リビングライフ1月:新しく生まれてこそ入ることができる神の国(1/8)

ヨハネの福音書 3:1〜9

🔸今日のみことばの要約
夜、イエスのもとに来たパリサイ人ニコデモは、イエスのことを神のもとから来られた教師だと言います。それを聞いたイエスは、人は新しく生まれなければ、神の国を見ることができないと言われます。風がどこから来てどこへ行くのかわからにように、御霊によって生まれた者をみな、それと同じです。

→ 今日のお祈り:本当に大切なことは目に見えるものではなく、目に見えない所で起こるものであることが分かりました。聖霊によって新しく生まれさせ、神の国を見る目を与えてくださり感謝します。肉に属するものを追い求めず、例に属する者として霊の実を結ぶことができますように。

イエスのもとに来たニコデモ
3:1〜4
🔴心理を見出そうとする者には、謙遜さと積極的な実践力が必要です。ニコデモがそのような人でした。ニコデモは、ユダヤの律法と伝統に厳格なパリサイ派で、71人の議員からなるユダヤ人最高決意機関であるサンへドリンの議員の一人でした。謙遜さと情熱によってイエスのもとに来たニコデモに、イエスは新生の奥義を教えてくださいました。

新しく生まれるべき理由
3:5〜9
🔴神の国は、私たちが善行や知識、お金をどんなに多く積んだとしても入ることができません。新しく生まれてこそ入ることができる国です。天から来るものとは、聖霊によるきよめです。つまり、上から来るきよめの衣をまとうとき、私たちは新しく生まれることができるのです。

一節の黙想

ヨハネの福音書 3:5

🔹神の国は、だれでも入れるわけではありません。神の御子イエスを罪の赦しを得た者が入る国だからです。イエスはニコデモに、水と御霊によって生まれなければ神の国に入ることはできないと言われました。これは、会堂建設のために献金をしたり、高価な罪符を買ったりすれば神の国に行けるという主張が、どれほど無意味であるかを教えてくれます。善行や多額の寄付によって神の国に入ることはできません。神の国は、イエスの血潮によってきよめられた人々のための場所です。

すべての人に必要な恵み

人生の歩みがいくら着実でよく整っていても、新しく生まれなければなりません。一方人生がいくら乱雑で心配だらけでも、新しく生まれることはできます。イエスは「最も成功した人も最悪の失敗をした人も、神のもとに来る時はみな同じだ」と語られます。福音は、努力によって自分の力で手に入れる救いとは異なるということに気づけば、突破口が開かれます。

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