足跡の少ないところ
「外国語への関心」がある人もいれば、ない人もいる。何かを喋るというとき、日本語だけで考えると、わだかまりができてしまわないだろうか。違う言語で話たり表現しようとするとき、複雑な表現やニュアンスを伝えることができない分、シンプルになってしまうので、かえってそれが考えを整理するのに役立つことがないだろうか。
木田元さんだったかもしれないが、言語を学ぶことは、マイナスがないと言った。増えることはあっても減ることがない。昨日の自分よりは何か成長している気がする。他の学びについても言えることかもしれない。
モチベーションの一つに、人と違うことをしている自覚がないだろうか。英語はみんなできるので、他のことをしなければ、一つ頭抜けることはできない。なかなか道は開けない。人が少なければ、自分が下手であることは、案外バレないかもしれない。
それとは本来少し違う意味だが思い出されるRobert Frostの詩。
Two roads diverged in a wood, and I—
I took the one less traveled by,
And that has made all the difference.
とはいってもフランス語話者もたくさんいるし、道のりはまだまだ遠い。
Skytree le matin
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