あなたはどのタイプ？4カラーで自己理解，自己認知を深める

はじめに

先日，会社の研修で自己分析などに関する研修を受けました．それがとても面白かったので共有させていただきます．
この研修では

• 自己理解

• 他者理解

を通して，より効果的に人と関わるようになろう．
ということを目的としたものでした．

人と関わるためのステップ

他者と効果的に関わるためのステップは下記の通りです．

1. 自分ついての探究と発見

2. 他者との違いを認めて受け入れる

3. どのように自分の関わり方を工夫すれば良いかを計画する

4. 学んだことを実際の行動にうつす

これらのステップの中でこの記事ではステップ1に焦点を当てて紹介していきます．

あなたの「態度」内向的？外向的？

態度とは，人の外的および内的軽々に対する反応の仕方を示します．
どちら寄りかを考えながら，自分の態度を発見してください．

• 内向　　　　　　　　↔︎　外向

• 静か　　　　　　　　↔︎　話好き

• 控えめ　　　　　　　↔︎　積極的に関わる

• 自分の内面に向かう　↔︎　自分の外に向かう

• 深さにフォーカス　　↔︎　広さにフォーカス

• 親密な関係　　　　　↔︎　社交的な関係

• 落ち着いた　　　　　↔︎　活発な

• 内省的　　　　　　　↔︎　行動的

• 思慮深い　　　　　　↔︎　単刀直入な

• 注意深い　　　　　　↔︎　大胆

よくわからないのもあるかもしれませんが，直感で回答していきましょう．
どちらでもない，という答えたあってもOKです．
どちらかといえば内向的か，外向的かがわかったかと思います．

あなたの「意思決定」思考？感情？

あなたは論理的思考を用いた意思決定を好む「思考の人」でしょうか？
それとも，主観的に評価し決定を下すことを好む「こころの人」でしょうか？

• 思考　　　　　　　　↔︎　感情

• 形式を重んじた　　　↔︎　形式ばらない

• 私情を交えない　　　↔︎　私的，個人的な

• 分析的　　　　　　　↔︎　非論理的

• 距離を置いて　　　　↔︎　深く関わって

• 客観的　　　　　　　↔︎　主観的

• 妥協のない　　　　　↔︎　柔軟な

• 競争的な　　　　　　↔︎　協調的な

• 明確な　　　　　　　↔︎　曖昧な

• タスクにフォーカス　↔︎　関係性にフォーカス

これであなたが「内向 or 感情 × 思考 or 感情」の4タイプのうちどのタイプかわかったでしょう．
どのタイプが良い悪い，ということはもちろんありません．
自分がどのタイプかを認識することが大事なのです．

4タイプをそれぞれ解説！

内向×思考

この組み合わせはタスク重視で，プレッシャーの下に置かれても穏やかに思慮深く，客観的でいるスタイルを保ちます．

• 物事を全体的に検証し

• 観察し

• 思考する

強固な能力があります．決断を下す場合には，証拠を吟味した後に論理的な結論を慎重に引き出します．

外向×思考

この組み合わせは外的な世界を組織し，

• 整えるための論理

• 理由

• 客観性

を提供します．
自分の外の世界にフォーカスし，外的な事象に素早く対応する能力があります．
行動を起こす際には，客観的なプロセスや論理的指針を用います．

内向×感情

この組み合わせは

• 内省

• 調和

• 見解

の一致を選ぶアプローチを生み出します．
内面的なフォーカスを重視し，主観的な体験や心の奥に秘めた個人的な信念に照らして，熟考を経た価値判断を行います．
モチベーションの源泉となるのは．主に価値や主義といった個人的な価値観になります．

外向×感情

この組み合わせは他者に対する社会性や配慮を行動志向や面白さと融合させることができます．
また，他者との関わりや巻き込むことに重点を置きます．
外的な事柄への対応はその人の価値や信念，関係性へのポジティブな欲求などによって同期づけられます．

自分を理解し，他者を理解する

皆さんはどのタイプでしたか？
4タイプにざっくりと分けただけなので，まだまだ粗いものですが，指針にはなります．
また，他者のタイプを想像するだけでも（この質問に答えていただければベストですが，）

• なぜあの人はそのような考え方をするのか

• あの人は何をされると嬉しいのか，嫌なのか

• あの人といい関係で仕事を進めていくにはどうすれば良いのか

などを考えることができます．

さいごに

ただの自己分析とばかにせず真剣に取り組んでみると，自分の知らなかった自分や，なぜあの人とはうまくいかなかったのかを知れます．
ぜひ人間関係の向上に役立ててください．