ヴェネツィアFC 24-25 MF②
開幕から2ヶ月が経った今更ながらの選手名鑑MF編。
MF編も①と②に分けて紹介。
GK編とDF編①②はこちら
ヴェネツィアFC 24-25 GK
ヴェネツィアFC 24-25 DF①
ヴェネツィアFC 24-25 DF②
ヴェネツィアFC 24-25 MF①
アルフレッド・ダンカン
生年月日:1993年3月10日
年齢:31歳
国籍:ガーナ/イタリア
代表:元ガーナ代表
ポジション:セントラルミッドフィールダー
インテルに見出されて2010年夏にガーナからイタリアに渡り、インテルの関連施設に居住しながら正式に加入できる18歳を待った。
14-15シーズンから2シーズンのローンでサンプドリアに加入し、冬には4年半契約の完全移籍に切り替わったが、15-16シーズンからはシーズン終了後の買取義務付きのローンでサッスオーロに加入。
サッスオーロでは4シーズンに亘って主力として活躍し、19-20シーズン冬の市場では買取義務付きローンでフィオレンティーナへ。
完全移籍初年度の20-21シーズンはカリアリへのローンを経験したものの、それ以降の3シーズンは毎年30試合以上に出場するなど主力級の1人としてプレー。
今季からフリーでヴェネツィアに加入し、64分で交代したACミラン戦を除いてフル出場しているほか、怪我から復帰してすぐのアタランタ戦でもフル出場するなどセリエAでの経験が少ないチームの中心の1人になった。
マグヌス・コフォ・アンデルセン
生年月日:1999年5月10日
年齢:25歳
国籍:デンマーク
代表:元デンマーク代表
ポジション:セントラルミッドフィールダー
地元クラブでプレーしていた2009年、10歳でデンマークの名門ノアシェランに引き抜かれて下部組織に入団し、2017年5月のオーデンセ戦の74分から途中出場して18歳でトップチームデビュー。
デビュー直後のコペンハーゲン戦ではマン・オブ・ザ・マッチに選出されるなど、若くしてレギュラーに定着し、5シーズンに亘って30試合以上の出場を続ける安定した活躍を披露。
2022年5月にノアシェランとの契約を延長しないことが発表され、その後すぐに1年延長オプション付きの3年契約でヴェネツィアに加入すると発表された。
加入後、22‐23シーズンと23ー24シーズンともにベンチ入りのみで出場機会が得られないこともあったが、時には守備的ミッドフィールダーとしても起用されながら準主力としてプレーし、今季も立場は大きく変わらないながらも開幕戦ラツィオ戦で加入後初ゴールを挙げた。
2020年11月、スウェーデンとの親善試合を前にコロナウイルス罹患や規制による隔離に伴って数名が離脱したことでA代表に初招集されたが、出場機会を得ることはできなかった。
ミカエル・エギル・エラートソン
生年月日:2002年3月11日
年齢:22歳
国籍:アイスランド
代表:アイスランド代表
ポジション:セントラルミッドフィールダー
地元レイキャヴィクに本拠地を置くフラム・レイキャヴィクの下部組織で育ち、16歳だった2018年にトップチームデビューを果たすなど大きく期待されていたが、その後すぐにSPAL下部組織に加入。
2021年8月14日、コッパ・イタリアのベネヴェント戦でトップチームデビューを果たしたが、2週間後の8月末にはスペツィアと5年契約を結んだうえで21-22シーズンはローンでSPALに残留することが発表された。
スペツィアに正式加入した22-23シーズンは13試合に出場したが、冬の市場でヴェネツィアとの4年半契約にサインして17試合に出場し、プロ初ゴールを含む2ゴールを挙げた。
センターや両サイドのほかにレフトバックとしても起用された23-24シーズン、フル出場は少ないながらも38試合2ゴール4アシストを記録して昇格に貢献し、監督が代わった今季はスタメン出場を増やしている。
アイスランド人とインドネシア人の両親の下に生まれたが、ユースレベルからアイスランドを選択しており、2021年10月のワールドカップ予選アルメリアでA代表デビューを果たした。
イッサ・ドゥンビア
生年月日:2003年10月16日
年齢:21歳
国籍:イタリア/コートジボワール
代表:なし
ポジション:セントラルミッドフィールダー
セリエDのチゼラーノを経て加入したセリエCのアルビーノレッフェでトップチームデビューを果たし、18歳だった21-22シーズンにセリエC初出場、続く22-23シーズンは37試合と大きく出場試合を増やした。
23-24シーズンも33試合に出場すると、アルビーノレッフェはセリエCに留まったものの、身体能力の高さやフィジカル面の強さが評価されてヴェネツィアとの5年契約にサインして個人昇格。
ヴェネツィアではブレシアとのコッパ・イタリア1回戦デビューを果たすと、途中出場での短い時間に限られているもののセリエAでも6試合に出場し、第7節のエラス・ヴェローナ戦では初スタメンを飾った。
現在までユース世代を含めても代表歴はないが、両親はコートジボワール人のためコートジボワール代表も選択できる。
先日、公式ウェブサイトに掲載されたコメントでは自身を含む5人の兄弟を育て上げた両親が払ったであろう犠牲に感謝しているとコメントしており、個人的には両親への敬意やルーツを大切にするためにコートジボワールを選択する可能性が高いのではないかと思う。
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