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第五回WBCの予選について情報

本来なら今年の春に行われていた第五回WBC。
現在唯一のメジャーリーガーが多く出場する国際大会であるWBCはこれまで4回開催され、大会を重ねるごとに多く国で注目が高まっているともあり、楽しみにしていた方も多いのではないでしょうか。

ですがご存知の通りあのウイルスにより大会は2023年への延期が予想されています。そんな第五回WBCの予選について書いていきたいと思います。

◼️そもそもWBCの予選とは?
現在、サッカーの日本代表は来年のカタールW杯に向けて予選を戦っています。ですが侍ジャパンはこれまで、WBCに向けて前年などに予選を戦っていたことはあったでしょうか?そんな記憶ない気が、、、

実は侍ジャパンはWBCの予選を戦ったことはありません。じゃあWBCは予選なくても出れる大会なの?と思うかもしれませんが、実はそうでなく予選もちゃんと行われています。

現在のWBCは前回大会で一定以上の成績を残したら次回大会で予選が免除になります。箱根駅伝のシード権に似ているでしょうか。そして日本は毎大会で好成績を残しているため、これまで予選が免除になっているのです。

◼️2020年春に予定される予定だったWBC予選

第五回WBCは大きな変革があり、これまで「16」だった本大会の出場枠「20」に増えます。その20か国の詳細は、
①前回出場した16か国は自動で次回大会も出場
②残りの4枠を巡り予選

という形です。①はこれまでとイレギュラーですね。

この予選は本来なら2020年春に開催予定でしたが、コロナで開催前日になって延期に。その延期になった予選は、以下の12か国がアメリカに集まり行われる予定でした。
フィリピン
パキスタン
ニュージーランド
スペイン
ドイツ
チェコ
イギリス
フランス
南アフリカ
パナマ
ニカラグア
ブラジル

※もちろん野球が行われいる国は他にも多くあるのですが、野球の普及度や他の国際大会の結果から、主催者(MLB)がこの12か国を選出しています。

この12か国が2グループに分かれて予選を行い、両グループの上位2か国が本大会の出場権を掴む、これが予定されていました。

◼️延期になったWBC予選はどうなるのか
では延期になってこの予選はどうなるのか。詳細は公式にまだ発表されていないのですが、2つの報道を発見しました。

ニカラグアメディアの情報

2022年の第一四半期(1~3月)に開催されるとの報道。また2020年春に予定されていたのとは異なり、今回はアメリカ以外の国で行われると予想されます。

※2022年1月追記

その予選ですが、開催地がメキシコとの報道が。

チェコ代表についての情報

https://milujeme-baseball.cz/2021/12/cesko-ceka-pristi-rok-kvalifikace-na-world-baseball-classic/

こちらの記事ではチェコ代表の動向について記載がされています。予選ラウンドの1つはドイツのレーゲンスブルクで開催され、そこでチェコを含む欧州の国々が固められ予選を戦うという報道です。こちらには開催時期が来年の9月下旬という記載もあります。
※2021/12追記
チェコ野球協会の公式も9/14~9/20にてレーゲンスブルク開催と発表しました。

◼️予想される予選のフォーマット
ここからは完全に私の予測になります。
あくまで
○上記2つの報道が本当
○出場国と予選形式は延期前のと同様

という前提で考えてみます。

では出場12か国を2つのグループに分けてみます。まずチェコ代表についての報道で欧州の国はドイツで行われるラウンドに集められるとありました。その前提でドイツ/チェコ/スペイン/イギリス/フランス、そして欧州に移動しやすい南アフリカがこのラウンドに割り当てられると予想します。
となればもう一つのグループはパナマ/ブラジル/ニカラグア/フィリピン/パキスタン/ニュージーランドとなります。開催地は記事の通りメキシコと予想。

これらをまとめ、予想される予選のフォーマット
▼予選グループA(2022年3月開催)
※開催国 メキシコ
パナマ
ニカラグア
ブラジル
フィリピン
パキスタン
ニュージーランド
▼予選グループB(2022年9月開催)
※開催国 ドイツ
ドイツ
スペイン
チェコ
イギリス
フランス
南アフリカ
→それぞれ上位2か国が本大会へ

◼️予選を突破してきそうな国
最後に、予選を勝ち抜き本大会に出てきそうな国を上げていきます。

まず最も強いと思われるのはパナマ。元ヤンキースのM.リベラなど排出した伝統国であり、本来は予選にいたらいけない国です。
次に強そうなのがメジャーリーガーも排出するニカラグア、ブラジルか。そもそもブラジルは2013年のWBC本大会には出場し侍ジャパンも苦戦させた相手。
そして欧州勢で最も強いのはスペインかと思われます。これらを追うなのが欧州の強豪チェコ、帰化選手を多く取り入れるイギリスでしょうか。

今挙げた6か国をWBCで侍ジャパンと対戦した国と比較すると、全体的に中国以上オーストラリア以下といったところでしょうか。いやパナマはオーストラリアより強いかもしれない。

◼️最後に
というわけで、今後も何かWBC予選について情報があればツイッターで発信していきたいと思います。WBC予選はMLB公式サイトで見れ、普段は見れないような国の野球が見れる機会。野球好きの方々はぜひ楽しみしてほしいです。

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