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グランドニッコー淡路 GRAND NIKKO AWAJIのバリアフリールームに泊まってきました。


バリアフリールームの予約


先日車いすを使う家族を連れて、4人でグランドニッコー淡路 GRAND NIKKO AWAJIに宿泊をしてきました。
お部屋はバリアフリールームと隣室の2部屋で、コネクティングルームをお願いしました。

電話で問い合わせをした際、バリアフリールームでコネクティングルームになる部屋は、合計2部屋あるとのことでした。

お部屋の希望は 海がよく見える側の少し広めのラグジュアリールームタイプでしたが、残念ながらバリアフリールームは淡路島 国営明石海峡公園のデラックスルームタイプのみでした。

またバリアフリールームと隣接のコネクティングルームの予約には、室料のほかに予約料金がかかりました。確か1100円?だったように思います。

グランドニッコー淡路を選んだ理由

実は今回の宿泊の1年前にこのホテルに泊まりました。その時 若いスタッフ数名の方が 車いすの方へとても優しい声かけや対応をしておられ、必要なことをサッとさりげなくやってらっしゃいました。何がと言って一つ一つ上げることもないですが、車いすの方が動きやすく、また介助者にもやりやすいように動いてらっしゃいました。

若いスタッフ複数の方がそのようにしている光景を見たので、若い方がそれができるということはベテランの方はもちろんされるでしょうし、ホテル全体が宿泊客それぞれが良い滞在になるようにという気持ちなんだと思いました。

車いすの不便さはある程度分かっているつもりでしたが、実際に車いすの介助をし始めてから、予想していなかった不便さがとても多いとに気づきました。
もちろん助けてくれる人も多いですが、時に周りの厳しさがあったり、周りから受ける配慮に躊躇してしまうことがあったり。
そして道も施設も車いすには厳しいことが多いことを知りました。

できるだけ人に頼らなくて大丈夫な状態にしていたいと思いますので、いろんなことを先回りして考えて、工夫する習慣ができています。

にもかかわらず、一年前に見たグランドニッコー淡路のスタッフの方の姿勢(先回りして動きやすいように対応してくれる)がとても信頼できたので、車いすを利用する家族を連れて行くなら「まずこのホテルから」と思っていました。

ホテルに着いてから

チェックイン時間は15時でしたが、渋滞を予想して早めに出発したら 13時過ぎに到着してしまいました。しかしお部屋はもう準備ができているとのことで、早めに部屋に入れていただきました。車いすに限らず、高齢者や乳児が一緒の旅などは このような対応をしていただけると本当に助かりますね。

車いす用の駐車スペースは、数か所あったということは1年前に調べていました。
もうすでに使用されていたら、先に玄関で家族を降ろした後、遠くに停めに行くつもりで、車いすスペースの空き状況をホテルの玄関先で伺ったらすぐに調べてくださり、案内も完ぺきでした。

思っていた通り、グランドニッコー淡路は車いすや介助の必要な人に優しいです。玄関でのスタッフとのやり取りから、今回の旅はいい感じになりそうという予感がありました。

バリアフリールーム

10階のお部屋に案内していただきました。エレベーターを降りてすぐのお部屋です。まだまだ他のお部屋は清掃中だったので、バリアフリーのお部屋を先に整えてくださっていたのが、なおさらありがたく感じました。

デラックスルームのお部屋

デラックスルームのお部屋は42㎡で、車いすもゆったりと使えます。お隣のお部屋は普通のデラックスルームで一見同じですが、クローゼットを開けるとハンガーをかけるところはかなり低い位置です。車いすでも届く高さになっています。

写真ではわかりづらいですが、かなり低い位置にありました。

続いてバスルームにはシャワーチェアが置いてあり、人に寄るかもしれませんが、我が家では使いやすいシャワールームでした。

ホテルでの夕食・朝食

夕食は日本料理「あわみ」でいただきました。食事の途中から、食事がしやすいように、カトラリーやグラスを使いやすい側に置いて下さる配慮がうれしかったです。

鱧炭火焼き会席をいただきました。

テーブル席も他の方の出入りの邪魔になりにくい場所だったので、気楽に食事ができました。
朝食はビュッフェでしたが、以前このホテルに宿泊した際、かなり混んでいるのを見たので、ルームサービスをお願いすることにしていました。

プラス料金でルームサービスをお願いできるのはとてもありがたいです。
和食も洋食も選べるので、ゆっくりと朝食をいただきたい時はルームサービスがおススメです。

洋食はパンがとても美味しかったです

車いす介助の旅の感想

車いすを使う本人も介助する家族も、旅行するには色々なハードルがあります。ある程度予測していましたが、実際に体験しないとわからなかったことも多いです。
旅程を考えたとき、温泉のある旅館も候補に挙がりましたが、土日など人の混雑する時期は、周りに迷惑をかけないことを考えるとゆっくりするというより介助者がつかれるように思いました。

今回は初めての介助旅行なので、「美味しいものを食べて、美しい景色を見てみんなで楽しく過ごす」・・・がテーマの旅行です。そうなるとホテルがとても使いやすいように思いました。

フラットな場所が多く、部屋から外に出やすいこと、受けたいサービスを選べるホテルは介助初心者には楽でした。
一度やってみると、何とか次も容易くできそうな気がして、旅行先の夢が広がります。

誰にとっても旅行は楽しく思い出深いものです。また近いうちにみんなで楽しく良い旅ができるように考えていきたいと思います。




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