#25.3/13vs楽天(OP戦)

試合前の見所

巨人の先発は菅野。楽天は則本。日本を代表する好投手同士の投げ合いが期待されます。本来の日程であれば開幕まで1週間。開幕前最後の調整の予定でした。

野手では昇格後すぐスタメン起用で1番センター松原。坂本、丸、岡本、パーラ、中島、亀井と続き8番セカンド湯浅、9番キャッチャー大城です。

楽天は9番ショートでルーキーの小深田。OP戦でも多くの実践機会を与えられています。

試合結果と個人成績

2-3で楽天の勝利でした。

前評通り、菅野と則本の投げ合いで進んだ今日の試合。先制は巨人。

4回に岡本が則本からバックスクリーンへソロHR。6回にはチャンスでパーラのタイムリーで2点目。

楽天は3番手の古川から7回にドラフト2位の黒川がタイムリー、8回にドラフト1位の小深田がソロHRで追いつきます。

8回攻撃は続き、2018年ドラフト1位の辰巳のヒット、盗塁に小林の悪送球がありランナー3塁に。ここで2018年ドラフト7位の小郷のスクイズが決まり逆転をします。浅村、茂木、ブラッシュ、ロメロといったメンバーがいない中で若手選手が躍動します。

8回裏、巨人は無死1、2塁とチャンスを作りますが北村、若林、ウレーニャが凡退。そのままゲームは進みOP戦8連敗です。

菅野は3回を被安打1、奪三振1、死球1、球数42の無失点。これでOP戦は防御率1.59と安定感抜群です。最速も153キロと球速も記録しました。

2番手の藤岡も3回を被安打2、奪三振2、四球2の無失点。昇格即起用に応えました。ランナーは出しましたがパーラの好守備などに助けられ投げ抜きました。

楽天の先発則本は5回を被安打3、被本塁打1、奪三振2、無四死球で1失点。OP戦の防御率は1.38。こちらもいつ開幕しても大丈夫な抜群の仕上がりでした。

考察

菅野、順調で安心しました。ファンはそれに尽きるのではないでしょうか。

一つ前の記事でも書いたのですが昇格してきた松原と藤岡もですね。

この二人も今日はアピールに成功したと思います。

松原は4打数1安打1盗塁1得点。増田大が降格しただけに、盗塁を決めたのも好材料だと思います。内野手は多く登録していましたし、外野手登録の控えは石川のみ。

松原は野手のバランスを考えると1軍定着も可能性はありますね。(ポジションとしては昨年の重信かな)

一方の石川は2-0で打率.290/出塁率.333と打撃はやや下降気味。

スタメンマスクは大城でしたが2-0で早々と小林に交代。DHの丸の代打で炭谷。この3人の正捕手争いも目が離せません。

大城:打率.188/出塁率.235

炭谷:打率.105/出塁率.190

小林:打率.333/出塁率.353

小林は今日も打ちました。ただ失点に繋がる悪送球もありました。

炭谷は桜井とのバッテリーの時に暴投を止められずに失点しましたし、大城はマスクを被るチャンスはまだまだありそうです。小林に落ち着くかなぁ。。。

セカンドのレギュラー争いも吉川尚がバット湿ってきてますからね。今日のスタメンは8番セカンド湯浅でした。この二人を含めたセカンド争いの成績を比較しましょう。

吉川尚:打率.265(49-13)/出塁率.308(52-16)

湯浅:打率.400(20-8)/出塁率.455(22-10)/1本塁打

若林:打率.103(29-3)/出塁率.182(33-6)/1盗塁/2失策

山本:打率.174(23-4)/出塁率.364(33-12)

増田大がファームに降格したので、主にはこの四人の争いだと思います。吉川尚筆頭なのは変わらないですが、湯浅も可能性ありそうですね。若林は今日内野を守らずに外野守備でした。

投手では、2回を被安打4、四球2、3失点の古川ですが、これでOP戦は防御率4.50。良くはないんですが、高田が3.86、高木が4.15、ビエイラ4.50、デラロサ4.50、澤村が9.00なので、比較するとまあそんなものかという印象です。

鍵谷が1.80、沼田が0.00でこの二人は結果を残しています。沼田は先発やスターターの可能性も噂されていますね。


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