高確率で失敗する暗号通貨案件
GIA通信 - vol.408
みなさま、こんにちは！
Global Investment Academyの
中村です。
私たち投資家にとって、
とても大切なことは、
『自分目線のしっかりとした軸を持ち、
周りに流されず自分で判断する。』ことです。
それを改めて、
怖いくらいに教えてくれる、
非常に興味深い動画が、
今週配信されました。。
その動画とは・・・？
続きは【編集後記】にて
乱高下はあれど注目度MAX！
今こそ注意すべき暗号通貨案件は？
ビットコインの急上昇で、
暗号通貨市場全体が、
とても盛り上がっています。
「今このタイミングで、
ビットコインに投資すべきか？」
この考察に関しては、
JPモルガンですら
「約1500万円までは期待できる」
というような発言をし始めているので、
今後の上昇期待も十分にありますが、
暴落をし始めると止まらない、
恐ろしい特性も持っているので、
レバレッジ投資は可能な限り避けて、
投資をするとしてもコツコツ投資で、
枚数を増やす位がちょうど良いと、
私目線では考えています。
主軸であるビットコインに関しては、
上記のような慎重なアドバイスとなりますが、
今後間違いなく出はじめることが予想される、
『ビットコイン上昇時だからこそ出回る、
成功する確率が低い投資案件』
こちらは絶対に投資をお勧めできません。
その投資案件とは何か？について、
次章より触れていこうと思います。
歴史は繰り返すので、
間違いなくこの辺りの案件は出てきますし、
被害者も続出すること間違い無しです。
そして、この投資被害に会う方は、
ある程度リテラシーがある上に、
新しい情報に敏感な方が多いです。
ですので情報感度の高い、
GIA通信読者のみなさんは、
特に要注意なので、
『投資被害予防接種』として、
しっかりと網羅しておきましょう！
ビットコイン上昇時に出てくる
リスクの高い暗号通貨案件は？
ビットコインが注目されている時に、
間違いなく出てくる投資案件は
『マイニング案件』です。
ご存知の方が多いと思うので、
ざっくりと説明しますが、
ビットコインの取引は、
『マイナー』という、
マイニングマシンを所有し、
稼働しているマシンを介して
送金がされています。
そして、そのマイナーへは、
送金を手伝った報酬が払われます。
このマイニングマシンは、
1台数万～数十万円で販売しており、
電気とインターネット回線があれば、
どこでも接続できて報酬が受け取れます。
日本では電気代が高く、
採算が合いにくいのが実状で、
電気代の安い国で稼働する形にして、
マイニングマシンを購入して、
それを遠隔で稼働してもらう、
『クラウドマイニング』
という形式で、
マイニングの募集が出てきます。
「1口5万円からで、
マイニング報酬の権利が発生して、
毎日ビットコインが送られてきます。
しかもそのビットコインが、
今後も値上がり期待できるので、
ビットコインに投資するくらいなら、
マイニングマシンを購入する方が、
絶対にお得です！」的な感じで、
ネットワークビジネス形式で、
案件が出回るのがほとんどです。
この案件が高確率で失敗する、
具体的な理由を次章でお話しします。
いつの時代もマイニングは難しい？
具体的投資リスクはどこにある？
マイニング案件の投資判断が、
非常に難しいところは、
急な値上がり時は、
大きな利益が取れそうに見える所です。
ビットコイン価格が急上昇した瞬間は、
マイニング報酬で得たBTC自体の、
単価が上がることになるので、
大きな報酬を得ることができます。
まさに今このタイミングが、
マイニング報酬が急上昇している時です。
そのタイミングで、
「マイニングは儲かる！」
と、マイニング案件に、
単体で投資する人もいますし、
これはみんなが投資してくれるぞ！と、
ネットワークビジネスを構築して、
世界中で拡散し始める人が、
毎回出てきます。
ですが、
マイニングの難しいところは、
ディフィカルティ（採掘難易度）
が存在することです。
マイニング報酬は、
どれだけマイナーが増えても、
10分につき6.25BTCと制限があるので、
マイナーが増えれば増えるだけ、
投資家一人当たりの報酬は減ります。
なので、価格が上昇した瞬間は、
マイニングの稼働が追いつかず、
稼げると思ってしますのですが、
稼げると思った全世界の投資家が、
（特に中華マネーが入ってきます）
マイニングマシンを購入することで、
1台あたりの報酬は大幅に減り、
実際にマシンを手配して稼働する頃には、
そこまでの収益を上げることができず、
投資額を回収できない、
となる可能性が高いのです。
個人的にマイニングマシンを購入した場合は、
稼働コストの方が高くなり稼働停止、
ネットワークビジネスで投資をしていた場合は、
途中で採算が合わなくなり、
配当や紹介報酬を払うために、
ポンジスキームをしざるを得なくなり、
途中でプロジェクト資金が尽きる、
というパターンがほとんどです。
『全てのマイニング案件が絶対NG』
とは当然言い切れませんが、
過去の事例を見ても、
高確率にアウトなので、
この機会に上記リスクを、
しっかりと把握しておいてください。
トレンドに乗った案件
慎重になる癖をつけましょう！
今回はマイニング案件への警鐘でしたが、
これはあくまでのほんの一例で、
暗号通貨市場の盛り上がりに便乗して、
さまざまな投資案件が出回ることが、
予想されます。
全てが詐欺というわけでは無いですが、
詐欺師やネットワークビジネス構築者は、
「次はどのビジネスが一番仕掛けやすいか？」
というのを常に探しているので、
当然ですが注目度が高い分野ほど、
狙われる可能性が高くなります。
だからこそ、冒頭でお伝えした
『自分軸』をしっかりと持ち、
リスクが高く、期待値の低い案件に、
手を出してしまわないように、
慎重かつ楽しみながら、
投資活動をしていきましょう！
編集後記
『自分軸』
をしっかりと持って判断すべきだ。
と改めて感じさせられたのは、
都市伝説youtuberで有名な、
Naokiman Showの動画
「メディアの闇が作り出す洗脳社会とは？！」
です。
※趣旨だけみたい方は9分10秒あたりからでも内容が分かります。
陰謀論的な部分は、
どこまでが真実かはなんともいえませんが、
メディアの仕組みとして、
非常に勉強になる内容です。
・・・内容が内容なだけに、
youtube側から削除される可能性もあるので、
早めの視聴をお勧めします。
本号の主題で取り扱った、
暗号通貨投資においても、
雰囲気で投資している人が多いので、
メディアに左右される方は非常に多いです。
当然ですが自分軸を作るには、
ある程度の知識武装が不可欠です。
逆に知識がない状態で、
周りの情報も信用せず、
自分軸を作るのは、
ただの
『思い込みが強いギャンブル投資』
になってしまう場合がほとんどです。
先月から当メルマガご紹介している通り、
自分軸を作るのにぴったりなセミナーが
1月23日に開催されます。
世界経済の話から、
具体的な投資考察まで、
多くを学べるハイエンドなセミナーなので、
もしまだお申し込みをされてない方は、
下記にて詳細ご確認ください。
今回のGIA通信はいかがでしたか？
感想・ご意見などございましたら、こちらからお気軽にお寄せください。
以上、今回も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
それでは、次回のアカデミー通信でまたお会いしましょう！
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