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ヴェネツィアFC 24-25 DF②

開幕から2ヶ月が経った今更選手名鑑、DF陣の続きです。

以前のものはこちら
ヴェネツィアFC 24-25 GK
ヴェネツィアFC 24-25 DF①




ジョエル・シンティエンヌ

Venezia FCより

生年月日:2002年8月14日
年齢:22歳
国籍:ベルギー
代表:U-23ベルギー代表
ポジション:センターバック

①で紹介したサグラードと同じくOHルーヴェンの下部組織出身で、OHルーヴェンU-23でプレーしていた2023年にトップチームデビューという経歴まで同じ。

昨季はヨーロッパカップ戦プレーオフを含む38試合に出場するなどサグラードとともにOHルーヴェンの主力として活躍し、2人とも2024年8月にヴェネツィアと契約。

シンティエンヌは28-29シーズンまでの5年契約にサインし、サグラードは27-28シーズンまでの契約だが28-29シーズンまでの延長オプション付きと、とても似通った契約となった。

ヴェネツィアからオファーを受けた時点でOHルーヴェンで数試合に出場していたが、アントネッリSDから提示されたプロジェクトは『受け入れるのに疑いの余地はなかった』とコメント。

一足先にデビューしたサグラードに続きたいところ。


アントニオ・カンデラ

Venezia FCより

生年月日:2000年4月27日
年齢:24歳
国籍:イタリア
代表:元U-21イタリア代表
ポジション:ライトバック

生まれ故郷スペツィアに本拠地を置くスペツィア・カルチョの下部組織に長く所属したがらトップチームでの出場機会はコッパ・イタリアのみ。

2019年から2022年にかけてジェノアに所属するも、トラパニ、オルビア、ペルゴレッテーゼ、チェゼーナと点々とローン移籍を繰り返す。

2022年夏、マッティア・アラム+現金をジェノアに譲渡するトレードのような形でヴェネツィアに加入すると発表され、1年延長オプション付きの3年契約を結んだ。

昨季はライトバックのレギュラーとしてスタートしたが、シーズン中からポジションを一列前に上げて41試合に出場し、昇格プレーオフ準決勝パレルモ戦ではアシストを記録。

今季も累積警告により出場停止だった開幕戦を除く6試合に出場し、スリーセンターの右を務めたジェノア戦ではアシストを記録して現時点で唯一の勝利に貢献。


ミヒャエル・スヴォボダ

Venezia FCより

生年月日:1998年10月15日
年齢:26歳
国籍:オーストリア
代表:オーストリア代表
ポジション:センターバック

2004年から2005年に地元ウィーンのKSV Ankerbrot Montelaaの下部組織でキャリアをスタートさせ、名門ラピッド・ウィーンに1シーズン所属したのちにSVシュヴェヒャトへ。

下部組織で10年を過ごしたSVシュヴェヒャトでプロデビューしたのち、シュタドラウとWSGチロルを経て2020年夏に3年契約でヴェネツィアへ。

加入から3シーズンは毎シーズン20試合程の出場に留まり、昨季も怪我で年末まで離脱したが復帰以降はレギュラーに定着し、昇格プレーオフ4試合全てでフル出場するなど昇格に貢献。

今季もレギュラーの1人として第2節フィオレンティーナ戦以外はフル出場し、通算100試合出場も達成。

UEFAネイションズリーグに臨むオーストリア代表にも招集され、10月10日のカザフスタン戦で途中出場してデビューを果たした。


マリン・シュヴェルコ

Venezia FCより

生年月日:1998年2月4日
年齢:26歳
国籍:クロアチア/ドイツ
代表:元U-21クロアチア代表
ポジション:レフトバック

長くカールスルーエの下部組織に所属し、2016年11月のカイザースラウテルン戦でトップチームデビューするも、その他に1試合に出場したのみで2017年1月にマインツへ。

マインツでも状況は大きく変わらず、マインツのリザーブチームでの出場機会はあれどトップチームでの出場機会はなく、18-19シーズンにはローンでカールスルーエに復帰するも怪我で出遅れてポジション争いに敗れる。

2020年夏に加入したザールブリュッケンでは昇格を逃したが、シーズン終了後にエールディヴィジのフローニンヘンへと移籍して個人としてはトップレベルに昇格。

2023年1月からヴェネツィアにローン移籍すると、完全移籍に切り替わった23-24シーズンは38試合に出場し、今季も中心選手の1人として活躍。

生まれはドイツだが家系の血筋からクロアチア代表を選択し、これまでにU-17〜U-21の代表に選出された。


フランコ・カルボーニ

Venezia FCより

生年月日:2003年4月4日
年齢:21歳
国籍:アルゼンチン/イタリア
代表:元アルゼンチン代表
ポジション:レフトバック

ラヌースでプレーしていた2019年、父エゼキエルがかつて所属したカターニアの下部組織での職を任されたことで自身もカターニアの下部組織に加入したが、そのパフォーマンスがすぐに注目を集めて半年後にはインテルへ。

カリアリ、モンツァ、テルナーナへのローンを経てリーベルプレートにローン移籍し、買取オプションも付帯していたものの、監督交代により構想外となったためインテルに復帰。

2024年8月末、買取オプション付きのシーズンローンで加入し、第4節ACミラン戦の終了間際に途中出場してヴェネツィアデビュー。

U-18まではイタリア代表を選択していたが、U-20からはアルゼンチン代表を選択し、更に出場機会はなかったものの2022年3月にはカタールW杯予選に臨むアルゼンチン代表に招集された。

当時は既にW杯出場を決めており、若手をテストするような意味合いも含まれての招集であったためか、出場機会は得ることができなかった。


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