リビングライフ12月:聖徒のまことの望み、新しい天と新しい地(12/27)


ヨハネの黙示録 21:1〜8

🔸今日のみことばの要約
ヨハネは新しいエルサレムが天から降って来るのを見ます。そこでは神ご自身がともにおられ、もはや死も悲しみもありません。御座に座っておられる方がすべてを新しくし、いのちの水を与えられます。勝利を得る者は、これらの者を相続します。悪しき者たちが受ける分は、火と硫黄の燃える池の中にあります。


→ 今日のお祈り:この世には涙と嘆きが絶えませんが、主のことばを握りしめ、苦しみに耐え抜くことができますように。新しい天と新しい地で永遠にともにいて、二度と渇くことがないようにしてくださる主を待ち望みます。キリストの花嫁としての喜びをもって生きていくことができますように。

新しい天と新しい地の到来
21:1〜4
🔴聖徒の最後の望みは永遠の故郷です。ヨハネの黙示録の最後の部分に、永遠の国の三つの幻が描かれています。涙も、悲しみも、苦しみもなく、罪ののろいが消えた天の御国で、聖徒は婚宴の喜びを味わいます。

万物を新しくされる主
21:5〜8
🔴創造主なる神は、アダムとエバの罪によって汚れた宇宙を新しくされます。「すべてを新しくする」という意味を正確に知ることはできませんが、それは無からの新しい創造を意味するのではないでしょう。この世で信仰によって勝利する聖徒は、新しい天と新しい地の主人公となります。

片時も忘れてはならない約束

C.Sルイスは『キリスト教の精髄』の中で「この地のために最も多く働いたクリスチャンたちは、後の世について最も多く考えていた人々だった」と言い、「ところがクリスチャンが後の世に関心おもたなくなり、キリスト教はこの世でその力を失ってしまった」と診断しています。アダムは、もともと神様の命令で、地を支配することになっていましたが(創1:28)、最初の人間であるアダムの堕落によって、人類はエデンの園から追放されました。しかし、イエス様の贖いのみわざによって、私たちの地位は回復したのです。救われた者は、キリストとともに永遠に新しい天と新しい地で王として治めることになるのでしょう。

一節の黙想
ヨハネの黙示録 21:4
🔷新しい天と新しい地は、神がご自分の民のために用意された完全な場所です。神は私たちがこの世での苦しみによって流した涙を、すべてぬぐい取ってくださいます。信仰の旅路の中で、涙を流すことは多々あります。その涙は忍耐と悲しみによるものです。しかし、悲しみと苦しみの嘆きが、幸福感に満たされた笑顔に変わる日が必ずやって来ます。その日は、神にまみえる日であり、神の国に入られる日です。

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