#26.3/14vs楽天(OP戦)

昇降格情報

ファームから田原が昇格しました。

また、すでに降格しファームに合流していますが、モタが肉離れでリハビリ組に合流することが発表されています。

試合前の見所

巨人の先発はサイドスローに転向した鍬原。

楽天は昨年9勝の左腕辛島。

スタメンには試合前の練習中に入れ替えがありました。

1番サード湯浅、2番センター松原、3番ファースト北村、4番ライトパーラ、5番DH中島、6番キャッチャー大城、7番レフト石川、8番セカンド吉川尚、9番ショート山本。

坂本、丸、岡本、亀井といった主力かつ調子のいいメンバーは休養日になっています。

試合結果と個人成績

9回を終えて3-3の同点で試合終了です。

先制は巨人。2回に中島のOP戦4号HRで先制します。

巨人はその後も4回に大城のツーランで追加点。これで3-0。

先発の鍬原は5回2/3を被安打3、四球2、奪三振9、自責点2。6回にヒットと四球、2番手の田原が攻め込まれ失点しましたが、6回途中を好投しゲームを作りました。これでOP戦の防御率は2.79。

その後は田原-ビエイラ-高木-澤村と継投しました。

田原:1/3を被安打1、四球1(防御率0.00)

ビエイラ:1回を被安打0、奪三振2(防御率3.60)

高木:1回を被安打2、奪三振2、自責点1(防御率5.06)

澤村:1回を被安打0、奪三振2、死球1(防御率6.00)

4番手の高木が追いつかれ、巨人はOP戦の最下位が決定しました。

考察

今日は主力は完全休養でした。日テレ系列の番組に監督や選手が出演したりすることも発表されましたし、調子の良いメンバーは自主調整に任せるということですね。そのため今日はフレッシュな若手と一軍当落上の選手が起用されました。

先発の鍬原が力投しました。先発ローテとなると個人的には不安ですが、他に任せられる投手がいないのも事実。。。開幕の延期をプラスにメルセデスの復帰と戦力の見極めを進めたいですね。

中島が2打数1安打1本塁打2四球と絶好調です。これで打率.333/出塁率.417の4HRで7打点。(チーム最多打点は岡本の11打点、三位は湯浅の5打点)

DeNAのオースティンと並んでHRキングです。

大城も1HR、2打点、3回には盗塁を刺し三振ゲッツーで鍬原の好投を支えました。昨年よりも遥かにフレーミング(ストライクか際どい球を審判にストライク判定させる技術)が上手くなっている気がしました。

捕手の評価は難しいのですが、こんな記事を紹介しておきます。故野村克也さんも「優勝するチームには良い捕手がいる」とよくおっしゃっていましたが、数値の上では捕手が変わることによってストライクが増えたり、失点が減ったりすることが期待できる。とされています。実際日本でもメジャーでもチーム成績の良いチームは捕手の貢献数値が高いのですよね。

日本シリーズを連覇しているソフトバンクの正捕手の甲斐は先ほどの記事の中でもUZR(守備指標)が高いのに打撃も良い選手です。絶対ではありませんが、相対的にはUZRの高い=守備寄りの選手は打撃が弱く、UZRが低い選手は打撃が良い傾向があります。西武の森が典型的ですね。DeNAの加藤、広島の會澤とかも守備よりは打撃のイメージです。

大城の話からそれましたが、巨人の捕手で言うと、小林は例年UZRが12球団の捕手の中でもとても高く、実際に数字として小林が守備につくと相手の企盗数が減ると言うデータがあります。

大城は打撃は一塁で起用してでも打線に組み込みたいほど評価を得ていますが、リードや配球、キャッチング技術など捕手としての評価はあまり高くありませんでした。(比較対象が小林なのは少し酷かもしれませんが)

炭谷はやや守備よりでしょうか。打撃だと大城>>炭谷>小林、守備だと小林>>>炭谷>>大城とタイプが異なるので2019年は併用する起用になりました。

今年は大城の捕手としての成長もここまでのOP戦でも感じられる気がします。

明日も楽天とのOP戦です。このOP戦を消化すると、来週3/20からは公式戦の日程をベースに練習試合が組まれる予定です。NPBは最短4/10の開幕を計画していますが、明確な回答は出せていません。

海外ではMLBもNBAも試合は練習も含め無期限で中止が発表されています。アメリカではトムハンクスやスポーツ選手、カナダでは首相夫人の感染でより国中の危機感が増しましたね。日本はどうなることやら。。。

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