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チャイナマネーが不動産バブルを引き起こす!

GIA通信 - vol.424

みなさま、こんにちは!
Global Investment Academyの両角です。

新型コロナウイルスの感染拡大対策として4都府県に緊急事態宣言が出される中、コロナ禍の2回目の大型連休【GW】が始まりましたね。

政府は期間中の移動の自粛を呼びかけているようですが、報道を見ている限りその効果もあまり功をなしておらず、確実に昨年より大幅に人手が増加傾向に。

民度の高い我々日本人のことですから、行動する際にはそれぞれが意識高くしているはずですので、諸外国のような爆発的な感染拡大はないかと思いますが、ウイルスも同時に3種類も変異するなど、本当に厄介な疫病ですね・・・涙

こういう時は、普段なかなかまとまった時間が取れない方も多いでしょうから、ライフプランの見直しやら、過去の教育コンテンツのおさらいなどをして見るのには最適な期間かと。(←昨年も確か同じことを言ってた気が・・・汗)

今週ご紹介するコンテンツは、そういう意味でとても有益な情報間違いなしですので、是非とも今すぐチェックくださいね!w

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最後にババを掴まされる日本人
それを回避するにはこの方法だ!

これまで海外投資の分野で数々の経験と実績を持つ弊社が考える《海外投資の世界で勝つ法則》

いくつかの法則・鉄則が存在する中で、GIA通信の読者様に間違いなくお勧めできる方法、それは!

「チャイナマネーの動きをしっかり把握して一緒にその波に乗る」

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あるいはもっと賢いやり方として、これまでの彼らが取ってきた行動と実績、つまりチャイナマネーの動きをしっかりと学ぶことで、「今後の行き先を予想して先回り、先手を打つこと」です!

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これまでの海外投資の世界では、どちらかといえば日本人が最後にババを掴まされて失敗する、そのようなケースが多いです。

日本人特有の慎重な性格が影響しているのか、ゲームを注意深く観察するもなかなか途中で参加せず、最後の最後で参加しては見たものの、気が付いた時にはもう誰もおらずにババだけが残っている。

また逆に、勝負を焦って一番乗りで参加したものの、そのゲームにはその後誰も加わることがなく、実は別のゲーム市場があって、そちらへ多くのプレイヤーが参加し盛り上がっている。

そんな笑いたくても笑えない話が、海外投資の世界ではよくあったりもします。

ですから、あえて高いリスクを取って『一番風呂』に入る必要はなく、そのゲームで主導権を握るであろうプレイヤーを見つけて、その行動を真似する。

言い換えれば、ある意味そぉーっと彼らの後に付いて行って、彼らと一緒のタイミングでそのゲームに参加しちゃえば良いのですw

2000年以降、海外投資&海外不動産の市場において主導権を握ってきたのが中国人であり、中国人の動き次第で、ゲームが大きく動くことが顕著にみられます。

中国は、何と言っても14億人という世界一の人口を抱えており、ここ近年の経済発展から経済規模=GDPは世界で最も大きい米国の7割強にも迫る、世界第2位の経済大国に成長しました。

また、クレディ・スイスの 「グローバル資産レポート・2019版」によると、2018年に世界の富裕層上位10%を占める人のうち、1億人が中国に、9900万人がアメリカに住んでいたという報告もあります。

何れにしても、その莫大な中国人のお金=チャイナマネーが世界の不動産市場に与える影響は大きく、これまでも至る所で不動産バブルを引き起こしてきました。

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また、投資で勝つためには「過去の歴史を紐解き、そこから学ぶ」ことも非常に大切です。

そこで、チャイナマネーが世界各地で引き起こした不動産バブルの実態について改めて抑えておくために、簡単な動画を作成してみたので今すぐご視聴ください^^

購買力を増して国外流出したマネーが
向かった先は北米大陸の2カ国!

2005年以降、中国の経済成長と中国元の切り上げによって海外での購買力が高まり、中国が抱える様々なリスクを回避するための手段として、中国人富裕層を中心として世界各地で不動産購入が進みました。

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そして彼らの投資資金が最初に向かった先は、2009年のリーマンショック後に不動産マーケットが大幅に調整され、中国の不動産市場と比較してもかなり割安な価格レベルとなった米国でした。

ただ、自国の通貨高とリーマンショックによる割安な海外不動産だけでは、これほどまでにチャイナマネーが外に出た理由は説明できません。

実際には中国国内で抱えていた6つの大きな理由・背景がそこにあったのでした。

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2013年頃を底に米国不動産市場は一気に回復傾向をみせ、現時点まで右肩上がりの上昇に繋がっているのも、この当時に大量のチャイナマネーが米国に流入したことがキッカケでした。

その後、2010年のバンクーバー冬季オリンピックを契機に、生活環境が良くて移民に対しても柔軟な姿勢を取っていたカナダに大量の中国人が訪れました。

グレートバンクーバー、つまりバンクーバー市を中心とした首都圏では、中国人が占める割合は2割となり、治安が良くて日本人も多く住んでいるリッチモンド市では、住民の半数以上が中国人になっているそうです・・・汗

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2016年にカナダ政府は、国籍や永住権を持たない人に購入金額の15%が追加課税するなど、一旦不動産価格の高騰は収まりました。

しかしながら、海外での移住・移民を目指す中国人の目は、今度は北米市場から欧州市場へと移っていきました。

「世界で最もビザ導入に成功した国」
財政危機からV字回復したポルトガル

欧州では、名門大学が集まる英国・ロンドンが2012年に開催されたロンドン夏季オリンピックもあって不動産市場が盛り上がり、チャイナマネーが大量にこの国にも入っていきました。

2010年頃に発生した欧州ソブリン危機を発端に、財政危機に悩まされていた【PIIGS】に代表されるような欧州諸国は、外国人が自国内の不動産購入で居住権(後に永住権・市民権に変更可能)を付与する『ゴールデンビザ』を発行。

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その中でも特に南欧のポルトガルは、ゴールデンビザを導入後に見事に経済回復を見せたことで、「世界で最もビザ導入を上手に活用した国」として世界中から注目されましたし、外貨を自国に取り込みたい新興諸国のモデルケースとなりました。

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私も不動産視察&ゴールデンビザの調査のために、2017年5月にポルトガルへ初めて足を踏み入れました。

その時現地エージェント(香港中国系デベロッパー)との打ち合わせの中で、ものすごい量と数のチャイナマネーがこのビザ目当てに流入していることから、年々不動産価格が上昇していることを聞いていました。

実際に私の視察後に、不動産価格がさらに上昇していきましたので、チャイナマネーが不動産バブルを形成するパワーを肌で感じることが出来ました。

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この流れはゴールデンビザを発行している他の国でも見られ、特にギリシャは欧州の中でも最もビザ取得のハードルが低いこともあり、ここでも「大量のチャイナマネーが流入→不動産価格上昇」という綺麗な形が形成されました。

私はギリシャ危機後の2012年7月、そして2018年6月と2回、現地ギリシャ・アテネ入りをしていますが、下のグラフでもわかる通り、入ったタイミング(飛行機マーク)以降に不動産価格が転機を迎えていることがわかるかと思います。

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投資の世界でタラレバは禁句ですが、こうしたデータを見てみると、「あの時不動産を購入していればよかった・・・」と、つい思ってしまうことは内緒にしておきましょう(苦笑

チャイナマネーが次に向かう先は?
投資家としては常に先回りする!

東南アジアでも同様に、チャイナマネーが入ってきたことでマレーシアやカンボジア、ミャンマーと言った国の不動産価格が高騰しましたし、タイミングさえ間違わなければ、大きな値上がり益を享受できた可能性も高かったはず。

ただ、いずれの国も今はチャイナマネーがこれまでのように流入していない、あるいは既に引いてしまったことから、難しい局面を迎えています。

逆に今まさにホットな市場であるのが、オーストラリアとニュージーランド。

この2カ国での不動産価格は過去最高値を記録しており、やはりこれらの国へ移民・移住を目指している中国人の大量のチャイナマネーが入ってきていることは間違いありません。

ニュージーランドの不動産なんて、1992年以降の30年間で不動産価格が7倍程度高騰しています。マジで驚きですね!(前年比で+20%増!!)

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中国が現在世界第2位の経済大国であり、今後も成長を続けていく過程でさらに富裕層が増え、そしてもっと多くのお金が中国国外へ流出していくことは容易に想像が出来ます。

そして我々投資家として考えるべきことは、それらの大量のチャイナマネーが次にどこへ向かうのか?

それを的確に見極め、可能な限り先回りしておくことが肝心ですし、海外投資で成功する【極意】でもある訳です。

だからこそ、現在弊社ではASEAN諸国の中の10番バッターでもある【ラ○ス】に大きな伸び代&可能性を感じており、実際にコッソリ立地の良いエリアで土地の購入を進めている訳です。

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まだ日本人投資家の多くの方が「なぜラ○スに?」と首を傾げているはずですが、数年後には間違いなく大きな変化が見られているはずですし、「あの時買っていれば今頃は・・・」と悔しがる方も出てくるでしょう。

多くの情報や実績が明確になってから市場に入るのは安心ですが、我々投資家としてはそれでは「遅い!」

やはり今のタイミングで市場に入るからこそ旨味がそこにある訳で、これまで培ってきた経験と実績を基にした鋭い”嗅覚”を頼りに、チャイナマネーの動きに乗れるように引き続き情報収集→発信を続けていきたいと思います。

ということで!

チャイナマネーの動きをしっかりと把握して上手に波に乗りたい、そしてあわよくば先回りして大きな資産を築くチャンスをゲットしたい!

こう考えている人は、まずはこちらの動画をご覧ください!

あ、そうだ。

なかなか自由に動き回れそうにない今年のゴールデンウィークですが、上の動画に加えて、こちらの海外視察レポートをプレゼントします!

西欧視察レポート【ポルトガル不動産編】 >

こちらは私が2017年5月にポルトガルのリスボンを視察した際のレポート(全43ページ)になります。

今から4年前と少し古いのですが、ポルトガル不動産について詳しく書かれているものはほとんど見当たらない中で、あくまでも不動産投資の観点で色々と書いています。

イメージがつきやすいように写真も多めにして読みやすくしていますので、興味がある方は是非ともご覧ください^^


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以上、今回も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
それでは、次回のアカデミー通信でまたお会いしましょう!

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