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投資の極意 "in a right place, at the right time"

GIA通信 - vol.418

みなさま、こんにちは!
Global Investment Academyの両角です。

今回タイトルにもした「in a right place, at the right time」

たまに会話で使われる言い回しですし、皆さんも大体の意味はわかるかと思います。

ただ、実は個人的に引っかかったところがありまして、、、

続きは【編集後記】にて

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なぜ「海外」x「不動産」推しか?
海外の高成長を資産形成に生かす術

我々GIAは、海外の高い成長を自らの資産形成に役立てるべく、日本の方々に対して、海外不動産を数多くご紹介してきました。

特に総人口が6億2000万人、総GDPが2兆4000億ドルに達する大きな経済圏であり、10か国が連なる《ASEAN(東南アジア諸国連合)》は今後も投資対象から外せません。

年間経済成長率は約5%が見込まれ、かつ平均年齢が29.1歳と若くて豊富な人材の宝庫であるASEANは、まさにこれから世界を引っ張っていく中心的存在になることは間違いないでしょう。

そうした国ではさらなる人口増に加えて、経済が成長する段階で中間所得層がどんどんと増加していきますから、賃貸→購入への住宅需要が自ずと高まることは必須。

その必然的な流れを受けて【需要>供給】というバランスから物価上昇が見込まれますので、新興国の不動産投資は大きなキャピタルゲインが狙えるとして、投資家にとって大変人気がある訳ですね!

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同じグループ内でも立場はそれぞれ・・
適切なタイミングで投資に参加する!

しかしながら、同じ新興国あるいは同じASEANの中でも、国によって置かれている立場・環境が違いますから、どの段階で投資に参加するのかというタイミングがとても重要になってきます。

下の表はASEANにおける一人当たりの名目GDP(米ドル)ランキングですが、シンガポールは文句なしでブッチギリの1位。

ブルネイは特殊事情があるので除外するとして、マレーシアとタイが先行グループ。

次にインドネシアやフィリピン、ベトナムが第2集団として続き、後方集団としてラオスやカンボジア、ミャンマーが続く構図となっています。

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(「世界経済のネタ帳」から引用)

一般的に一人当たりのGDPが3000米ドルを越えるとモータリゼーションが始まり、耐久消費財の普及ピッチが早まるとされています。

まさにベトナムが最近勢いづいているのは、米中貿易摩擦による「漁夫の利」を得たというのが大きな理由の一つですが、こうしたことも背景にあってのことでしょう。

また、新興国には海外から多くの資本が流入してきますが、向かう先は大抵の場合、不動産市場に先にお金が入り、不動産価格が上昇していきます。

ここ最近で言えば、ベトナムやカンボジア、ミャンマーなどがそのステージに該当するものと考えます。

次にそれらのお金は株式市場に移り、現時点ではフィリピンやインド、インドネシアといった国の株式市場が賑わっている段階かと思います。

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ですから、マクロ的に新興国が成長するからと言えども、どの国がどんなステージにあり、そしてどの市場に参入するかによって、投資の勝ち負けは変わってくる、私はそう思っています。

だからこそ、適切なマーケットに適切に参入できるように、日頃から注意深く情報を取り、チャンスを逃さないように虎視眈々と狙っているのですね!

中国資本の追い風を受けるラオス
急ピッチでインフラ整備が進む!

そうした流れもあって、現在我々が虎視眈々と狙っているのが、ASEANの中でも最後方に位置している【ラオス】です。

ラオスは現在中国が国策として進めている《一帯一路構想》において、かなり重要な地理的位置にあります。

メコン川を流れる周辺国で形成する「大メコン経済圏(GMS : Great Mekong Subregion)」

その中でも取り分けラオスは、東⇄西・南⇄北を繋ぐちょうど”おへそ”、まさに中心的な地理的優位性もあり、今後大きく成長して行くことが見込まれています。

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すでに多くの中国資本がラオスに入り込み、大型インフラプロジェクトとして一例をあげると、中国とタイとを繋ぐラオス初の高速道路が昨年末に完成しました。

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また、高速道路だけでなく、高速鉄道(ラオス・中国鉄道=中老鉄路)の建設も着々と進められ、年内には開業予定であることから、こうした交通網の発達を機に、これから一気にヒトモノカネが動いて行くものと思われます。

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そんなインフラ工事の進展によって、ラオスの街自体も徐々に開発が進められてくるのは必然的であって、だからこそ、今のこのタイミングが投資する上で最適だ!と判断し、水面下で色々と動いています。

「えっ、一体どんな投資をするの?」

興味を持たれた方も多いかと思います。

こちらについては弊社会員制の投資コミュニティメンバー限定でお伝えしているので、この無料メルマガ内では詳細は言えないのですね、、、すみません。

ただ、一言だけ言えるのは、投資は投資でもやはり不動産への投資であり、もっと言えば「土地」への投資を行うのです。

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土地投資のメリット&デメリットは?
新興国土地投資は長期投資の視点で!

土地投資のメリット・デメリットを簡単に整理しておきますね。

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《メリット》

①手間いらず
コンドミニアム投資と違って、入居者を見つける必要もなければ、退去後の原状回復の必要性もない。基本的には購入後、事(=開発要件が発生するなど)が起こるまで「放ったらかし」でOK。

②安い保有コスト
保有期間にかかるコストは固定資産税くらい。コンドミニアムと違って管理会社に支払う管理費も修繕積立金も、さらには火災保険だって必要なし。

③多い選択肢
基本土地のまま転売することになるが、その土地に上物を建ててバリューアップし、土地・建物セットで転売することや、その上物を使って賃貸経営や商業施設の運営などの事業を興すなど、全ては土地のオーナー次第。
《デメリット》

①インカム産まない
土地投資のほとんどが将来の値上がり益を期待するキャピタルゲイン狙いのため、保有期間中はお金が寝てしまう。

②減価償却不可
不動産投資の魅力の一つに、減価償却費を活用した節税があるが、土地はそもそも償却資産ではないために費用計上ができない(節税にはならない)。

③購入に制限
外国人が海外で土地を買える国はごく一部(日本や韓国以外、マレーシアやバングラデシュなど)

④情報量に制限
コンドミニアムは新築・中古とも、デベロッパー及び仲介業者が広告宣伝費を大量にかけて宣伝・告知しているが、土地は基本地元住民が保有しているケースが多く、外国人がアクセスできるような場所(インターネット)に表立って掲載されないケースがほとんどである。

上記③と④にあるように、通常であればラオスで外国人である我々が土地を購入することは難しく、いくらチャンスがあるとは言え諦めざるを得ません。

しかし今回は、ある特別中の特別なご縁をいただき、その方の多大なご理解とご支援の元、運良く土地投資に参加できるチャンスを得ることができました。

新興国の投資は予期せぬ出来事も少なくありませんので、現時点で我々が考えている通りには事が進まないこともあります。

ただ、株式やFXなどのように将来の価格動向が不透明で、かつボラティリティが大きいものではなく、基本的には右肩上がりの価格形成を見せていく類のものです。

本当に投資すべき資産とは、需給のバランスによって価格が下がらない、時間の経過とともに大きくなっていくものであり、そこにお金を入れていく。

これこそが本当の意味での投資であり、長期投資に必要な考えですので、ぜひ皆さんにも実践してもらいたいと思っています。

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ま、そうは言っても、新興国の土地投資については、それこそ最低5年、あるいは10年単位で考えておく必要がありますので、その点は長~~い目で温かく見守っていこうと思いますw

何れにしても、投資で成功するためには「in a right place, at the right time(適切な時に適切な場所にいる)」

これを心掛けましょう!

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『海外投資の教養チャンネル』007
長谷川的!【海外銀行口座あるある5選!】

毎週更新!
YouTubeチャンネル『海外投資の教養チャンネル』いつもご覧いただきありがとうございます*

今週は私、長谷川が担当しました!

テーマはこちら!

私が初めて海外の銀行口座を開設したのは、いつの間にか5,6年前のこととなりました。

今だからお話しできますが、恥ずかしながら正直、「◯◯◯◯◯・・・汗」と思っていました^ ^

だからこそ!
金利やシステムだけではなく、どのような価値があるのか、影響があるのか、魅力があるのか、色々考えを持っています。

ただ。普段は全く話しません。こういうものは、わかりやすい利益につながることではないので。

セミナーだったらほぼ端折らざるを得ない、そのような部分を端的にまとめてお話ししました。

ぜひお楽しみにご視聴ください!

編集後記

実は、この”at” “in” という前置詞の使い方が気になる・・・汗

通常 “at" は場所になぞらえて用いますし、逆に”in” は時間を示します。少なくとも学校ではそう習ったはず。

しかしこの「in the right place, at the right timing」は、使い方が逆なんですよね、、、

これはもしかして「at the right place, in the right timing」ではないのか?

色々と調べて見たのですが、間違ってはないようです。うーん、、、なんかモヤモヤする。。

英語が得意な方は是非ともアドバイスをお願いします m(_ _)m


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以上、今回も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
それでは、次回のアカデミー通信でまたお会いしましょう!

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