入社初日を思い返して
はじめに
新年度がスタートしましたね.
年度の区切りとして,自分が社会人となった日のことを思い出して,記事を書いてみようと思います.
同期とご対面
4月1日,少し緊張しながら,集合場所へ向かいました.
同期は10人もいなかったのですぐに全員の顔を見ることができました.
みんな意中の会社で働けることに,目をキラキラさせて希望に満ち溢れている.そんな印象を受けました.
かくいう自分は,
「あ〜これから奴隷人生の始まりか」とネガティブな気持ちと
「20代のうちにたくさん稼いで自由になろう」と意気込むポジティブな気持ち
両方を持ち合わせていました.
私がこの会社に決めた理由は,
給与水準が高い 80%
海外へ出張に行く機会が多い 20%
この2つ.
ほぼお金で選びました.
同期のみんなも大体同じような感じだったと思います.
新入社員自己紹介
出社初日に,事前に準備してきた自己紹介をする時間がありました.
内容は各自フリーだったので,私は将来の夢というスライドの用意していました.
そこには「お金と時間の自由を手に入れること」という,なんとも胡散臭いことを書きました.笑
見に来て下さっていた先輩社員の方の,半笑いの顔を今でも覚えています.
そりゃ,「社会に出て働いたことのない若造が何をぬかしとんねん」て感じですよね.
ですが,この気持ちは今でも全く変わっていないどころか,より強くなっています.
それは働き始めてから感じる不自由によるものでした.
会社員生活が始まって
会社員生活がスタートして最初の1ヶ月は全体研修期間でした.
そして研修が終わると,部署配属となり仕事がスタートしていくうちに,
毎日拘束される不自由
スケジュールを自分で決められない不自由
生殺与奪の権を握られていること
これらを強く感じました.
特に大学院生活の2年間は,
何時に起きて,今日何するか
土日に研究をするか否か
これからの人生をどう描くのか
全てが自分次第で,ものすごく充実感がありました.
もちろん会社員という道を選んだのは紛れもなく自分です.
ですが,大学院生活と会社員生活のギャップは大きく,息苦しさを覚えていることも事実です.
学生時代に
リベラルアーツ大学の書籍,Youtube
三菱サリーマンさんのブログ,書籍
こびと株さんのブログ
などから影響を受け,「経済的に自由になることが自分にもできる」と気づきました.
その中で,いざ様々なものに縛られた生き方をすると,理想と現実のギャップにとても苦しみます.
歓迎会で教えてもらった夢
当時はコロナ渦中だったので,大人数での飲み会はできず,少人数で歓迎会をしていただきました.
その中で,特に印象に残っている言葉があります.
私の会社は出張が多いので,飛行機を会社のお金で利用することが多い.
でも,マイルは自分のものになるから,マイルが貯まれば色々なところにいける.という話をしている時でした.
⚪︎⚪︎さんはビジネスクラスにアップグレードして旅行している
家族分の旅行がマイルで補えた.
などなど,いろいろと教えていただきました.
そして先輩が「どう,夢あるでしょ?」と仰ったのです.
この言葉が私の中で,強烈に違和感を覚えるものでした.
もちろんその先輩は,その言葉に深い意味を持たせるつもりは無かったと思います.
ですが,
夢,という言葉を使ったこと
夢とは何なのか
これが帰り道頭から離れませんでした.
なぜここで夢という言葉を使ったのだろう.
それって夢なのか?
夢のスケールどうなってるの?
夢の方向性どうなっているの?
会社員としての人生の長さに比例して,夢は小さくなるの?
大変失礼な部分もありますが,自分が自己紹介で発表した夢を達成しようと,より強く決心した瞬間でもありました.
この歓迎会のおかげで,自分の夢を内省する大変良い機会をいただきました.
今振り返って,四隅大輔さんの「Live small, dream big.」という言葉が自分にはしっくりきます.
普段はミニマムに暮らすけど,
夢は大きく持ち,描きたい.
そんなふうに生きていきます.
さいごに
ただの自分語りになってしまいました.
会社員としての生活が長くなってくると,自分の目標からぶれてしまいがちです.
自分の原点を忘れず,方向性再確認する良い機会となりました.
ありがとうございました!
では,また🤚
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