【BAL】質問回答集
※ヘッダー画像は より。
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こんちには、ジャンさんです。
11/3(日)にMLB30球団ファン合同note:BAL担当のもくろーさんと対談スペースを行いました。
その際事前アンケートにて質問を募集しましたので、当日回答できなかった分も含めて、回答を書こうと思います。
※アーカイブ
皆さまご参加ありがとうございました!
— ジャンさん (@Giansandesu) November 3, 2024
アーカイブは以下になりますので、よければ聞いてみてください。https://t.co/OPCApiqmky
◾️2024年シーズンのオリオールズ
2024年シーズンのオリオールズについて、気になることがあればお書きください。
🔸成績について
一年を通してのチームの打撃の印象、課題。個人的には良くも悪くもチーム全体的に積極的なアプローチが多いと感じました。(BAL)
→とにかくHRに依存し過ぎた、と言うところでしょうか。
23年シーズンと比べてHR数(183→235)は増えましたが、総得点(807→786)は減っています。
長打狙いの姿勢については構いませんが、そもそも出塁能力もアプローチ力も低い選手が多いので、一発逆転のみ狙い続けるという分の悪いギャンブルのような打撃だったと思います。
ラッチマンとヘンダーソンの打撃の不調が長く続いた理由は何が考えられますか?
(BAL)
→ラッチ:シンカーとチェンジアップの投球割合が7月以降増えていた。
ガナ:そもそも沈んだのが8月だけ。それでもwRC+105あったので、一時的な降下があったに過ぎない。
と考えています。
メカニクスに詳しい人が見れば他に何かあるかもしれません。
ラッチマンの不調の原因(打撃もそうですが、特に捕手としての指標がパッとしない理由)
→不調は上記の通り。捕手指標については、そもそもブロッキングとポップタイム以外低いので、来年以降改善すればいいねという感じです。
ラッチマンについての意見を聞きたいです。ルーキーイヤーを見た時は今後数年以内にMVPを取ると思っていましたが、正直今年の成績で少しラッチマンの評価が自分の中で1つ落ちた気がします。
→ 2000年以降の捕手MVPはポージーとマウアーのみ。ポージーは4年目、マウアーは6年目の受賞です。
単なるダウンイヤーとも捉えられるので、評価が落ちる落ちないに関して今年の成績だけで判断するのは、時期尚早すぎると思います。
ヘンダーソンはどうやって休養させてればよかったと思いますか…?終盤シナシナになってたので
→ 本来彼以上に成績を残さなければいけないメンバーが軒並みボロボロな成績になっていました。周りが降下すれば当然最も強力なメンバーはスタメンから外せなくなるのは当たり前の現象です。
しいていうなら、ロスターの足枷・負の遺産に片足突っ込んでいる選手たちを開幕前に処理してヘンダーソンの負荷を軽くする方法は取れたと思います。
🔸編成・運用など
開幕前にメジャー契約したTonny Kempはどういう意図だったのかの感想をお願いします。
→ただのデプス確保だとおもいます。ある意味当時の2Bメンツの頼りなさの裏返しともいえますが。
エースのコービンに次ぐ先発投手であるエフリンを獲得したのは見事ではあった。
→同意見です。
トレバー・ロジャースの対価についてはどう考えましたか?
→ ロジャースの移籍後成績を勘定にいれても、妥当だと思います。あの2人(Norby, Stowers)はBALで大成する未来が全く見えませんでした。正直MIAでもあまり…という感じです。
若手組の活躍について(期待と実際の貢献度の乖離など)
(HOU)
→貢献度云々を語れるほど起用されていないメンツもなぜか多いですが、皆よくやったと思います。少なくとも来シーズン以降に期待できるものをしっかりと生み出しました。
特に23年はプラトーン起用だったWestburgがIL期間を除いてほぼフル出場、初年度はMLBの壁に跳ね返されたCowserがHaysから世代交代したことは、チームの方向性を対外的にアピールする意味でも重要なこととなったとおもいます。
正直、運用次第で地区優勝できたと思いますか?
(BAL)
→無理ですね。
本来打線の主軸にならなければいけないメンツの成績が軒並み降下または低いレベルで安定して足枷状態になっていました。怪我人も多かったですね。
サンタンデールの成績ですら、物足りない成績だったと私は思います。
◾️2024年オフ以降のオリオールズについて
2024年オフ以降のオリオールズについて、気になることがあればお書きください。
🔸契約について
バーンズ再契約の可能性はどれくらいあるでしょうか?またそれに伴って、新オーナー就任によるペイロール拡大はどの程度までありそうでしょうか?(LAD)
→あって5%ほど。QO補完指名権を受け取って終わりだと思っていたほうがいいと思います。
ペイロールは徐々に増えるのではないかと思いますが、最終的には贅沢税第一閾値ぐらい($240M程度)には出して欲しいとは思います。
ただし、24年オフに$10M以上の選手が複数人退団するので、よほどの補強をしない限り、25年のペイロール総額は24年からほぼ変化しないと思います。
ピートアロンソやクリスチャンウォーカーらの1B獲得を逃した球団にマウントキャッスルを売りつけて投手陣への厚みを持たせる。メッツファンです。
→大いにあり、むしろ是非やって欲しい。ただし、単年契約の1B選手がCoby Mayoの定着まで必要だとおもいます。
サンタンデールをはじめとしたFA選手について、再契約すべきかどうかお聞きしたいです。
→バーンズは6年契約まで、サンタンデールはQO受諾のみ、マッキャンは単年契約ならOK。
球団オプションについてはセラントニー・ドミンゲスとダニー・クーロムは絶対残して欲しい。他はリリースで構いません。
オリオールズは巨人菅野の獲得に動くと思いますか?
→動かないと思います。36歳の未経験怪我持ちの選手に期待する意味は今のBALにありません。
オリオールズは予算的にATLからFAのフリードを獲った方がいいと思いますがどうですか?
→反対です。稼働状況を考えると高確率で割高契約になりそうですし、何よりATLが囲い込み契約をしなかった理由が気になるところです。
ラッチマンとの長期契約はあるのか?
→やって欲しいが、捕手の長期契約はわからないことが多い。球団として慎重になってもおかしくないので、調整の終わり際まで動きがないかもしれません。
🔸若手選手について
ホリデイの来季成績予想(大谷さんの打撃を参考にしてレッグキックが無くなった試合の結果は良さそうだったので、個人的にはポジティブにみたい感じです)
→内野に居座っている有象無象のUTもどきを一掃してくれればそれでいいです。
21年オジー•アルビーズ(wRC+108)に近いものが出せたら上出来だと思いつつ、wRC+100越えをしてくれればOKです。SS→2B転向も2年目となるので、守備はより安定するのではないかと思います。
2023はヘンダーソン、2024はカウザーと新人でブレイクする選手が現れてますが2025は誰がくるかの予想が知りたいです。
→開幕からと言う意味ならコビー•メイヨ、シーズン途中ならサミュエル•バサイヨとブランドン•ヤングに注目ですね。
注目しているプロスペクトを教えてください!(BAL)
→階層別で以下になります。
(AAA)サミュエル•バサイヨ
(AA) エンリケ•ブラッドフィールド Jr.
(A+) ルイス•デ•レオン、ザック•フルーツ
(A)Keeler Morfe
(ROK)Evin Garcia
🔸編成について
・今後チームのピークを迎えるのはいつ頃になりそうですか?その時の大まかなロスターの構想など軽く教えて頂けると嬉しいです。(HOU)
・BALが最もコンテンドして本気で世界一を狙うシーズンはいつ頃だと思いますか?
→2026~2027年が直近のピークかなと思います。それまでに足枷となっている選手を全員吹き飛ばす必要がありますね。
ロスター構想についてはCOF1人、SP/RPの半分以上がFAやトレードで獲得した選手になっていそうです。捕手はラッチマン、バサイヨ(1B/DH兼務)、控え捕手の三枚体制であって欲しいですね。
来年の先発ローテの予想
(BAL)
→ こんな感じだと思います。
A:エフリン、ロドリゲス、クレーマー、ポヴィッチ、ロジャース、FAの人
B:マクダーモット、ヤング
スウィングマン:スアレス
皆さんが思う理想のオフの球団の動きについてお聞きしたいです。
→24年オフと25年シーズン全てを費やしていいので、もう足元が怪しい選手たちをちゃんと放出すること。ノンテンダーをちゃんとすること。
SP/RPを1人ずつ、ウィニングカルチャーを知っているような単年の傭兵野手を1,2人獲得すること。
来年のPSは勝てますか?涙
→まずまともなメンツを揃えて、まともな起用をしろ。それでちゃんとPSに出場しろ。あと同じような采配・起用ミスをするな。
🔸その他
私が応援しているチームがアンソニー・サンタンデールの獲得に動くかもしれません。 サンタンデールの適正金額と年数を推定で教えていただければと思います。 あと、サンタンデールはどのようなキャラクターなのか、チーム内ではどのような立ち位置の選手だったのかも知りたいです。
→Spotracによるマーケットバリューは5y$88.7M(AAV$17.7M)とありますが、すでに成績は降下曲線に入っている気はしますので、エージェントの実績も込みで3y$54M(AAV18M)+CO2y$40Mのような、球団側にゴリゴリに有利なものでいいと思います。4年以上は確実にバストだと思ってください。
キャラクターについては、明るくエモーショナルな部分は中米出身らしさがありますが、リーダーシップ性については少しおとなしい部分があり、沈むときはとことん沈むので、チームを先導する立場にはなれないタイプだと思います。
打線に絶対的な存在が別にいて、6,7番で自由に打たせるのが最も適していると思いますね。
◾️オリオールズに獲得して欲しい選手
オリオールズに獲得して欲しい選手がいれば、理由も合わせてお書きください。
🔸先発投手
コービン・バーンズと再契約してほしい。彼以上に素晴らしい選手はいないと思うから。
→ 各種指標の降下かつ代理人ボラス氏ということも考慮すると、一部報道であった8年契約の希望がBALで叶うことはないと思います。
5~6年契約ならまあ、いいんじゃないですかね。
ホセ・キンタナなど、一年契約で良さそうなSP。
今季離脱が多く悩みのタネだったかもしれないが、上記よりは優先度低く復帰もあるかもしれないから。
→ SPなら2年契約までなら出していいとおもいます。
菅野智之
安くてイニングは稼げそう。
→いらない。安さならマイナー契約の選手でまわせばいいし、イニングイーターならお金出して実績のある人でいい。
フランバー・バルデス
25年オフFA。安定して試合を作る能力と複数年ローテを守り続けれる安心感が魅力。 ただ調子が悪い時期はとことん悪いので、短期決戦などではメッタ打ちにされるリスクあり。 あとフィールディングが下手くそ。(HOU)
→FAなら魅力的だが、24年前半に前腕の痛みを訴えていたことが気になる。
トレードなら論外。もうそんなことをして上位プロスペクトを放出してはいけない。
🔸ブルペン
タナー•スコット
・リードを潰す方が多く安定感を欠いていたかなと感じたから。
・パワー型のリリーバーが欲しい。バティスタが復活する迄の間、クローザーを務められる。
→ドミンゲスのCOが行使されたら、優先度は下がる上に、RPの複数年契約はいかなる選手であってもリスクが大きい。BB%が23年比で悪化した上に、SD移籍後の無茶な起用を見る限り、触れてはいけない契約のような気がしている。
藤浪晋太郎
終盤はマイナーで無双してたので。
→ありだが、不安定さは否めない。
🔸野手
経験豊富なOF
ex)テオスカー・ヘルナンデス、ハリソン・ベイダー
PSで全く打てずに散ったのでいい加減勝ちを知る選手を獲得すべきと考えた際、BALは現状Gunner&Rutschman&Westyのチームだと思うのでテコ入れするなら外野手かと思ったから。テオスカー・ヘルナンデス
2018年以降安定した打撃成績を残しているのが魅力
->正しくは2021年以降に安定。(2023年を除く)
→Teoはおそらく単年で済まないので、能力と年齢を考えると触れてはいけない存在だと思う。ベイダーは右のマリンズを増やすだけなのできつい。
真っ当な単年OFならランドール・グリチャックがより適している。
ジャスティン・ターナー
イキイキした若手が多い中でプレーオフだとチーム成績があまりパッとしないため、優勝の仕方を知っているメンター枠のおじさまがいるといいなと思ったため。
→ぜひ獲得して欲しい。マウントキャッスルの放出と同時に行えればなおよし。
キケ・ヘルナンデス
複数ポジ守れてそこそこ打てる選手はチームにかなりフィットしそう。
→ ほしい。
Santanderの穴を埋める選手を獲得してほしい。
→ 彼自身が穴だった側面が否めないため、違う方向性の選手を獲得して欲しい。
ブレンド・ルッカーはどうですか?
→ DH専任の選手は獲得しない方針みたいです。
◾️その他自由記述
このチームが好きになったきっかけは?僕はラッチマンが子どもたちと球場でそりにのって遊んでいるのを見た時からです。
→ ラッチマンが22年ROY投票で一位票を1票だけ獲得したときに、ラッチマンとオリオールズを調べて気に入りました。有望プロスペクトがたくさんデビューする感じが好きですね。
※ラッチマンに一位票を投じた記者の当時のポスト。
Congrats to Julio Rodriguez on winning AL Rookie of the Year. A deserving choice.
— Ben Nicholson-Smith (@bnicholsonsmith) November 15, 2022
As the only BBWAA voter who put Adley Rutschman ahead of Rodriguez, I want to offer my thought process to Mariners fans, Orioles fans & any others interested in the process.