自分がいなくなった
社会人になりたての頃、同期にこんな事を言われました。
お前がわからない
どういう意味だろ?何を言い始めたんだ?と思いながらもノリで乗り切ろうとすると、こんな事を同期は言った。
お前の感情が見えてこない。全て出す感情が偽りに見える
偽りなんて嘘だ。今の感情を私は表現していると思っていた。その言葉を貰ってから、僕は帰り道に深く考え事をした。
したくもないオーバーリアクション、やりたくもないのにやりたい!と言った飲み会の幹事、時計が好きでもないのに、やったタイムキーパー。全ての感情を切り離していた事に気付いた。
その事を自覚すると、心はこう言った。
残念だけど気づくのが遅すぎた。もうあなたに感情は与えないよ?だって感情を与えても、君は表現しないどころか、違う感情を表現しているじゃないか。それならその感情を出した方がメリットあるでしょ?
心が大人になっていた。心が冷たくなっていた。心が死んでいた。
感情をコントロールすることは大切、そんなことを言っていたのに、感情を無視することは何事にも変えてはいけないことだった。
それから、私の元に感情が返って来たのは、随分後の事だった。私は涙を流していた。
という話でした。
最近感情を蔑ろにしてしまったことを悩んでいたのでこんな記事を書いてみました。
感情の大事さに気づきましたね。
皆様もお気をつけて
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