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ADHDの私が服薬を始めた話③

第三回目、いよいよ心療内科での話を書いていこうと思う。

私が心療内科に行ったのはつい一週間前の話。
以前、別の心療内科に罹ったが、町のクリニックで、ADHDなどはうちでは診れないと言われたのが記憶にあったため、今回は別のクリニックにした。

待つ事が苦手な私は当日予約できるクリニックをネットで探し、「ゆうメンタルクリニック」を当日の夕方で受診予約した。
「ゆうメンタルクリニック」はWEB問診をやっているので、予約後すぐにWEB問診を記入し、少し寝てから家を出た。

いざ訪れてみると、結構混んでた。
そして若い人の多い事。

予約してる旨を伝えたらすぐに診察室に呼ばれ、中年男性医師が自己紹介をした後、問診票に沿って淡々と会話を進めていく。
余計な会話は無いし、特に愛想もないけど私は全く気にならなかった。

私の話題の切り出しは、「気分の浮き沈みが激しくて…」というものだったが、医師は浮き沈みがどのくらいのスパンであるのかを聞いた後、WEB問診で入力した近親者の心療内科通院歴についてすぐに質問してきた。

「お姉さん、ADHDで鬱病なんですか?」

そう、実は私の姉はADHDで鬱病なのだ。

私が、「はい。」と答えると、医師は、

「お話を聞いていると、すてらさんもADHDである可能性が非常に高いと思います。」と私に告げた。

「衝撃的」と「驚き」という感情は相反するものでは無いと思うが、他人からハッキリとADHDである可能性を告げられた事に衝撃を受けた。
しかし、その事実に対しての驚きはさほどなかった。


続く

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