小説:ミートソースの待ち伏せ、を含む言葉の塊(321文字)
グルテンフリーの脛当てを餃子の香りに潜らせる。ミートソースの待ち伏せに博覧強記を送り込む。ビート板の歯形にヴォイニッチ手稿を見出す。
それらは全てカスタードクリーム症候群の営為だった。
まだ成立しない言説の尻尾を掴み、運転再開後にバックギャモンを施す。
まだ完成しない完成体の肋骨を優しく撫でて、深緑と淫するのだ。
情熱的なオーロラの切り外しに、リュウグウノオトヒメノモトユイノキリハズシをあてがい、ただただ見守る。
しりとりで「ん」と告げる。UNOで「UNO」を言わない。グリコ・チヨコレイト・パイナツプルにおいて、グリコで連勝する。それらを総合した場合のシンセサイザーをシーケンスして生涯鳴らし続ける。
そこまで書いた彼は、北を目指す。
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