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高校生、スラムで鶏に喧嘩を売られるinCEBU
はじめまして。にゃんこです。
今日はタイトルの通りセブで鶏に喧嘩を売られた話をしたいと思います。
これは第1話の続きなので読んでない方は第1話を読んでからの方が楽しめます。
まぁ、なんやかんやで寮に着きその日は眠りにつきました。翌日遂に私の留学生活が始まると思い胸を高鳴らせていわけですね。翌日朝8時から授業を受けました。1コマで限界な私は2コマ目を死にかけながら受けていたわけですね。
そしたら、先生がいきなり
「今日は私の故郷に行こう!亅
と言い始めました。
流石に目が覚めました。
という訳で行くことになりました。
ちなみに私がいる寮には大学生のお姉さんのKちゃん(19歳)と社会人で世界を旅してるNちゃん(29歳)がいました。
みなさんが想像してる大きな語学学校って感じでは無かったですね。結構アットホームな感じでした。
Kちゃんはインドアであまり部屋から出てこないのですがNちゃんは凄く活動的でインドアな私には眩しかったです。
先生が故郷に行こうと言い始めたのは朝の9時でKちゃんはまだ寝てた、というかほぼ昼夜逆転してたのでNちゃんと先生二人(夫婦)の4人で行くことになりました。
車で話を聞くにつれ、先生達の故郷はスラム街だそうです。今まで私はSNSや書籍などを通じてスラムを見たことはあれど直接行くのは初めてなのでとても緊張していました。身ぐるみ剥がされて臓器売られるんじゃないか、とか考えてました。
セブの中心?ら辺から車で40分ぐらいのとこにスラムはありました。車で道を進むにつれ、先生たちは知り合い達に外から声をかけられていて人気者なのかな?と思いました。開けた場所に車を停め歩くと段々道が狭くなっていきました。
人1人がようやく通れるぐらいの道が入り組んでいました。あと、なんだか少し変な匂いがしました、
そして先生達にスラムを案内してもらいました。
こんな感じです。人物は消しゴムマジックでけしてます。
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先生達の家に着くと屋上に案内してもらいそこであの鶏に出会いました。家の中は少し薄暗くて狭かったです。
先生達は屋上でケージをかけて鶏を何匹か飼っていました。先生達は鶏を指さして
「このニワトリ達は食べるんだぜ?亅
みたいなことを言っていて私は思わずふっ、こいつら食べられるんだ(笑)
的なことを思いながら鶏を見て笑いました。
そしたらその鶏に私の考えが伝ったのか鶏は私が持つスマホに体当たりしてきてその衝撃でスマホは床に落ち、画面はバキバキに割れました。
私は激怒した。かの那智暴虐な鶏を倒させばならないと。
やられたらやり返すのが私のモットーなのて近くにあった棒を持って鶏をつつこうとしました。
しかし、鶏は速く普段から運動を怠っていた私には勝ち目がありませんでした。腕に引っかき傷が少しつき、先生達が鶏を止め私は負けました。
私はその鶏に日本語で
「どうせ!食べられるんでしょ!!おつかれ!亅
と言って走って去っていきました。負け惜しみです
人生で初めて動物に負けました。とても悔しく、その夜は鶏が夢に出てきました。
番外編
私の寮は1人謎の住人がいると、KちゃんとNちゃんと私の3人の間で噂になっていました。
どうやらこの留学の会社の社長の友達らしく部屋をタダで貸し与えてるそうです。
しかし3人の誰もその姿を見たことがなく、その人は謎に包まれていました。
時々床に足跡が着いておりKちゃんと二人で怖い思いをしました。
しかし、私は話してしまったのです。
それは私が部屋に荷物を運ぼうとした時です。
どうやら私が使おうとした部屋の隣にその人は居たらしく、部屋をノックしてきました。
NちゃんとKちゃんは外出中だったので凄くビビりながらもドアを開けると、綺麗な女の人が立っていました。(怪談話じゃないです)
「私、リモートで会議してるからうるさいと思うけど大丈夫?亅と聞かれました。
どうやら話を聞くとリモートで働いてるそうなので日中は外に出ないそうです。
まぁ、私はイヤホンつけてアニメみてるだけなんて大丈夫です!と勢いよく答えました。
その人をBさんとします。フィリピンとのハーフらしくとても綺麗な人でした。英語もペラペラでかっこよかったです。年齢は30歳だそうです。
その夜は私とBさんとNちゃんでお菓子を食べながら女子トークしました。年齢が2倍ぐらい離れていたんですが、なんだかとても楽しかったです。
次回もお楽しみに🎶