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3連勝が必須の阪神に対す。9/14.15.16

こんにちは!今回はゲーム差9.5の二位につけている阪神との3連戦についてまとめていきます。初戦、巨人が勝利するとM38が点灯するという状況下、阪神からすると3連勝が必須、また巨人側からすると3連勝されなければまあ良しでしょう。試合実況を入れるとどうしても文章が長くなってしまうので、簡潔に自分の言葉で執筆することを心がけます。気になったプレーも挙げていきます。

9月15日(火) 巨人 vs. 阪神 14回戦

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巨人 1 (遊) 坂本 勇人 
2 (右) 松原 聖弥 
3 (左) 亀井 善行 
4 (三) 岡本 和真 
5 (中) 丸 佳浩 
6 (一) 中島 宏之 
7 (捕) 大城 卓三 
8 (二) 吉川 尚輝
9 (投) 菅野 智之

阪神 1 (中) 近本 光司 
2 (捕) 梅野 隆太郎 
3 (二) 糸原 健斗 
4 (左) サンズ 
5 (三) 大山 悠輔
6 (一) ボーア 
7 (右) 糸井 嘉男 
8 (遊) 木浪 聖也 
9 (投) 髙橋 遥人

バッテリー
阪神 髙橋、岩貞、馬場 - 梅野
巨人 菅野、高梨、大竹、デラロサ - 大城

勝ち投手 菅野(11勝0敗) 負け投手 高橋(2勝3敗)

セーブ デラロサ(1勝0敗13S)

本塁打 近本4号、5号

1-1 今年の先発・菅野はなぜか負ける気がしない。

阪神の先発は中7日の高橋。初戦を是が非でも取りたい阪神に対し、巨人の先発は10勝負けなしの菅野。こちらも菅野では落とせない。両者の調子はそこまで良くなかった。試合は序盤から目まぐるしく動き、5回終了時点で2-3で阪神の1点リード。しかし、私はなぜかこの試合は負けないなと半ば確信していた。これは感覚だが、野球ファンならなんとなく皆持っている感覚だと思う。(笑)一応の根拠としては、流れがまだどちらのモノでもなく試合が動きやすく、競った状態で終盤に持ち込めば鉄壁のリリーフ陣で流れを呼び込めると考えたから。でも、1番は10勝負けなしの菅野智之がマウンドに立っていることだった。もちろん、今年の菅野の投げている球は素晴らしいが、それに加えて負けない”オーラ”を持っている。アニメの主人公のような。いつまでこの快進撃は続くのだろうか、負けてほしくないな、といった野球ファンの後押しをそのまま身にまとっているような、、、。試合に戻ると、菅野は6回3失点と最低限の仕事を果たす。その裏、目に見えて球が真ん中に集まりだした高橋を捉え岡本、大城のタイムリーで逆転。菅野に勝ちの権利が転がり込んだ。代打準備の兼ね合いもあり、スパッと高梨にスイッチ。そして大竹、デラロサと繋ぎ、8連勝。この連勝を支える必勝パターンの逃げ切り勝ちを決め、優勝へのマジックナンバー38を点灯させた

★気になったプレー・選手

6回裏 松原聖弥のライトへのツーベース

回の先頭の2番、松原が浮いたボールを思いきり引っ張りチャンスメイクをした場面。ライトには糸井に代えて中谷が入っていた。解説の方も言っていたが松原は打った時点で二塁に向かうことを決めていたと思う。ライト中谷の処理は完璧でリクエストになるほどのきわどいプレーだったが、セーフを勝ち取った。この打席でも感じたが、松原は試合の先頭で回ってくる1番タイプである。まあ、要するに何も考えずに好きに暴れてほしいということで、1番坂本の出塁後、場面を考慮したバッティングを求められる場面で、悉く中途半端な結果を残しており、正直、見てられなかった。ライトの守備は素晴らしく、二塁への進塁の抑止力ともなっているため、定着してくれれば非常に大きいので、限界が来るまで1番での起用が良いと思う。

9月16日(水) 巨人 vs. 阪神 15回戦

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巨人 1 (右) 松原 聖弥 
2 (遊) 吉川 尚輝 
3 (一) 亀井 善行 
4 (中) 丸 佳浩 
5 (捕) 大城 卓三 
6 (二) 若林 晃弘 
7 (三) 田中 俊太 
8 (左) 立岡 宗一郎 
9 (投) 田口 麗斗

阪神 1 (中) 近本 光司 
2 (捕) 梅野 隆太郎 
3 (二) 糸原 健斗 
4 (左) サンズ 
5 (三) 大山 悠輔 
6 (一) ボーア 
7 (右) 陽川 尚将 
8 (遊) 小幡 竜平 
9 (投) 青柳 晃洋

バッテリー

阪神 青柳、桑原、小林、小川 - 梅野
巨人 田口、田中豊、大江、デラロサ、中川 - 大城、岸田

勝ち投手 田口(4勝3敗) 負け投手 青柳(2勝1敗)

セーブ 中川 (2勝1敗6S)

本塁打 大山19号 田中俊1号 立岡1号

2-1 崖っぷちの阿部チルドレンが見せた底力。

前日、試合途中で坂本、岡本両選手が交代。ファンは心配したが、軽度のコンディション不良だったとのこと。安心したものの、この日の試合は大事を取って欠場した。その代役として、先日昇格した田中俊太、立岡宗一郎が揃って今季初スタメンを果たす。田中俊太は度々一軍昇格するも、途中出場ので結果を残せず、その都度二軍落ち。今回、二軍で結果を残し、実質今季ラストチャンスの一軍昇格を果たした。立岡宗一郎は、2月の有鈎骨骨折からリハビリを重ね、復帰後の2軍戦で結果を残し重信慎之介と代わって今季初の1軍昇格を果たした。そして、ベンチには虫垂炎を患い入院の元木ヘッドに代わり二軍監督の阿部慎之介が代役として原監督の隣に。阿部監督の下で汗を流してきた二人がその阿部が見守る中、1軍の舞台でスタメンの座に座ったこの試合。相手先発は青柳。今季対左の成績が良くない青柳に対し、投手田口も含めて9人左打者を並べた。そして2回裏、いきなり田中が青柳の内に甘く入ってきた半速球をライトスタンドへ。阿部監督に小さくならずに、思いきり引っ張るスイングを指導されてきたと話した田中がいきなり最高の結果を残した。そして4回裏、田中がライトへのツーベースでチャンスを作ると、続く立岡が今季初安打初打点となるセンターへのタイムリーヒット。続く5回裏、若林のタイムリーで青柳をノックアウトし代わった桑原から田中が3本目となるレフト前ヒットを打ち、チャンス拡大。続く立岡は打席に入る前、阿部ヘッド代行と桑原のボール軌道を確認、そしてライトスタンドを指さすシーンが映されていた

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そしてなんとその初球をライトスタンドへ運び、今年1号となる3ランホームラン。7-0とし、試合を決定づけた。阪神はその後、6点を取る反撃を見せ、デラロサ、中川を引きずり出されたのは誤算だが、何とか逃げ切った。今オフ、支配下選手10名ほどの戦力外、育成契約が示唆されている中、崖っぷちの二人がまず一つ、アピールすることに成功した

★気になったプレー・選手

岸田行倫捕手 6回まで好投を続けていた田口-大城バッテリーだが、7回原監督は捕手を岸田に代えた。その7回は3者凡退で抑えるも、8回、9回と6失点してしまった。もちろん、今年の田口に8回を投げ切る力がないのもそうだが、明らかに投手に首を振られる回数が増え、アップアップしていた。まあ素人目にはわからないが、配球面で課題が露呈したのだろう。結局、次の試合後に登録抹消され、代わって小林が久しぶりの1軍昇格。ここまで長い間の1軍帯同は初めてだが、広角に打ち分ける打撃や良い肩を随所に発揮し首脳陣に良いアピールは出来た。大城も若くないので将来の正捕手候補としてまたすぐにチャンスは巡ってくるだろう。

9月17日(木) 巨人 vs. 阪神 16回戦

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巨人 1 (右) 松原 聖弥 
2 (遊) 吉川 尚輝 
3 (一) ウィーラー 
4 (中) 丸 佳浩 
5 (捕) 大城 卓三 
6 (二) 若林 晃弘 
7 (三) 田中 俊太 
8 (左) 立岡 宗一郎 
9 (投) サンチェス

阪神 1 (中) 近本 光司 
2 (捕) 梅野 隆太郎 
3 (二) 糸原 健斗 
4 (左) サンズ
5 (三) 大山 悠輔 
6 (一) ボーア 
7 (右) 陽川 尚将 
8 (遊) 木浪 聖也 
9 (投) 西 勇輝

バッテリー
阪神 西勇 - 梅野、坂本
巨人 サンチェス、桜井、田中豊 - 大城、岸田

勝ち投手 西(7勝3敗) 負け投手 サンチェス(4勝3敗)

本塁打 近本6号、7号 ボーア13号

3-1 原監督「こういうゲームは二度とやってはいけないゲームだね。」

原監督は試合後、タイトルの文を何度も繰り返し発した。先発はサンチェス。その初球、高めに浮いた直球を近本が完璧にライトスタンドへ。開幕3戦目でも全く同じシチュエーションがあったが、その反省を生かせなかった。これでリズムを崩したサンチェスは2回までに5失点。徐々に立ち直りを見せるも、この日も岡本と坂本を欠いた打線にとっては重すぎる5点だった。6回、代わった桜井がまた近本に本塁打を浴びる。このカードで4本目となり、いくら何でも同じバッターにやられすぎた。その後代わった田中豊樹も失点を重ね、9回には田中俊の2連続エラー(その後懲罰交代)もあり、投手陣は11失点。打線は1点の反撃も見せることが出来ず、西の前に完封負けを喫した。これで破竹の9連勝がストップ。勝ちパターンを使わないで済んだとも捉えられるが、緊張の糸が切れたような試合は監督の言葉通りもう見たくない。ただ、3連戦を2勝1敗、M35となり、優勝へ1歩近づいた

★気になったプレー・選手

1回表、セカンドは若林と1塁走者は陽川。若林のセカンドゴロ処理の際、若林の左腕が陽川にぶつかり、守備妨害を取られた場面

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映像を見る限り、若林が半ば故意に左腕を出したのは間違いない。しかし、若林の視点から考えると、走者陽川が捕球→送球の際に気になるもしくは邪魔になり、思うように送球できなかったと思う。そう感じた結果、咄嗟に左腕が出たのだろう。田中浩康氏が試合後「二塁手なら誰しも想定していたプレー」と述べたように、あの場面は守備優先で、走者は止まるまたは避けることが必要とされる。陽川が少しでもその姿勢を見せていれば守備妨害は認められていなかったと思うが、リクエスト適用外のプレーでは、その時の審判の判断が全てであり、後に私たちが映像を見て文句を言ったりしたところで何も変わらないし、これは各チームお互い様で、審判含めて野球なのである。

(敬称略)

今回は以上となります。阪神からすると3連勝が必須といえるこの状況で、初戦を確実に取れたことで少し余裕が生まれましたね。少し嫌な負け方をしましたが、あまりガヤガヤ言わずに堂々としていたいですね。また、更新できるように頑張ります。ここまで読んでくださりありがとうございました!良ければスキボタンを押していただけると大変喜びます!

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