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甘党なのにチョコレートが減らない
思考力のおとろえが著しい。
これ、最近の重大な悩みの一つです。
頭の中に思い描いていることを全然アウトプットしていないうちに
色々困ったことになってきました。
考えを言語化できない。ただ箇条書きのようにしか羅列できなくて、点と点をつなげて論理的に考えを構築することができなくなっている気がする。
そんな焦りばかりが募る日々のなか、でもダラダラとスマホを眺めているだけの夜を過ごし、不毛を感じる毎日。
なんとも、非生産的で、虚無です。
いきなり、すごく後ろ向きなことを書いていますが
だからこそ、なんでもない日常を描写する訓練をしていかなければならないと思いました。
あと、このとき、こんなこと考えてたのだとか
そういうことも、書いておかなければ流れて消えていきますね。
書き留めておく練習をしたいとおもって、
久しぶりにまたnoteをひらきました。
あんまり人に見せるようなものではない、とも思うのですが
手書きよりも、
パソコンの方が、早くかけて、書きやすくて
推敲もしやすくて、やはりいいですね。
そして、メモ帳などのデータよりも、
こうしたブログサービスのほうが、記事を作りやすく、一覧化しやすく
モチベーションにもつながるので。
手っ取り早く、とりあえず書くかー!として、開いてしまうのがnoteです。
(新しいブログを開設しても、どうせ続かないという自信のなさと)
(毎回、生まれ変わりたいと思って、新しいブログを開設したくなるけど続かないとわかっているので理性で思いとどまっている)
前座が長すぎますが、リハビリのために徒然書きます。
さて、今我が家には頂き物のお菓子が山のようにあります。
リンツのチョコレートが先日まで山のようにありまして
持て余しすぎて賞味期限が過ぎてしまい、
実家の妹が食べるというのでどっさり寄付しました。
あと、ブランド菓子店のクッキーなどがどっさり。
ヨックモックのシガールとか、ゴーフルとか。
いやー、一つ一つは本当に美味しくて、大好きなのですが、
正直なところ、全然食べられない。全然減らない。
最近気付きつつあることの一つに
わたし、チョコレートがあまり得意ではないようだ、というのがあります。
決して嫌いではない。まずいとも思っていない。美味しいと思う。
が、全然たくさん食べられない。ひとくちで良い。
チョコレートの甘さがあまり得意ではないのかな、というのが最近の結論。
甘いものが大好きな、甘党を自覚しているのですが
どうやらチョコレートの深い甘味は好みではないようです。
アイスクリームなら、チョコよりもバニラが良いし
洋菓子と和菓子なら和菓子であんこが良いし
きっと、甘いもののなかでも一定のこだわりがあるようです。
チョコレートのなかでは
茶色いチョコよりもいちごチョコレート、ホワイトチョコレートのほうが
好きです。
ん?そうするともしかして、カカオの問題?
あれ?ホワイトチョコレートに、カカオって含まれていないの?白いよね。
と突然謎がでてきたので、ググってみました。
ホワイトチョコレートはカカオ豆からとれる「ココアバター」が主原料となっていて、カカオ豆からとれる「カカオニブ」が含まれていないとのこと。
え、「カカオニブ」って何?
そもそもカカオ豆は、「カカオフルーツ」という果実の種子で
カカオフルーツ(カカオポッドともよばれる)のなかに、果肉(カカオパルプ)と種子(カカオビーンズ)が入っている。
その果肉と種子を一緒に発酵・乾燥させることで、カカオ豆となる。
そのカカオ豆をローストして、細かく砕いたものが「カカオニブ」。
え?果肉と種子を一緒に発酵・乾燥ってどういうこよ?
種子はなんとなくわかるけど、果肉(カカオパルプ)って何?
なるほど、種子を覆う白い部分はヌルヌルしていてまさに実の部分なのね。
ちょっと、生の果実も食べてみたくなってきました。
ん?で、結局ココアバターはどの部分から取れるものなのかしら?
つまりカカオフルーツからとれた、果肉(カカオパルプ)と種子(カカオビーンズ)を発酵・乾燥させ、ロースト・粉砕して作った「カカオニブ」をペースト状にした「カカオマス」を圧搾して得られた油脂分が「ココアバター」。油脂分以外が「ココアケーキ」でそれを乾燥粉砕することでできるのが「ココアパウダー」
突然の調べ学習にお付き合いいただきありがとうございました。
「カカオ豆」と一言で済ませられない知識の泉がそこにはありました・・。
結局のところ、私が得意としない茶色いチョコレートというのは
カカオ豆の油脂分以外にもいろいろな栄養がいっぱい含まれたカカオニブ(カカオマス)から作られたものだったのだな、ということですね。
つまり、ホワイトチョコレートを好んで食べる私は
カカオフルーツが本来持つスーパーフード的栄養素を自ら拒否しているということなのですね。油脂分だけ好き、と。
お肉も脂身が一番美味しいよね。
そういえば昔はチョコレートは薬にもなったと言われていましたね。
そう考えると、茶色いチョコレートを食べる気になってきたか。
効能がすごいぞ。
「頭を覚醒させ、活力を生み出す効果」だそうですよ。
今の私に必要な栄養だ。
ま、嗜好品としては、私の嗜好にはあいませんが
サプリメントとして食べる価値はあるのかもしれない。
家に山ほどあるお菓子には、チョコレート味のクッキーも山ほどあります。
チョコレート味のクッキーとかになるともうそれはチョコレートではなくクッキーではないか。それを食べることには、チョコレートの効能とかいう前に、クッキーが孕むカロリーの問題があるのではないか。
とりあえず、甘いものばかり食べ続けていると
太りますし、糖尿病になる恐れもある。
チョコレートの甘みや、もしかすると洋菓子の甘味、砂糖の甘味が
私の食欲にブレーキをかけているのだとすれば
食べ出したら止まらないとか、食べ過ぎてしまうということが
ひとまず起きていないということに感謝しよう。
甘党なのに、なぜかたくさん食べられない自分にありがとう。
チョコレートは用法容量を守って、栄養として摂取できれば良い。
クッキーは、カロリー摂取のためにきっと活躍してくれる。
山のようにあるお菓子はいつも、
小腹が空いた時、おやつ・デザートに、
そして寝坊した日の朝ごはんになり、
私の血となり肉となり贅肉となっている。
いつも私に山のようにお菓子をくれる方々に感謝しながら
今日も山のように積み上がった、一向に片付かないお菓子を眺めながら
想像される甘さにちょっと胸焼けしているのです。
甘党だけど、正直、砂糖よりも塩がほしい。
学生時代に読んだ『砂糖の世界史』を近いうちに再読したいと思います。
『チョコレートの世界史』という本も出ているのですね。
併せて読みたいです。