6/23.24.25 宿敵広島との3連戦

皆さんこんばんは。なかなか時間をとることができず、このままのペースでは追いつくことが出来ないと感じましたので今回は一気に3試合振り返っていきたいと思います。

6/23 (火)巨人VS広島 1回戦 18:00 東京ドーム
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勝ち投手 戸郷(1勝0敗)負け投手 ジョンソン(0勝1敗)       セーブ デラロサ(0勝0敗2S)                    本塁打 西川1号

6/24 (水) 巨人VS広島 2回戦 18:00 東京ドーム           

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勝ち投手 九里(1勝0敗)負け投手 メルセデス(0勝1敗)       本塁打 鈴木誠3号 田中広1号 菊池涼1号

6/25 (木) 巨人VS広島 3回戦 18:00 東京ドーム

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本塁打 堂林1号 坂本1号 岡本2号                ★ 坂本、史上44人目となる通算350二塁打達成 

数々の辛酸を舐めさせられた天敵の広島との今季最初の三連戦は1勝1敗1分という何とも言えない結果に終わった。が、個人的には互角以上に渡り合えるという手応えを得たのではないかと思う。それでは、気になったポイント・試合を分けたポイントについて述べていく。

1-1 初戦、戸郷翔征の強心臓ピッチング

一回、先頭のピレラ、西川から三振を奪うなど三者凡退に抑える。二回に簡単に追いつかれるも、後続を断つ。その後はジョンソンへのヒット・西川のソロホームランのみに抑え、結局7回途中田中広に四球を与えたところで降板となった。今回彼のピッチングで一番良かった点は簡単に四球を与えなかったところだと思う。打者25人に対してフルカウントにしたのは与えた二つの四球を含めわずか3回。球種はストレート、スラット、カット、カーブフォークと多い方ではないが、ストレート、スラットの精度が良く、炭谷のストライクゾーン中心のリードも冴えた。特に6回の三者三振は圧巻だった。7回は球が浮いてきたので交代は致し方ないが、十分ナイスピッチングだった。

1-2 炭谷、執念の14球目ヒット。北村の勝ち越し打。

先頭のパーラがヒットも、おびき出される形で牽制アウト。嫌な流れの中、炭谷が粘って粘って14球目をレフト前に運んだ。続く戸郷が中途半端な形で3バント失敗し、またも嫌な流れにはなったがスタメンに抜擢された北村がセンターの頭を越える勝ち越しツーベースを放った。打った北村も見事だったが、センター西川の追い方が悪く、十分取れた打球だった。阪神の近本の記録に残らないエラーも別の試合で見たが改めてセンター丸の守備力は打てなくても外せないと思った。これで集中の糸が切れてしまったジョンソンはここから三連続四球を与えてしまい、大苦手のジョンソンを攻略したジャイアンツが初戦を取った。

2-1 二戦目、メルセデスが田中、鈴木に一発を浴びる。完敗。

まぁ、負ける時はこんなもんだよな、と。(笑)今までが上手くいきすぎていただけだと夢から覚めた気分だった。先発メルセデスの出来は悪くはなかったが、さすがの広島打線は甘くなかった。もともと広島戦の分が悪いピッチャーで、いきなりその相性の悪さを露呈してしまう形となった。だが、"良い敗戦"、"ダメージの残りにくい敗戦"の形であったとは思う。古川(翌日登録抹消)、宮國、藤岡の三人で6回を1失点でまとめることが出来たからだ。負け試合の宮國は皆さんご存じのとおり安定感抜群の投球を披露する。(笑)使い方さえ間違えなければ大きな戦力である。個人的には藤岡を高く評価していて、思っていたよりストレートにキレ・スピードがあり、スライダーの曲がり幅、カーブの抜け具合もいいし、落ちる球もそこそこ。これからはもっと注目してみていきたい。九里、菊池保の出来が良くスコットも前回より余裕のある場面であったため、本来の力を発揮され敗戦となった。スライダーの曲がりで勝負するタイプで、その他のボールはばらつきがありノーチャンスピッチャーではではないと感じた。

3-1 覚醒の堂林、豪快なツーランホームランで広島先制。

凄いホームランだった。桜井が投じたチェンジアップが高めに浮き、豪快にレフトスタンド中段に持って行った。ここ数年で一番シンプルなフォームで振れている。ルーキーの頃が一番近いかな。野球ではよくバットに当たる瞬間に力を集中させろ、という指導、静から動へというイメージが理想とされるが、彼の場合構えているときから手首に力が入りまくりである。それに加えてトップの位置から始動しボールを迎えに行くまでバットを上下に動かしすぎていたと思う。(あんまり見ていないので違ったらすいません。)今年はそれがなくなり、タイムロスがなくボールを迎えに行けている。もともとのポテンシャルは凄いのは皆わかっているので一年通して頑張ってほしい!鈴木誠也に次ぐ脅威の打者になりそうな予感もする。

3-2 一進一退の攻防、勝てたと取るか負けなかったと取るか。

私は負けなかったので良しと捉えた派だがそれじゃ甘いのかな。(笑)チーム状態が良く、貯金もあるので引き分けでも、と思ったが、後攻めでそれは甘いのだろう。先発桜井は堂林への一球がもったいなかったものの6回二失点の無四球ピッチングで試合を作る。澤村がピレラ、菊池に連続タイムリーを浴びるものの、亀井のタイムリー、そして8回裏岡本の値千金のソロホームランで巨人が同点に追いつき、試合は9回の攻防へ。ここで今年の一つのポイントとなるのが延長が10回までとなることである。これは、各チームが例年と違いその時一番良いピッチャ―を惜しみなく投入できることを意味する。実際、広島は9回フランスア、10回スコットを投入。9回10回ともにチャンスを生んだが、代打石川、若林が凡退し、引き分け。大城のバント失敗、石川の三球三振、若林の小フライなど巨人ファンのヘイトを貯める結果となった。が相手がベストな継投ができる今年の引き分けの価値は高いのでは?とも思う。また、この試合の代打失敗はウィーラー加入を更に歓迎するきっかけともなった。。。

今回は以上となります。広島に負け越さずに三連戦を終えることが出来たので良かったです。前日二軍で2本ホームランを放った若林選手が加わったセカンド争いはますます激化しそうですね。ここまで読んでくださりありがとうございました!











         


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