雑な情報の消費をやめる - 2023/12/10
ここ数年間ずっと、一日中なにかしらの情報を摂取している。インプットと呼ぶこともはばかられるような、雑な情報の消費をそろそろ辞めないといけないと思い始めた。
自分が情報から得ているものは知識ではなくて刺激で、どこか栄養のないジャンクフードをひたすら食べ続けているような不健康さがある。
インプットよりもアウトプットをしたいと思っていても、アウトプットの負荷から逃げるために「アウトプットのためには、まずインプットが必要」という言い訳を作って、日々をインプットに費やして、アウトプットから目をそらし続けている。しかもそのインプットも、ただ情報の刺激を愉しんでいるだけなのだから、話にならない。これじゃあ自分の状況はいつまでも改善しないだろうなと確信できる。
だから明日からは摂取する情報を絞ろうと思う。普段見ているニュースサイト、sns、動画サイト、書籍、漠然と、漫然とただただ刺激をもとめてなんとなくでザッピングしてしまっている情報を生活からなくす。かわりに、きちんと目的を持った情報の摂取を心がける。なんのために自分はいまその情報にアクセスているのかを理解して、その情報から何が得られることを期待しているのかを予測して、実際に得られた知識をまとめて、健康的なインプットにする。
情報の刺激はどこか有意義な気がしてしまうけれど、それを自分の言葉に変換して、自分自身の知識システムの充実にあてられないならなんの意味もない。
きちんと知的負荷をかけて、情報を摂取する習慣をつけていきたい。
今日、面白そうな本を見つけた。
『さみしい夜にはペンを持て』というタイトルがとてもいいし、装丁も美しかったので速攻で amazon で買ってしまった。こういう装丁のいい本は kindle ではなく物理本を買ってしまう。