堂々としていればよいのだ。そう堂々と…。vs横浜DeNA 9/18.19.20
こんにちは。皆さんお疲れ様です。今回は横浜との三連戦についてのレポートをしていきたいと思います。
9月18日(金)DeNA vs. 巨人 13回戦
DeNA 1 (中) 梶谷 隆幸
2 (一) ソト
3 (右) オースティン
4 (左) 佐野 恵太
5 (三) 宮﨑 敏郎
6 (二) 中井 大介
7 (遊) 倉本 寿彦
8 (捕) 嶺井 博希
9 (投) 井納 翔一
巨人 1 (遊) 坂本 勇人
2 (左)松原聖弥 3(右) パーラ
4 (三) 岡本 和真
5 (中) 丸 佳浩
6 (一) 中島 宏之
7 (二) 吉川 尚輝
8 (捕) 炭谷 銀仁朗
9 (投) 戸郷 翔征
バッテリー
巨人 戸郷、堀岡、大江 - 炭谷、小林
DeNA 井納、パットン、石田、三上 - 嶺井
勝ち投手 井納 (6勝4敗) 負け投手 戸郷 (7勝4敗)
本塁打 オースティン6号 梶谷12号
1-1 素直な負け試合。
ここは軽く。前日の試合が少し嫌な負け方をして、そのままの流れでこの試合に入ってしまったか。まず先発戸郷については少し疲れが見えてきた。2回に2失点すると、3回にオースティンのスリーラン、5回に梶谷にソロ本塁打を浴び、計6失点。相手先発井納のデキを考えると、オースティンの本塁打がほぼ決定的な失点となってしまった。打線は、久しぶりにパーラが1軍の3番スタメンに入るも、バットに当たる雰囲気すらないスイングで、2軍で十分に打席感を取り戻せなかったのかという印象。散発3安打で打線沈黙、2試合連続の完封負けを喫した。
9月19日(土) DeNA vs. 巨人 14回戦
DeNA 1 (中) 梶谷 隆幸
2 (一) ソト
3 (右) オースティン
4 (左) 佐野 恵太
5 (三) 宮﨑 敏郎
6 (二) 中井 大介
7 (捕) 髙城 俊人
8 (投) 濵口 遥大
9 (遊) 倉本 寿彦
巨人 1 (二) 吉川 尚輝
2 (右) 松原 聖弥
3 (遊) 坂本 勇人
4 (三) 岡本 和真
5 (中) 丸 佳浩
6 (一) 中島 宏之
7 (捕) 大城 卓三
8 (左) ウィーラー
9 (投) 今村 信貴
バッテリー
巨人 今村、鍵谷、大江、桜井、堀岡 - 大城、炭谷
DeNA 濵口、国吉、エスコバー、石田、三嶋 - 髙城、戸柱
勝ち投手 濱口(5勝4敗) 負け投手 今村 (3勝1敗)
本塁打 梶谷13号、14号 ソト16号 佐野12号
2-1 点の取られ方が良くなかった先発・今村。
投げている球はそこまで悪くなかった今村。しかし、完封負け続きの打線にとっては重い点の取られ方をした。初回無死2塁からソト、オースティンヲ連続三振に取るも、4番佐野に要求より少し打ちに入った真っすぐをライトへ運ばれ、先制を許す。3回1死まで小気味良い投球を続けるも、梶谷・ソトに連続ソロ本塁打を浴びる。その後も5回3失点でまとめるも、投球内容を考えると、ワンランク上がった投手になるためにはソトへのホームランは防がなければならないし、今村はその素質を既に証明する投球を今季見せていると思う。
2-2 ノーチャンスだった7回表1死満塁のパーラ。
DeNA先発濱口は序盤から丁寧な投球で巨人打線をうまくかわしていたが6回、ようやく坂本のタイムリーで1点を返した。DeNAはここで濱口を降板させ、国吉にスイッチ。解説の方もおっしゃっていたが、濱口の6回の壁はベンチが生み出し、ベンチが濱口の6回続投を過剰に嫌がっていると感じる。特に大崩れしたわけでもないのにスパッと交代させられると、投手目線では首脳陣に不信感をもたないかな?と少し心配になる。それはさておき続く岡本は国吉に見逃し三振に斬って取られる。しかし流れは簡単には変わらず、7回表国吉から1死満塁のチャンスを作ると、打席には6回から代打出場で内容のない三振を喫しているパーラ。投手は左のエスコバーにスイッチ。代打を出したいところではあったものの、ベンチに信頼できる右の代打(中島、ウィーラー等)がいなかったため、この場面はパーラに託すしかなかった。が、はっきり言ってノーチャンスだった。パーラのスイングは以前にも述べたがテニスラケットのように面に合わせてそのまま運ぶタイプ。全くタイミングを合わせられていなかったパーラのミートは絶不調時のパワプロ君のように極小。パーラの撫でるようなスイングで内野の頭を越えるイメージは全く湧かず、結果は最悪のピッチャーゴロホームゲッツー。数日後二軍降格となり、原監督は「体の調子が上がりきる前に上げてしまった。」と述べた。パーラの来季の契約は少し微妙な立ち位置になってしまった。チャンスの後にはピンチあり、その後リリーフ陣があっさり4点を取られ、1-7で3連敗。マジックを順調に減らし続けていた巨人は少しここで小休止してしまった。
9月20日(日) DeNA vs. 巨人 15回戦
DeNA 1 (中) 梶谷 隆幸
2 (一) ソト
3 (右) オースティン
4 (左) 佐野 恵太
5 (三) 宮﨑 敏郎
6 (捕) 戸柱 恭孝
7 (遊) 倉本 寿彦
8 (二) 柴田 竜拓
9 (投) 大貫 晋一
巨人 1 (二) 吉川 尚輝
2 (左) 松原 聖弥
3 (遊) 坂本 勇人
4 (三) 岡本 和真
5 (中) 丸 佳浩
6 (捕) 大城 卓三
7 (一) ウィーラー
8 (右) パーラ
9 (投) 畠 世周
バッテリー
巨人 畠、高梨、中川、デラロサ - 大城
DeNA 大貫、山﨑、伊勢、三上 - 戸柱
勝ち投手 畠(1勝3敗)負け投手 大貫(6勝4敗)
本塁打 丸16号、17号
3-1 畠のアイテム”幸運のウサギの足”?
先発は前日の夕方に告げられたという畠。メルセデスの左肘違和感によって急遽巡ってきたチャンスだ。こういう場合、二軍ローテの巡り合わせによって1軍昇格が決められる(例えば前日に先発していたりすると無理)から、ここで畠が選ばれたことも一つの幸運だろう。タイトルのワードについて、ウサギは花や木々が戻ってくる春に関連していることから非常に幸運な動物といわれるらしく、ウサギが野を駆け回るのを見つけることは幸運であるといわれている。これがモチーフのお守り、アクセサリーの幸運のウサギの足が海外で人気があるが、畠はこれを持っていたのか?と思わせるくらいこの日はツイていた。ウサギが野を駆け回るように、G戦士がグラウンドを優雅に駆け回る。。。。。と冗談はここまでにしても、本当に締まった試合を見せてくれた。初球の梶谷のライトライナーをパーラが好捕すると、2回宮﨑のショート後方のフライを坂本が好捕、4回先頭のオースティンのセンターへ抜けるかというようなライナーを吉川がジャンピングキャッチ、5回倉本のライトライナーをパーラがダイビングキャッチ、、、。その他にも岡本の安定感ある守備、DeNA側にも好プレーが出るなど、しまった試合を演じていた。よく投手のテンポよい投球が好守を生んだ!などとされることがあるが、この試合に関しては完全に畠が助けられていた。その守備に助けられた畠は、持ち前のストレートとこの日良かったカット系、ピンチで見せた集中力光り6回無失点、チームはもちろん、昨年結婚発表した家族に向けても嬉しい、自身2年ぶりの勝ち星を得た。
3-2 ”値万金”の丸の2打席連続ホームラン。
相手先発は今やローテ柱級の活躍を見せる大貫。そうそう打てる相手ではないが、巨人打線は一貫した姿勢で攻略に成功した。実にシンプル、打てる球だけを振り、打てない球は振らない。吉川がヒットを放ち、松原は捉えたあたりのセンターフライ、吉川が盗塁、悪送球で3塁へ進むと、坂本が真ん中の直球を華麗に捉え先制。岡本、丸は四球だが、打てる球がなく、辛抱した結果だった。大城は三振も、1回の攻撃陣は全員それが出来ていた。その姿勢が丸の2打席連続ホームランを生む。4回表、真ん中にきたカットを逆風切り裂きツーラン。6回表は高めの真っすぐを右中間上段へ完璧に運んだ。今の丸には2年連続MVPの時の雰囲気が出ている。原監督が値千金を超えて値万金を比喩したが、前日まで、3日でわずか1点の巨人打線にとっては決してオーバーではない原監督らしい賞賛だった。
★気になったプレー・選手
7回表 相手投手は山崎。二死ながらも1.3塁のチャンスで1塁に松原、3塁に吉川尚と共に俊足。松原がスタートし、捕手戸柱が2塁に送球したタイミングで吉川尚がスタート。戸柱はカットしてもらうため投手山崎に送球したものの、山崎が気づかずスルーしてしまい、結果悪送球、吉川がそのまま本塁に生還し、決定的な5点目を取った。サインプレーだとは思うが、締まった好ゲームで先にミスしたのはDeNAの方だった。このプレーでエラーがついてしまうのが戸柱なことが気の毒である。ランナーが共に俊足で足を絡めたプレーがあることは最低限頭に入れておくべきだった。
(敬称略)
今回は以上となります。いろいろあって、アップが遅れてしまいました。理想としては、次の試合が始まる前に前の試合のレポートを出したいですがなかなか厳しいですね。このDeNA戦の後の2カードはまとめられなさそうなので簡単に触れます。広島に3連勝、中日に2勝1敗と、大きく勝ち越しました。この6試合で、巨人の優勝はゆるぎないものになったと感じます。まず広島は、そもそも選手のモチベーション管理が出来ていません。5位に低迷するチームにおいて個人タイトルに関わりそうな選手も乏しく、上位との差も歴然なことから、チームとしてのまとまりを感じません。若い選手の台頭のための期間としたいところですが、実績ある投手の不調等により、若い島内、ケムナ、塹江投手らが既に苦しい場面で投げることを強いられている悪循環に陥ってしまっています。中日については、久しく遠ざかっているAクラス入りを目指そうという意気込みは感じます。木下捕手の成長が著しく、選手も粒ぞろいですが、アベレージ型の選手が多く、ビシエド選手以外の迫力不足感は否めないです。勝ちパターンのリリーフ陣(祖父江、マルティネス投手ら)の安定感が素晴らしいので競った状態で終盤に進むと嫌な相手ですね。タイトルにもしましたが、ファンはしっかり地に足つけて、マジックが減るのを堂々と見守っていればよいのです。それくらい、今年のセリーグでは巨人が抜きんでて強く、ペナント巧者であることは一目瞭然だから。
10/2.3.4.5に甲子園で行われる阪神戦に4試合とも見に行くことにしました。暇人です。今年はなかなか観に行けていないのでとても楽しみです。また、少し気が早いですが日本シリーズに進出した場合、京セラドーム大阪で巨人主催のゲームが行われることが有力になっています。東京ドームでは都市対抗野球が行われることが既に決まっていたので、その代わりですね。私としては見に行きやすくなったので、何とかチケットを入手して見に行きたいですね。
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