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戦略的に伸ばすためのYouTubeサムネイルって3タイプあるねん。
「このサムネ、つい気になってクリックしてしまった…!」
YouTubeを見ていると、そんな瞬間は意外と多いですよね。
視聴者の心を掴むサムネイルには、どんな仕掛けや工夫があるのでしょうか?
実はYouTubeのサムネイルは、主に3種類に分けられます。
発見型(おすすめ表示・レコメンドに強い)
検索型(キーワード検索からの流入に強い)
関連型(関連動画や次の動画欄に強い)
この記事では、それぞれの特徴やメリットを詳しく解説します。
少しでも興味があれば、ぜひ最後まで読んでみてください。
わずかな工夫の差が、あなたやクライアントのチャンネルの再生回数や視聴者の滞在時間を大きく変えるかもしれません。
ちなみに余談ですが、
このサムネイルの3つの概念について、最初に提唱したのはサムネ界隈の神ことめがらいさんです。
【 極限武装 】
— めがらい🦁サムネバカ (@Glasses_Lion) January 11, 2024
全YouTuberに告ぐ
ゼロからでも悩まない
最高の装備を作り上げた
あなたは輝くべき存在だ
私と一緒に新世界を創造しようhttps://t.co/v0GFVB9gGc pic.twitter.com/25xcf6UzBX
極限武装というサムネテンプレートを購入すると、なぜか百本を超えるサムネ制作スキルが身に付く動画が無料で見れてしまいます。おすすめ。
今回は、この3種類のYouTubeサムネイルの戦略的観点について、僕の考え方を交えて執筆しています。
1. 発見型サムネイル
視聴者がサムネを目にした一瞬を大切にする
特徴
YouTubeを開くとまず目に入ってくるホーム画面やおすすめ欄に表示される動画サムネイルが、発見型サムネイルの典型例です。
視聴者は「何となくYouTubeを開いてみた」という受動的な状態で「面白そうな動画」を探しているため、一瞬で目を引くビジュアルインパクトが勝負になります。
・疑問を投げかける文言やイラストで「なんだろう?」と思わせる
・エンタメ性の高さや、驚き・ワクワク感を演出してクリックを誘発する
メリット
YouTube全体の視聴時間の多くは、検索よりもレコメンド表示から生まれるといわれています。バズを狙うなら、この発見型サムネイルの質が鍵です。
初見ユーザーを強く引き込める
「なんだこれ?」と思わせることで、一見さんでも再生に至りやすい。チャンネル登録者の増加につながりやすい
興味をもった新規視聴者が一気にファンになってくれるチャンスがある。
2. 検索型サムネイル
視聴者の「知りたい」を的確に捉えて視聴を誘導する
特徴
YouTubeは動画プラットフォームであると同時に、Google検索に次ぐ世界第二位の検索エンジンともいわれています。
人々が知りたい情報を探す際に適しているのがサムネイルが、検索型サムネイルです。
視聴者が「○○の作り方」「××の設定方法」「△△のコツ」といった具体的なキーワードで検索しているため、サムネにもそれらを明示して「この動画が欲しい情報だ」と直感的に伝えると効果的です。
発見型のような派手なデザインより、「どんな情報を得られるのか」がひと目で分かることを優先します。
・本当にその情報を必要としている層に刺さる
・派手さより「内容の明確さ」が重要
メリット
高い視聴維持率や評価が得られやすい
視聴者は明確な目的を持っているので、最後まで動画を見たり、リピートしたりする可能性が高い。安定したロングテールでの再生が期待できる
トレンドに左右されにくいテーマなら、検索上位に入ることで長期的に再生数を伸ばしやすい。
3. 関連型サムネイル
競合やトレンドを踏襲して【ついで視聴】を狙う
特徴
動画視聴後に「次は何を見ようかな?」と関連動画やおすすめ欄を眺めるタイミングを捉えるのが、関連型サムネイルです。
既に人気のある動画や話題の動画と雰囲気(配色・フォント・構図など)を合わせることで、「この動画も同じシリーズかな?」と視聴者に思わせる工夫が特徴的です。
・似たトンマナ(デザイン)を意図的に使用人気動画のデザインに寄せることで、同ジャンルの動画だと認識されやすい。
・興味を持続させ、「もう少し見てみようかな」という心理を狙う。
メリット
関連動画を次々と再生してもらいやすい
YouTube上での滞在時間が増え、プラットフォームの評価が上がる好循環が期待できる。トレンドや人気動画を利用できる
大手YouTuberの企画に寄せたり、海外の流行企画を日本版にアレンジすることで、一気に注目が集まる可能性がある。
実際に、話題のドラマや映画の公式トレーラーと似たフレームや画像をサムネに使う事例では、「考察」「解説」「レビュー」などを切り口に関連動画からのアクセスが大幅に増えるケースも多いです。
まとめ
YouTubeのサムネイルは大きく分けて「発見型」「検索型」「関連型」の3種類があり、それぞれ表示場所や狙うターゲット、視聴者の心理状態が異なります。
発見型:ホームやおすすめでインパクト重視
新規視聴者を大量獲得するのに効果的
瞬間的なビジュアルインパクトで「なんだろう?」と興味をそそる
検索型:キーワード検索に的確に応える
視聴維持率や満足度がアップしやすい
長期的にコツコツ再生され、安定したアクセスが期待できる
関連型:競合やトレンドを活用
“ついで視聴”で再生数と滞在時間を伸ばす
人気動画に雰囲気を合わせて、一気に注目を集めるチャンス
サムネイルは「動画の顔」とも言われる大切な要素です。コンテンツの内容やターゲット視聴者層をしっかり見極め、自分に合ったサムネイルをデザインしてみてください。
「このサムネをクリックして良かった!」と視聴者に思ってもらえるかどうかは、あなたのアイデアやデザイン次第。
ぜひあなたの視聴者に合わせた、理想のサムネイルを目指してみましょう。
わずかな工夫が、あなたやクライアントの動画の運命を大きく変えるかもしれません。
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