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vol.32【本来の目的を違えず。理解し選択】

みなさんこんにちは、
海外投資のGIA長谷川です^ ^

前回は
・価格に一番反応する需要
・世界で最初のゴールド連動ETF
・現物に欠けた俊敏性を補う

についてお話ししました。

ゴールド連動ETFの特徴と魅力が
伝わったかなと思います。

今回は
「SPDR ゴールド・シェア」と同じETFで
似ているけど、異なる商品を2つ
取り上げます(*´꒳`*)

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裏付ナシ&ナシを補う魅力も・・

ゴールドETFの中には、
いくつか種類があります。

まずは
野村アセットマネジメントが運営する
「金価格連動型上場投資信託(1328)」

この商品も
ゴールド価格との連動を
目指して運用されています。

▼東証:金価格連動型上場投資信託

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こちらはETFの中でも
リンク債型ETFというタイプで、
ETN(Exchange-Traded Note)という
現物資産を組み入れないETFです。

現物の裏づけがナイので、
商品を組成しているリンク債を
発行している会社が倒産をした場合、
投資資金が一部も保障されません。

ファンド組入銘柄
「UBS AG, London Branch」は、
格付け会社S&P社、ムーディーズ社の
格付け評価でA以上なので、 

すぐ倒産・・
というのは無さそうですが、
現物を裏付けにしたETFと、
同じに並べることはできません。

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「金価格連動型上場投資信託」は
「SPDR ゴールド・シェア」と比較して、

・最低投資可能額が2.8倍前後になる事
・信託報酬が0.54%で少し高い事

などから、
金額的な旨味を見出すのも難しいです。

できればもっと何か魅力が欲しい・・
と思ってしまったり。。しまったり。。

日本の大手グループ組成のETF

もう一つ取り上げます。

三菱UFJ信託銀行が管理をする
「純金上場信託(現物国内保管型)(1540)」

この商品も
ゴールド価格との連動を
目指して運用されています。

▼東証:純金上場信託(現物国内保管型)

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この商品は、
現物のゴールドを
裏付けにするタイプ
なので、

運営会社が倒産しても
投資資金が0になる心配が低い、

安心感の強い商品です。

それにさすが
三菱グループの商品です。

投資家がETFを買うと、
三菱商事株式会社(日本)が
現物のゴールドを拠出し、

三菱UFJ信託銀行(日本)が
ゴールド現物を保管します。

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前回取り上げた
「SPDR ゴールド・シェア」と比較して、
全て国内で行われているという点に
分かり易さと馴染み易さがあります。

この恩恵があるからこそ、
購入したETFがゴールド1kg以上になったら、
希望に応じて現物のゴールドに替えて
受け取ることもできます*

信託報酬は0.432%で、
「SPDR ゴールド・シェア」と比べて
0.032%だけ高い程度です。

ゴールド価格に連動したETFの中で
商品としての魅力が尖っているので
魅力的に感じてきます
ね(*´꒳`*)

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ただ。
よく考える必要もあります。

「現物のゴールドで受け取れること」に
本当に魅力があるのか?

ETFで買ったものを現物に替える時に、
それなりにコストが掛かります(涙

▼小口転換手続きに必要な費用(概算)

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投資も手法も特性を活かす

前回の投稿で、
現物とETFの使い分けを書いたように、

ETFと現物は
基本的に別の商品です。

せっかくETFで買ってきたものを
現物にするのは勿体無いですね。

現物は現物で
コツコツ。

ETFはETFで
コツコツ時に大胆に。

住み分けも大切です。

日本国内で買える
ゴールド価格に連動するETFは
まだ他にもあります。

今回のように特徴をよく見比べて
目的にあった商品と投資方法を
よく選択してください
(*´꒳`*)

GOLDセミナープレゼント中!

ゴールドについては
話が長くなりすぎるので、
以前弊社で開催したセミナー動画を、

無料で視聴できるように
準備をしています
(*´꒳`*)

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【見所はこちら】
・富裕層がゴールドに期待していること
・ポートフォリオでゴールドの位置付け
・ゴールド価格構造
・リスクとデメリット

【視聴方法】
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②「ゴールド」とメッセージを送る
③自動で、視聴ページが届きます(*´꒳`*)

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色々な国を知り、色々な投資を知り、
ご自身の判断で自分の投資を
作り上げてくださいね!

次回もどうぞお楽しみに!

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