見出し画像

嫌いだったと面と向かって言われた日

今の職場に転職して3か月
漆黒企業時代、入社当時は仲良くしていたギャルと飲んできた
辞めた会社の人と飲んでもいいことないけど、
辞める時に飲みに行く約束しちゃったし行くか~位の気持ちで行ってきた

結果として滅茶苦茶嫌な気分になって帰ってきた

ギャルが飲んで酔っ払って、
「私、ぎっちょが辞める時くらい、マジ嫌いだったんだよね~なんでいるんだろう思ってた~」
と言ってきたのと
「隣の事務の女、マジ、コダックでキモイひと席空けてほしい!」
と言っていたからだ

確かに、私が辞める直前位は私もギャルがあまり好きじゃなかった
どちらかというと苦手だった

はじめは良かったものの、
私にはこの人違うかもと思った場面が何回かあった

コダックと呼ばれている子は
ギャルよりも8歳くらい年下の女性で、
入社1か月も経たないうちに仕事が出来ないとか、
気が使えない、立ち振る舞いがうざいと言い始め、
事務のボス猿と一緒になり陰口を叩いているのを見た時に、
あ、この人、なんか違うなと思った

まだ入ったばかりだし、慣れない環境だから仕方ないんじゃない?
と言っても、聞く耳を持たず、
そっちは営業だから分からないんだよ!とも言われたけど、
けど、違うと思った

私に対しても、ラッパーの○○に似てる!見て!と言ってパワー系のラッパーの画像を見せてきたり女子プロにいそう!とか、
本人は弄っているつもりで面白いつもりで言っているのかもしれないが、
普通に嫌だなと思っていた
単純にもしかしたら、この時にはもう私の事が嫌いだったのかもしれないけど…

他にも、仕事中は常に誰も話しかけるなオーラをだし、
仕事の向上心もなく、
みんなが業務に追われていても私には関係ないからと言って帰ったり、
他に残業が多い人の業務を負担したりもせず、
こんな楽な仕事で凄いラッキーと言っていた

漆黒企業のクセスゴの人の中に交わりたくないのかな、
ご機嫌が悪い時期なのかなとも思っていたし、
なんなら、周りに流されなくて自分持ってて凄い!と思っていたけど、
今になって考えるとただの協調性がない人間なだけだった

立ち振る舞いを見ていて何だか、
この人はいいや、他のやつらと一緒だと思ってしまい
ちょっと距離をおいた

その頃から本人も気づいたのかどっちからともなくあまり話さないようになった

入社当時は仲良くして救われた時もあり、
義理を通す軽い気持ちで会ったら大炎上だった

ギャルとしては私がギャルに対する態度が酷くて嫌いになった、
けど、やっぱり飲んだら良い子じゃん!楽しい!と言っていた

嫌いだったけど、やっぱり良い子だわ~と、

こんなに楽しくなると思わなかったわ!
なんだ!楽しいわ!と一通りはしゃいだ後、
でも、一度なくなった信用って取り戻せないからと言い始めてた

私からしたら、酒飲んでなに勝手に気持ちよくなって喋ってんの?と思った

嫌いと一方的に決めたのもお前、
やっぱり良い子だわ~と勝手に評価してるのもお前、
全部勝手にお前基準で決めてんじゃねぇよと思った

年上だし、今回は飲むという約束を果たすだけのつもりで
「え~!そんな事いうのやば!当時はごめんなさいね~」と言って我慢した

自分本位で全部決めている感じ、
漆黒企業に染まってしまっている人の感じがじてゾクゾクして
嫌な気持ちになるとともに、満足した

やはり、私はあの会社で働く人間とは違って良かったと
あの会社の人から嫌われるって事は普通の事してるんだと改めて自覚できた

面と向かって嫌いという人の精神状態

この話を私より1年前に辞めた人に話したとき、
その人の会社のおばさんにもいるそうで、
会議中に私は、○○さんの事嫌い!と突然宣言し始めた人がいたそうだ

その人は50代中盤で会社でいつもミニスカ、ノースリーブ、
若く見られる事に命をかけている系の人だそう
周りのみんなは、その人のひとり劇場が始まると、
はいはいって感じで受け流してやり過ごしているとのこと

普通の大人として、
この人嫌いだなと思ったとしても、
面と向かって嫌いなんて言わないだろうし、
昔、嫌いだったなと思って今仲良かったとしても
昔嫌いだったんだよね!なんて言わない
100歩譲って
「昔は仲良くなれるか分からなかったけど、話してみたらめちゃくちゃハマったわ!」
くらいだと思う

私は今回と合わせて過去2回、面と向かって嫌いと言われたことがある

サークルの同期の中で、
学生時代からの彼氏がいつつ、
社会人になり二股をして、さらに二股相手が既婚者だったという子がいた
この事を言われた時は既に両方と別れていたし、
過去の話として酒の場で話していた時に、
他の同期の既婚女がその子に絡んだ

当人も反省していたし、過去の事なのに、
相手の家族の気持ちとか考えた事あるの?
なんでそんな事したの?
相手に家族がいるって分ってるのにそんな事していいと思ってるの?
とかなり厳しくしていた

4人で飲んでいたので空気は最悪

私はだいぶ前からその事を知っていたので
そんな良いじゃん、過去の事だし!と言ったら、怒りの矛先がこちらに来て

私、前からぎっちょが嫌いだったわ!

と急な変化球を受けた
そのあとは、いかに大学時代に私が嫌いだったかを言われた
そこからその子には会っていない

もともと、酒癖が悪く、
先輩に貰ったお土産をいらない!と先輩の前でタクシー運転手にあげたり
個人経営のお店においてある1つ100円の駄菓子を見て、
これ、賞味期限大丈夫なの?しけってない?!とかなり失礼な事を言ったり
距離を置いていて、数年ぶりにあったら、嫌いだった!と言われた

嫌いって食べ物と一緒で
嫌いな事や人が多ければ多いほど稚拙に見える
あと、嫌いという言葉に稚拙さを感じる

完全な個人の見解だけど、
面と向かって嫌いとか嫌いだったとか言ってしまう人は

・相手を傷つけようとしてる攻撃状態系
・情緒が不安定系
・思った事を口にする精神年齢幼い系
・正義感が強い、あなたの為に言ってるの系

嫌いな食べ物って小さいころに比べて無くなってくる人が多いと思うんだけど、それと一緒だと思う

許容範囲を広げる=大人になる

社会に出ると色々な人がいて
そこまで色々な人の感情や行動に振り回されないように
許容範囲を広げることがかなり大事だと思う
そうすると嫌いという感情がかなりなくなる

けど、どうしても合わない人も出てくるし
注意をしないとならない時もある

そんな時は

あの人が悪いんじゃない
あの人の行動が悪いんだ

と思い、必要であれば言うようにする
嫌いとは無意味に人を傷つける言葉で
人格を否定する言葉だと思う

今回、私がちょっと感傷的になった気持ちを
立て直した方法は
2ちゃん創設者ひろゆきさんが言っていた
犬に吠えられた
と思うことにした

いちいち街中で犬に吠えられても

なぜ犬に吠えられたのか悩む人はいない

という考え方

あと、子供の嫌々期にぶち当たっただけと思うようにした

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?