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確実に手応えのある努力は、たぶんめちゃめちゃ楽しい - 20240522

自分が何をやるべきなのかを考える時、理想の状態と現実のギャップからやるべきことをあぶり出すことができる。

これは今日読んだ『問題解決大全』で、キャメロットという技法として紹介されていた。

まず自分の理想の状態を想像する。想像できないなら、「もし奇跡が起きて、目が冷めたときには抱えている問題のすべてが解決していたとしたら、今と何が違っているか」を考えてみる。その理想の状態と現状の差、その差は何なのか、何をすれば埋まるのか、そうやってやるべきことを見つけていく。

これは『7つの習慣』で出てきた「自分の葬式でどんな声をかけられたいか」を考えると、自分が本当にやりたいことが見えてくるというのに似ていると思った。

つまりはゴールから考えるということで、あみだくじを例に出すと、あみだくじをまともにやって正解に辿り着こうとすると、正解に続く線を選ぶまでs試行を繰り返さないといけないけど、正解から逆にたどっていくと、どの線を選択すれば正解につながっているのかが当然のように一回の試行でわかる。

理想の自分と現実の自分には無数のギャップがあって、それを書き出してみると、今の生活を続けていたのではとてもその差を埋めることはできないということが手に取るようにわかる。でもそれは絶望ではなくて、やるべきことが見えているという意味でとても希望的だったりする。

ずっと見当違いの道を歩いて生きていたかもしれないぞっとする未来に今気づいて、理想から逆算した道に軌道修正する。

自分は働きたくないと毎秒思っている。だから働いていない状態の自分を想像してみる。そのゴール地点の自分と現在の自分を重ねてギャップをあぶり出す。痛々しいほどの差異が痣みたいに浮かんでいる。圧倒的にアウトプットが足りていないこと、インプットばかりに時間を使っていること、規則正しい生活ができていないこと、お金の知識が足りていないこと、他にもある。そのひとつひとつを改善していくことで、理想に近づいていくことができる。

ゴールから逆算した確実に手応えのある努力は、たぶんめちゃめちゃ楽しい。

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