リビングライフ12月:反キリスト帝国を象徴する海の獣(12/10)


ヨハネの黙示録 13:1〜10

🔸今日のみことばの要約
ヨハネは、10本の角と7つの頭がある獣が海から上って来るのを見ます。竜に権威を与えられた獣が、神の御名と天に住む者たちを冒瀆し、聖徒たちと戦って勝ち、世界を支配すると、いのちの書にその名が書き記されていない者はみな、その獣を拝むようになります。聖徒たちは忍耐と信仰が必要です。

→ 今日のお祈り:獣を拝むと同時に神様に従うことはできず、信仰にはグレーゾーンがないことを覚え、私がどちらかに属しているのかを振り返ります。苦難と世の嵐の中でも忍耐できる信仰を与えてください。悪が勝利しているように見えても、信仰によって主の勝利を宣言できますように。

海から上って来る獣
13:1〜5
🔴ヨハネは、二頭の獣の幻を見ました。それは、海から上って来る獣(1〜10節)と、地から上って来る獣(11〜18節)でした。二頭の獣の背後には竜(サタン)がいました。ヨハネが生きていた当時のローマは、このような反キリスト帝国の姿を見せていました。神と子羊に敵対する反キリスト帝国は、歴史上存在し続けてきましたが、今も地球の名所に存在しています。ヨハネの黙示録は、今を生きる私たちにも語りかけているのです。

獣の忌むべき罪悪
13:6〜10
🔴獣は、神を冒瀆することばを発します。竜と獣の目的は、神と子羊への礼拝を奪い取ることでした。ヨハネが生きていた当時のローマ帝国の皇帝ドミティアヌスは、自分のことを「私たちの主であり神」と呼ばせました。獣は、今も影響力を発揮していて、再臨が近づくほどさらに堂々と振り舞うでしょう。

「死の文化」を警戒しましょう

聖書は、いのちを得させることこそイエス様がこの世に来られた重要な動機であると語っています。しかし、現代の無神論者たちの発言はその正反対です。「わたしが来たのは、羊たちがいのちを得るため、それも豊かに得るためです」(ヨハ10:10)。これが、この時代のクリスチャンが目を覚まして現実を直視すべき理由です。


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