871ンスタライブ #017（w/岩崎慧くん）
#871ンスタライブ #017
2020年12月25日(金)
テキスト：宙組
主催：柳井貢(以下：871)
ゲスト：岩崎慧(以下：岩崎)
(871) こんばんは。Twitterで、岩崎慧くんが作ってくれた『えんとつ町のプペル』のカバー楽曲をツイートしたんだけど皆さん見てくれたかなぁ。これも過去に色々あったので、その話もしようと思ってるんですけれども、良ければ是非、カバー楽曲聴いてください！
僕のSNSを見てくれてる人は、僕がキングコングの西野亮廣さんをフォローしてることを知ってる方も多いと思うんですけど、(西野さんが脚本の)映画『えんとつ町のプペル』が今日公開になって。YouTubeとかも色々出てくるので、興味の持てる範囲でチェックしてもらえると嬉しいなと思います。映画は、僕がただただ好きでファンっていうだけなので、何も関係はしてないですね。
｢何も知らずに主題歌かと思って聴いてたんですが、カバーなんですか？｣
主題歌のカバーです。主題歌はロザリーナさんが歌ってて、ロザリーナさんとはオーラルで客演で参加してもらったりもしてるので、そのあたりもちょっと面白いなと思います。慧くん呼びます！
(岩崎) こんばんは〜！
(871) こんばんは！今日とりあえず話さなあかんのは、『えんとつ町のプペル』のカバーについてやな。
(岩崎) そうですね。あれ結構前にやってたやつじゃないですか。
(871) 思いついて、こんなんやってみない？って声掛けたのは4月とかかもね。
(岩崎) 色々あったなぁ〜…あれも。
(871) どの順番で何の話すんのがいいんやろ。慧ちゃんとの思い出話しよか！まず。
二人の出逢いについて
(岩崎) 1番最初の話を時系列で言うと、俺の記憶では柳井さんは確か『cutman-booche』(以下：カットマン)のマネージャーをやってて、カットマンと『セカイイチ』で対バンした時が最初だと思うんですよ。だから僕はその前の(柳井さんが)club STOMPの店長やってた時は知らないんですよね。
(871) そうやと思う。俺もカットマンやり始めて、セカイイチっていうものすごい売れそうなバンドがいるって聞いて（笑）レコード会社がもう5社だか7社だか争奪戦するようなバンドって（笑）
(岩崎) ははは（笑）謎にあの時だけありましたね（笑）その時がclub STOMPの時ですか？
(871) いや、もうカットマンやってた。(セカイイチはその時)TOY'S FACTORYで活動してて。でも活動したてのバンドプロフィールって、そういうのがまだ付いて回るやん？それぐらいの時に知って、代官山UNITでツーマンとかだったかなぁ。イベンター伝いにオファーさせてもらって。その時カットマンのメンバーとは知り合いやったんやっけ？
(岩崎) めちゃくちゃ知り合い、ではなかったかもです。
(871) 当時、藤山くんっていうマネージャーいたやん。その藤山くんに俺がすっごい説教してた記憶がある（笑）マネージャー仲間として｢もっとこうやりーや｣みたいな。勝手にアドバイスする鬱陶しい同期、みたいな（笑）
(岩崎) ははは（笑）でもそれ、めちゃくちゃ覚えてるよ（笑）よく言ってたし、よく飲んだりもしてたし。カットマンが始まって、中盤くらいに凄い仲良くなったんですよね。柳井くんと藤山くんでマネージャー同士もめちゃくちゃ仲良くなってて、僕らは僕らでメンバー同士でめちゃくちゃ仲良くて、カットマンのアレンジを1回やらしてもらったんよね。
(871) そうそう！2曲アレンジとプロデュース的なことをやってもらって。
(岩崎) アレンジキャリアとかなかった時やったから。
(871) 慧ちゃんとやりたいって言いだしたのウリョン(cutman-booche・Vo/Gt)だった気がするけどな。で、ウリョンと慧ちゃんで弾き語りのイベントをやろうって言って、月一ぐらいのペースでやってたよね。
(岩崎) うんうん。あと、一個強烈に覚えてる話があるんですけど、ウリョンとかと一緒にやってた時期を経て、僕が大阪でライブがあった時に、柳井さんも大阪にたまたま来てて、「紹介したい子がおんねん、若いバンドやねんけど」って僕に紹介してくれた人がいるんですよ。
(871) 全然覚えてない！
(岩崎) 覚えてないっしょ。それが『THE ORAL CIGARETTES』(以下：オーラル)の拓也やったんすよ。
(871) あ、ほんまに！
(岩崎) そう。凄い元気な子が来たと思って、その時はご挨拶ぐらいで終わったんすけど、その後僕らが大阪でセカイイチと『FoZZtone』ってバンドとやらせてもらう時に、オーラルにも出てもらったじゃないっすか。あの日のライブは結構覚えてますね。未だにメンバーの中でも結構話になります。『大魔王参上』って曲あるでしょ？あれがずっと耳にこびり付いてて（笑）
(871) ははは（笑）『大魔王参上』はちょっとビビるよね。
(岩崎) ビックリした！時代変わったと思ったんすよ（笑）大魔王参上、って言って良いんや！って（笑）
(871) あれは凄い絶妙なラインを突くなあ、と思うよね。
(岩崎) なかなかいなかったんじゃないすか？ああいうラインをやってる人って。
(871) そういうのばっかり、みたいな人はいると思うねん。でもそこがメインの人達じゃないから…
(岩崎) 分かります。だから一種の飛び道具的な感じじゃないすか。でもそれをやれる強さに結構ビックリしたんすよね。
(871) せやねん。なんか、QUATTROくらいにいくまでってまあまあ大変やん。
(岩崎) そうっすね。QUATTRO、恵比寿LIQUIDROOMあたりにいくまでは結構大変ですからね。
(871) 勿論、面白さ・キャッチーさみたいな部分がそこまでなくても勝負できたと思うけど、きっかけは多い方がいいやん。関西人やしノリ良いし。ふざけられるパーソナルな部分×カッコイイ、みたいな。ここ10年くらいジャニーズもコントやってカツラ被って、みたいなのもあるし。設定さえ作っちゃえばそういうキャラクターも出せるみたいな。『大魔王参上』がネタなのかどうかみたいなのは俺も語られへんとこあるけど。
でもそこの定義って言語化出来ひんとこあるやん。岡崎体育くん捕まえて、｢お前はふざけてるやろ｣って言ったとしても、なぁ。真面目にふざけてるんです、みたいなね（笑）
(岩崎) はは（笑）確かに確かに。それはナンセンス過ぎる質問やもんね。
(871) だからそこはAかBか？っていう話ではないよな。っていう前提でその絶妙なところをやる勇気もあると思うしね。
(岩崎) 勇気は感じたなあ。ビックリしたっていうか、時代変わった！って思った。こういうのをガンガンやっていく時代なんやって思って。"令和"っていう(新しい時代を)最初に見出した人ちゃうかな（笑）
最近はオーラルに会ってないから何とも言えんけど、すっかりスターバンドになられたんで。僕からは何も言うことは無いですね。
(871) あの人達も凄いね。あの人達は凄いけど、俺はラッキーや。
(岩崎) しっかし柳井さんめっちゃくちゃバンド抱えてるよね。
(871) 6組！
(岩崎) 6組！（笑）
(871) また増えるかも。奇妙礼太郎さんも担当してる時は7組やったんやけど、奇妙さん独立されて6組になって、年明けたら増えるかもしれん。
(岩崎) 凄いねー。『THE ORAL CIGARETTES』と『LAMP IN TERREN』と『Saucy Dog』(以下：サウシー)と…
(871) あと『ユレニワ』とHIP LAND MUSICの方で『bonobos』と『DENIMS』。
(岩崎) ひぇ〜大変やな。会社2つやってるような気分でしょ。
(871) でも全部を1人でやってる訳じゃないから。楽器運ぶことなんてなくなったもんね。それが良いのか悪いのか分からへんけど。
(岩崎) そうであってほしいけどね。その年齢になってきたら。
(871) 1回、自分を褒めてもらう時間になってしまうねんけど、慧ちゃんが俺に｢マネージャーやってほしいわ〜！｣って言うてくれてたのは、自分にとっては自信になったというか、そう言ってくれる人がミュージシャンでいたっていうのは、頑張ろうって思えた。まあ結局(セカイイチのマネージャーは)やらへんかったけど…。
(岩崎) やって欲しかったよ。しかも当時藤山くんがいる目の前で言ってたからね（笑）飲んでて、確か藤山くんが隣でほぼ潰れてる状態の時。でも本当にずっと思ってた。カットマンのマネージメントぶりを見てる時から「この人絶対やばいやろな」みたいな。成功のビジョンが見える人なんやろなって思ってた。
(871) そんな崇高なものやないけど、ありがとうございます。
(岩崎) でも実際それを体現してたじゃない。オーラルとかLAMP IN TERRENもそうやし、それこそサウシーもそうやし。(上に)行かせてますやん！
(871) いやいや。最近はサウシーのレコーディングなり制作を、慧ちゃんにやってもらったっていうのが、ものすごい自分はもう…気持ちいい。
楽曲のディレクションを担う岩崎慧さんから見たSaucy Dog
(岩崎) ははは（笑）！嬉しいよ！
(871) これからもお互い頑張っていくけど、サウシーがデビューして事務所ついてから武道館まで全タイトルのサウンドプロデュースというかディレクションをしてもらってね。慧ちゃんが「マネージャーやってほしい」って言ってくれてたし、凄い才能あると俺は思ってたから、なんかどっかで…ってずっと思ってた中でサウシーでやるっていうのと、カットマンで色々とアレンジしてもらってたのが結びついて。慧ちゃんがやってくれてサウシーが成功したらむっちゃ良いんちゃうか？って思ったら、今のところその読みが当たってるっていう。
(岩崎) いや凄いよね！ホンマに！（笑）柳井くんも凄いし、サウシーもすごいと思うし。僕は全然、貢献出来てるとは思えてないけど、皆すげえ！って思った。ここまで行くんや！って思って見てたよ。武道館までの道をね。
(871) でもここ2人で喋るとさ、ちょっとメンバー置き去りになっちゃうけど、サウシーのメンバーが頑張ったっていうのが一番でかいし。
(岩崎) ほんまにそれ。
(871) 俺が嬉しかったのは、もともとあの子らは、俺がセカイイチのことを紹介してたから知ってたし、それもあったから紹介しやすかったってのもあってんけど、｢ずっと慧ちゃんとやってね｣っていうのはこっちが言うもんじゃないから、｢やってみて、一緒にやっていきたいと思えたらこの先も一緒にやれたらいいよねー｣くらいで話してて。でも本人達がそのあとも｢慧さんとやりたいやりたい｣って。それは良かった。
(岩崎) 名古屋のCLUB UPSETで1回一緒にライブしたからね。それが僕、最初のサウシーだったな。で、柳井くんがその時に｢慧ちゃんに話したいことあんねん｣って言ってくれて。
(871) CLUB UPSETの畳の楽屋で、(石原)慎也(Saucy Dog・Gt/Vo)がギターの何かを慧ちゃんとやってたのはすごい覚えてる。
(岩崎) やってたねぇ。あれが今も慎也とずっと続いてる感じよ（笑）
(871) 慧ちゃんからみて慎也はどうなん？
(岩崎) 慎也は…なんて言うかな。めちゃくちゃ素直なスポンジなんやけど、超頑固な汚れを思いっきり落とすこと、を凄い狙いたい人っていうか。頑固な汚れを落として自分が完成するんだっていうタイプの人なんかなって僕は思ってるんかな。
(871) めっちゃ抽象的な例えやな。
(岩崎) ははは（笑）もうちょっと分かりやすく言おうか。まあ彼自身が頑固でもあるかな。
(871) 彼、頑固やと思うな。ちょっとプロモーションの戦略めいたことだったり、｢俺はこういう風に考えたり、経験値上こういうケースってあると思うよ｣っていうことは全然素直に聞いてくれるけど、「この曲はこういうMVにしたい！」とか、その辺が慎也の中で決まってる時はブレないし、あんまり議論の余地ないことも、あるかな。毎回じゃないけど。
(岩崎) うんうん。めっちゃわかる。慎ちゃんは慎ちゃんで吸収したくて、色んなことを自分でやりたいって思ってると思うし、それは是非やるべきだ！って思うし。でも僕が、どーしても慎ちゃんと同じような、近しい生き方をしてきたからわかるのが、吸収してから自分のものにしよう、みたいなことをもうちょっと上手く出来てもいいかな、とも思う。
(871) でも全然若いからな、まだ。
(岩崎) めちゃくちゃ若いし、突っ走っていってほしいと思う。
(871) どっちが（優れてる）とかじゃないけど、多分慧ちゃんは｢鬼退治行くなら猿とか犬とかも良いねんけど、この刀持っていき？｣みたいな感じ。俺は｢あ、鬼ヶ島行くの？1回行って戦って負けてどれくらい強いか確かめてきてから帰ってき｣みたいな感じ。
(岩崎) あ〜なるほどね。
(871) 数々のアーティストのマネジメントとして関われば関わるほど、ミュージシャンが渡ろうとしてる橋を先に叩くってことはあんまりしなくなっていくね。やっぱ。
(岩崎) そうやんなぁ。僕もー…あんまり、慎也は慎也の道があるからこっちから深く言うみたいなことはそんなに最近出来てなかったなぁと思いつつも、そろそろ1回話さなあかんかもって思って、この間自分が思ってる事と慎ちゃんが思ってる事のすり合わせをしてね。
(871) 久々に腹割って話したのね。
(岩崎) そうそう。凄い理解できる部分のことが多かったから、頑張れ！やろう！一緒に！手伝う！っていうことを確認し合ったっていう感じかな。
(871) それは俺としても嬉しい。皆忙しくなってくからさ、コロナ関係なくても慎也と久しく飲んでないな。
(岩崎) 柳井くん忙しそうやもん。
(871) コロナのせいもあんねんけど、議題がハッキリしてない飲み会に行かなくなった。明確に"この仕事をしてる"って相手は勿論それでいいねんけど、一緒に仕事してなくても、今日は最近のこういうことについて話すんやな、っていうのが見えてない人となんとなく飲むっていうのはやらなくなったな。
(岩崎) 我々が若い頃のような感じね。
(871) 20代〜30代前半はとりあえず飲みに行くのも仕事や、くらいに思ってたからな。
(岩崎) 俺もそうやった。
(871) どっちが正解ってこともないとは思うねんけどね。もしかしたらまた最近ダラダラ飲んでるなぁ〜って時も来るかもしらんし。
(岩崎) なんだかんだ友達とダラダラ飲む飲み会って一番楽しかったりするしね。一番気楽やったんちゃうかなと思ったりもするけど。
(871) まあね〜。慧ちゃん最近言える範囲の仕事で、あれ俺がやったよ、みたいなのないの？
アーティストでもいいし、クライアントワークでもいいし。
セカイイチの音楽は「癖の強い独自のおしゃれ」、外部での制作仕事は「癖を生かしつつ清潔感のあるアメカジ」
(岩崎) あー！言っても知らないやつしかないかも…SIXPADとか！
(871) SIXPAD！！CMの音楽やったの？
(岩崎) そう！
(871) CMの音楽ってどれぐらいのペースでやってんの？
(岩崎) 平均すると月に3本ぐらいかなぁ。忙しい時でもっとかな。暇な時はめっちゃ暇やねん。
(871) 全然良いペースやん！サウシーのSEもむっちゃ評判良いんよ。
セカイイチの楽曲はさ、慧ちゃんのチャレンジも強めに入ってたりする曲もあるやん？けどやっぱ、サウシーやったら慎也の歌があって、その歌が最大限伝わる楽曲のアレンジとして、ちょっとトリートメントしてもいいんちゃう？みたいなのとか。
CMの仕事とかもそうやけど、セカイイチ（として作る曲）より優しいっていうか。優しいって言葉が適してるのか俺も不安はあるねんけど、どっちも良い意味で外の仕事はある程度スタイリングがキマってるっていうか。清潔感のあるアメカジ、みたいな。（笑）
(岩崎) ははは（笑）なるほどね（笑）
(871) セカイイチとか、何その帽子？！みたいなん被ったりするやん（笑）
(岩崎) ははは（笑）くせ強いやつね！（笑）わかるわかる。でもCMとかをやり出してから特にそういう、癖を出すのと、ちょっと馴染ませるっていうのを上手くできるようになってきたかもしれない。
例えば、自分クセ髪なんやけど、今日はちょっと外の仕事やからちゃんとクセを活かしながらスタイリングやれるようになった、みたいな感じかな。でもセカイイチの時は謎のハットを被ってる、みたいな。
(871) そう。そのちょっと清潔感のあるアメカジの感じもすごい好きなんよ、俺。
(岩崎) おー！嬉しい。
(871) で、俺もともと西野さん追っかけてるというか、勉強させてもらってて。映画の『えんとつ町のプペル』の歌があって、西野さんのカバー楽曲を、絶対慧ちゃんがアレンジしたら凄く良い！って思って。
(岩崎) だって凄い言ってくれたもん、柳井くん。
(871) あの作品って、要はお母さんが子供と一緒に歌えるみたいなのがあった方が良いやろなと思ってて。で…ボーカリスト・岩崎慧に対して失礼な話やけど、最初は慧ちゃん歌ってるバージョンで世の中に出るわけではなかったじゃん。勿論固有名詞を出さないけど、驚くぐらいの…（方をブッキングしようとして）。
(岩崎) そう。あの時俺らの心折れたよね。（笑）
(871) ちょっといけるかもって思ってもうてんなぁ〜。あそこで。
(岩崎) あ、そうなん？俺絶対無理やと思ってたけど！そっか、繋いでくれる近しい人がいて、って感じか。
(871) だし、去年の年末に1度お会いしてんのよ。で、まあ女性ってことはバレても良いか。こんなに美しくて嘘のない感じの人で、じっくり喋ったとかじゃないのにすごい良かったから、もしかしたら何かちょっと共感してくれるかもしれんと思っちゃったんだよね。
(岩崎) なるほどね。
(871) 勿論、断られたのは別に全然悪くないし、そりゃ当然やろっていう。
(岩崎) 本人のブランディングとかもあるしな。
(871) そこで挫けてしまって、慧ちゃんとも電話して話してたけど、いや〜これはそのままお蔵入りしたくない。っていう気持ちがあって。
やっぱり映画の公開に合わせて世の中に出したいってお互い思ってて。それで慧ちゃんが快諾してくれて、俺も慧ちゃんが歌ってるバージョンのまんま出したい気持ちもあったし。
(岩崎) 単純に、あの映画応援したいから、援護射撃のちょっとした玉になればいいかなーっていう思いもあるし、それプラス自分達の一生懸命作ったやつが結構出来がいいと自分でも思ってるから、これは是非皆さんにも聴いてもらいたいね、っていう話で。
(871) あの楽曲だけを情報源として映画に辿り着くことは少ないかもしれんけど、接点がやっぱり2個、3個ってあることによって、｢良いとは聞いてたけど、ほんまに良いやつっぽいな｣みたいな、ちょっとした後押しになったりもするし。あとは純粋に俺らと関係ない人でも、世の中に出してなかったら気づいてもらわれへんけど、ああやって表に出してることで｢このカバー良いやん！｣ってなってくれる人がいたら嬉しいし。
(岩崎) 1人でも多くの人に聴いて貰えたら、今回のやつは特に嬉しい。でも今回は特に、発注とか何から柳井さんが全部やってくれたじゃないすか。それはもう途方のない作業やったと思うんで。一先ずお疲れ様ですというか、ありがとうございました。
(871) いえいえ、とんでもない、ありがとうございます。
(871がセカイイチの『アンテナ』を流す)
(岩崎) あ、なんか、『アンテナ』流してくれてる。
(871) これはずっと僕が大好きな曲。オシャレな帽子被ってる方の慧ちゃんのやつ。（笑）これ皆さんね、2007年の曲なので、もう13年前ですけど、僕がもうずっと好きなセカイイチの『アンテナ』っていう曲です。勿論これだけが良いってこともないけど、凄い思い出もあるからっていうことやねんけど。当時さ、いわゆるロックバンド然とした感じの中で、この曲はちょっと珍しかったような気がするけどな。
(岩崎) そうねぇ。それは3枚目のアルバムなんやけど、その前のアルバムまではずっと一発録りで何も重ねずにやってて、3枚目になった時にほぼ僕が打ち込みで全部作ったんよ。
(871) へえ〜！
(岩崎) 多分…凄い変わり方したと思う。お客さんからしたら｢どうした？セカイイチ｣っていう風に聴こえていたんだろうなあ、と思って。だからロックバンド然としたものを好きだった人達は、やっぱり案の定、離れていったし。でも逆に音楽にコアな人達とか、色んなジャンルの人たちから一定の評価を得たかな、というアルバムでしたね。
(871) セカイイチは今年の5月に…
(岩崎) あ！『Draw a Line』ね。凄い良いよ。僕がミックスしてん。是非聴いてほしい！サブスクに転がってるから。
(871) 今聴こか。今ってレーベルも自主？
(岩崎) レーベルは自主！エンジニアさん達は今までと同じ人達で全部やってもらってるんやけど。｢プペルのカバーを買ったりダウンロードは出来ますか？｣出来ますよ！
(871) 買えないんすけど、ダウンロードできます！（笑）
YouTubeの概要欄にDropboxのURLを貼るっていう無茶なことしてるんで（笑）そっからもう好きなだけダウンロードして下さい（笑）（ダウンロードはこちら→ https://www.dropbox.com/sh/gylqlzvtgybls5p/AABW1a8uZ6cfUbJlfctU04OQa?dl=0）
(岩崎) ｢良いお声ですね。｣だって。ありがとうございます！｢セカイイチ良い曲沢山！｣ありがとう。
(871) いや、本当にそうよ。あと、なんばHatchな。
(2021年3月31日開催のSaucy Dogの対バンイベント「リベンジエピソード」 at なんばHatchにセカイイチが出演予定。)
(岩崎) いやもう楽しみ！ありがとうございます。粋な計らいしてもらって。
(871) とんでもない、そういうのは俺じゃなくて、メンバーがやりたいって。
(岩崎) 詳しいところは知らないけれども、皆の胸を借りるつもりで楽しませて頂きたいと思います。その前に、サウシーの武道館もあるので。
(871) そうだね。来れるの？
(岩崎) 行く行く！勿論！半年くらい前から休み取ってます。
(871) 嬉しい。客席でおじさん2人で思い出話しながら観よ。
(岩崎) ああいいね！（笑）
(871) 慧ちゃん1時間経ったわ。
(岩崎) ほんとやね！柳井さん本当にありがとうございました！
(871) こちらこそ！色々面白い話ができた気がします。
多分"良いお年を"になると思うけど、来年も宜しくお願いします。
(岩崎) よろしくね！ありがとうございました〜！
(871) おやすみ〜！
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