が叫ぶシーンは胸熱。ほんとに良かった!!
その後に2人がようやく和解をして、抱きしめ合っているのも嬉しかった。スチルもあって有り難いね。
その他
叉梗・大師
縁ルートのハピエンなんだけど、研究熱心な叉梗が白夜の採血だけで納得するかね??
〔女王蜂〕ではあんな酷い取引をしたのに。でもまぁ、大姉が上手く取り成してくれたと信じたい。
ヒムカルートをプレイしていた時に〔終焉の眠り姫〕で叉梗が柑南側についた理由が分からなかったけど、朱砂ルートでようやく理解したわ。この世界が終わってしまえば、大姉はもう苦しまずに済むもんね…。
カメリア
まじでかわいい。癒やしその①。
続編は白夜と一緒にいるスチルが見たいな!
パリス・だいふく・ジュリエット
まじでかわいい。癒やしその②。
時貞ルートでパリスが柑南の隙を突いてくれたシーンは助かった。ありがとう!
朱砂ルートでだいふくが死に水へ飛び込んでくれた時は驚いた。イケメンすぎないか!?
ジュリエットは声がとてもかわいくて好き!
慈眼様
落ち着いた声で好き。原色の中で話しかけにくい大師や道摩のことを考えると、慈眼様が【赤】の長で良かったと常々思う苦笑。
手記で「老いぼれの色恋話など若者にはつまらぬだろう」と書いていたけど、私はお聞きしたいですよ?
薙草
悪役だけど、どこか憎みきれない。嫌いじゃないよ。割と好きかもしれない笑。
続編でも白夜との結婚を諦めないでくれ。
明日羽
まじでかわいい。癒やしその③。
医者になる夢をぜひ叶えてほしいね。
刈稲
続編でも沙波は既に処刑されているのかな?せめて地上のお墓に刈稲が花を添えるのを許してあげてほしい。
海浬
正直に言うと、最初は苦手だった。だけどヒムカルートで【青】の岐浦殿に謝罪する様子や、白夜の説得で跋を躊躇う姿を見て、やるせない気持ちになったよね。
続編では1番報われてほしいというか、彼を幸せにしてあげたいというか…。これ以上、色層のせいで酷い目に遭ってほしくないわ。
❀ 白夜
見た目がまじでかわいいよね!
左下のフェイス表示にも感謝したい。表情がコロコロ変わるから、攻略キャラたちが白夜をからかう気持ちも分かる笑。
(おでこを出している乙女ゲームの女主人公ってあまりいないよね。珍しい。玄葉が自分のルートで「見事な額だから、つい」とキスしていたのは草だった。)
男性に免疫が全くなくて、初心なところはかわいかった。天供島を変えるために、行動を起こしていたところは好感をもった。
とても好きな女主人公だったので、どの攻略キャラのルートも満遍なく楽しめたよ!!
❀ 最後に
全体的な感想
日本のようで日本ではない、東西の文化が融合したオラソワの世界観が面白かった。また生まれ持った色で階級が決まる制度は残酷だけど、興味深いと思った。
白夜、攻略キャラ、サブキャラ、立ち絵のないネームドのキャラ…。登場人物全員が魅力的だった。
お互いに好意を抱くのは早いけど、しっかりと過程を経て結ばれるのが良かった。しかも魂の半身というロマンチックな設定も相まって、白夜と攻略キャラが初めてセッするシーンは萌えた。