PDX-100 使用レビュー
○まえがき
中古でPDX-100をいくつか購入したので、使用感を書きなぐります。
事前に申し上げておくと、設置スペースに余裕があるなら同価格帯のPDA100Lもしくは120Lシリーズの方が打感的にオススメです。
○入手方法
TD-27KVのタムパッドとして採用されている他、単品入手も可能。単品価格はお高めです。
単品で買う場合は、スネアパッドとして使用可能なのもあり、エントリーモデルのスネアのアップグレードが主な購入目的になると思います。
・公式通販
・Amazon
メルカリなどで、12000円前後で中古の美品もあるので、そちらでも良いです(筆者は基本的にこちらを買っています)。
・メルカリ
(タイトル未設定と表示されてしまいます)
○付属品
ステレオ端子のシールドが1本、チューニングキーが1個付属しています。
ステレオシールドはTD-17K以上のモジュールに存在する、追加端子に接続して使用する可能性を考慮して同梱されていると思われます。
○サイズ
10インチ(25.4cm)あり、普通に叩く分には問題ない最低限の大きさは確保しています。
エントリーモデルのパッドよりはだいぶ叩きやすい大きさ。
10インチって言っても分かりづらいかもしれないので、写真で見せると、500mlのペットボトルが置けるぐらいの大きさです。
○設置方法
交換元がメッシュパッド(PDX-8など)の場合、元のパッドを外し、PDX-100を同じようにセットすればOKです。
ただ、TD-1KもしくはTD-02Kのような、元のパッドがラバー製で、ホルダーがないタイプの場合はこれだけでは取り付けできません。
メルカリなどでタムホルダーを購入の上、真ん中の太いパイプにタムホルダーをセット、その上でつける必要があります。
また、あまりやらない付け方ですが、市販のアコースティック用タムホルダーにも装着可能です。
・タムホルダー(一例)
○叩いてみた感触
メッシュヘッドかつ10インチというのもあり、最低限の叩き心地は保証されてます。
ですが冒頭で申し上げた通り、同価格帯のPDA100L(120L)シリーズに叩き心地では劣るというのが正直なところです。
主観ですがパッドの軽さも手伝ってか、叩き心地が軽すぎる気がします。
また、センサーは真ん中に1つあるだけなので、そこもセンサーが3つあるPDA100L(120L)シリーズに劣る点で、モジュールが上位になればなるほどこの点は顕著に表れそうです。
○ヘッドについて
音声出力のメイン媒体がヘッドホンの方や、打撃音など気にならない方には、ASPRのBOOMシリーズに張り替え、緩めに張るのがおすすめのセッティングです。
叩き心地が少し自然になりますし、純正ヘッドより安いです。
・ASPR BOOMシリーズ(10インチ用)
○まとめ
決して悪いパッドではなく、中古で買う前提ならむしろそこそこオトク感がある商品です。
ですが新品価格は高く、繰り返しになりますが同価格帯に同じRoland製のPDA100L(120L)シリーズがいるので、新品で買うならそちらの方がオススメです。
○おまけ
TD-1KにPDX-100を接続して試打している動画です。