受難だらけのイラストレーターがNFTに挑戦する話
Giaのプロモーター、ルミ(@Gia_029_nft)です。
今回はGiaがNFTに挑戦するまでの紆余曲折についてお話ししたいと思います。
表では「NFT開始3週間で総取引額8.83ETH達成!」など大々的にアピールしていますが、ここに行きつくまで順調とは言えない日々を送っていました。
最初からセンスがあったのでは?
いいえ、そんな事はありません。
pixivの履歴を見て頂くと、最初から絵が上手く描けていたわけでは無い事が分かると思います。
初期の頃はクリーチャーや機械のイラストをひたすら描いていましたが、世間の需要はイマイチで伸び悩んでいたそうです。
色んな作家さんの画風やテーマを見て学び、描き方塗り方を模倣し自分なりにアレンジしたり。構図なども模索して今があります。
イラストレーターになってから
毎日イラストを描き続けてはいましたが、これだけで生計を立てるにはとても厳しい道のりでした。
イラストレーターは需要に対して供給が多すぎる世界です。
依頼料が作業工数に見合わないので、値段交渉をしようものなら
「他のイラストレーターさんがもっと安くやってくれるので、そちらに頼みます」
と言われるので、怖くて言い出せない。
「〇〇さんの絵柄に寄せてください」
何故か自分の描いているものとは違う路線に強制されるような形で依頼される。
イラストを描いて食べていくために、苦渋を嘗め続ける日々を過ごして約12年の時が経ちました。
NFTを始めようと思ったきっかけ
Giaからこの話を聞いた時、イラストレーターには人権がないんだろうか…と思うほどの酷い扱いに心が痛くなりました。
私はGiaの家族でもあり、同じ屋根の下で苦悩し続ける彼の姿を傍で見てきたので、我が身のように辛かったです。
Giaはそこから自信を無くしてしまい、描くのを辞めてしまった時期もあります。
それを見ていて、この環境をどうにか出来ないものか…と探した矢先。
NFTに出会いました。
私は本業でWeb広報をやっているので、ネットの歩き方は知っています。
そうだ!これならGiaのモチベーションを上げられるかもしれない。
こうしてNFTの世界へ片足を踏み入れました。
Giaのイラストは万人受けするというより、一部のコアな層に刺さる世界観を持っています。
これが分かってくれる人がいるかもしれない。そうじゃないかもしれない。
恐る恐るopenseaにウォレットを繋いだ3週間前。
こうして今、多くの方に評価して頂けるようになってきました。
でも、まだまだここで安心はできません。
私たちの挑戦はまだ始まったばかりです。
2人だけではこの世界で戦ってはいけません。ホルダーさんや応援してくれるNFT界隈の仲間がいるからこそ戦えます。
これからも受難は続くと思いますが、一人では無いから立っていられるのです。
こんな私達ではありますが、これからもどうぞよろしくお願いします。