BL上級者向けの「男子高校、はじめての」第3弾を浴びてしまったBL初心者の感想

今回は、こちらの作品の感想にしました。
『彼らの恋の行方をただひたすらに見守るCD「男子高校生、はじめての」 (第3弾  生徒会役員の密かな謀)』
です。

感想記事を上げるのにどの順がいいかなと悩んでいたのですが、とりあえず聞いた順に適当にやっていこう、となりました。書く前に再度聞き直しました。
こちらの作品は、すでに沢山のシリーズがでているものです。
詳細はちるちるさんからどうぞ。

多分、業界ではかなり力を入れてはじめたシリーズのようで、原作の漫画とかがないオリジナルストーリー。
今回は、どうも「隠れ野獣系年下攻め×毒舌フェロモン受け」みたいな感じのようです。

ネタバレない感想
とりあえず、生徒会の役員(後輩)が、先輩に片思いをしていて…という設定なのですが、初めのトラックから、最後のオマケまで、浴びるようなエロスでした…
あらすじにあるからネタバレじゃないと思いたいのですが、冒頭から興津和幸さん演じる映一先輩が手錠をかけられています。
私はまだ、前回ご紹介した「オールドファッションカップケーキ」の2分程度のRシーンしか体験してなかったのに、いきなりの強引系…?ということで、めくるめく展開になにがなにやら分からなくなり、もうパンチドランカーのようにフラフラになって聴き終わりました。自然に囲まれて育った中学生がいきなり都内の高級バーレスクに連れてかれてストリップみせられちゃったみたいな、普段コンビニ食しか食べてないものが、いきなり高級お寿司屋でウニ丼食べさせられたような、なんか初めて聞いた時は全然消化できない気持ちで終わりました。

と、言うことで、感想はすごいエロスと、これは上級者におすすめの作品なのだと…!
そもそもBL愛好者も、とにかくRが全て!という方もいれば、それは二の次で話が面白いか!という方もいるみたいで、私はどちらかというと後者寄りで、かつ興津さんの演技力が遺憾なく発揮されているものが好き、みたいなところなので、もしBLとはRであるというお気持ちがある方にはめちゃくちゃオススメです。

ノーカット、ノーフェード、ノーBGMというコンセプトなので、臨場感もあって本当に壁になって聞いてる気持ちです。
あと、ちなみにただ無理矢理してるわけじゃなくてちゃんと登場人物たちにもそれぞれに秘めたる気持ちがあるので、お話が二の次というわけでもありません。
なぜ私が初心者なのにこれをチョイスしてしまったか…それは、実は興津さんがBL界ではすごいらしいと聞いた時に試しに検索してみたら、こちらの作品を上げてものすごい技巧について力説されている個人のブログみたいな記事を見たからなんです。

ということで、ここからはネタバレありの感想です。

私が拝見した記事は、単に名前とBLみたいなのをいれただけでヒットした記憶なのですが、そちらで褒め称えていたのは2つでした。
イ〇〇〇〇と、ドライの表現が素晴らしい!ということが事細かに書かれていて、どんなもんかと思って買ったんです…

まず、無理矢理口に入れられるのと、喉の奥で苦しそうになるのが本当になんか喉に当たってるみたいな感じですごい。で、聞いてて苦しすぎて辛…てなったら参納さんも萎えかけてて共感しました😊

ちなみに、ドライのシーンはオマケのトラックで聞けます。このCDのシリーズの続編でもまた聞けるはずだと思いますが、今聞き直すと一体興津さんはどんな感じで想像して演じたんだろう…と考えてワクワクしました。とりあえず、事後に終わって果ててヘバッてるあたりがとてもかわいかったです。

聞き直して好きだなあって思ったのは、一番初めに映一先輩がバイトの話をしていて、(映一先輩は事故で父親を早めに亡くして、家計のために道路工事バイトをしています)バイト先のおっちゃんたちが飲み物奢ってくれるという話で子供扱いされてるみたいなことに乾いた笑いをするんですけど、その「へへっ…」みたいなのがいいんですよ…

つい思わずそこで堪らなくなる参納さんの気持ちワカル!!!!ってなりました。
色々大変な事情とかあるのに全然苦労してないし大丈夫な素振りを出されるあたりにそういう貴方が好きすぎるけど心配なんですよ〜みたいな感じなのでしょうか。

参納さん役は、竹内良太さんが演じられていますが、私は某バレーアニメの左利きのエースのお声で親しんでいたので(最近は「コヨーテ」でまたその深いお声を堪能しました)高校2年生にしては大人みたいだけど、もはや医学的な用語にしか聞こえない言葉攻めの数々に途中から面白くなってきましたし、肝心の告白のときの「…好きです…」のところが声小さ!!!!ってところもすごい良かったです。
その告白を受けての、映一先輩の震える息を吸い込むところからの「いいよ、…(自分を)やる。お前にくれてやる」のぶっきらぼうなのにあったかい言い方、最高でした。

あと、最後の方で合意で致す時に恥ずかしいお願いされて「はぁ…?!…できるかァ!」って戸惑う映一先輩がめちゃくちゃ良かった。

あとは、クマローのボールペン、大変な目に遭ったね…

参納さんのお家に行って、でかい冷蔵庫にテンションが上がる映一先輩の庶民感覚がほっこりしました。

フリートークでは、竹内さんが収録のシーンを録り終える事に膝をつくくらい大変だったのと、演じる時についつい竹内さんが動かしちゃう右手がエロすぎて想像しすぎて照れちゃう興津さんの話が面白過ぎました。お二人の部活のお話も聞けます。
他のさまざまなBLCD作品のフリートークを聞いた今考えると、興津さんが相手役の方の演じ方に言及しているのはほとんどない気がするので、よほど竹内さんの右手がすごかったのかもしれない…と思います。
竹内さんの話を聞いて興津さんが弓道の弓が的に当たるときの音を出してるのと、通りすがりに弓道を見て憧れる女子の声をやっててときめきました。
興津さんのフリートーク、結構話がふんわりとして終わることも多いのですが竹内さんとはしっかり話されていて話しやすい方なのかしら…と思いました。

こちらのシリーズはまだ続きがあるので、そちらも追々感想書きたいです。

やっぱり、冒頭の興津さんの寝息が、一番好きかもしれない…

インタビューはこっちです↓↓↓



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