医療区分2・3の割合の計算のためのエクセルシート(令和6年5月31までの仕様)
療養病棟入院基本料を算定するための施設基準には、その病棟での医療区分の割合が定められています。
・療養病棟入院基本料1:医療区分2・3の割合80%以上
・療養病棟入院基本料2:医療区分2・3の割合50%以上
この医療区分の割合の計算は各病棟ごとに医療機関でそれぞれ計算しなくてはいけないのですが、手作業だと計算ミスが起こりやすい作業になってしまいます。
なので、多くの医療機関で医事課の職員が独自にエクセルでシートを作成し、医療区分2・3の計算を効率よく行っていることだと思います。
ただ、病床数の少ない小さな個人病院やエクセルに不慣れな職員しかいない場合などでは、このエクセルシートを作成する暇もなく頭を抱えていらっしゃるケースもあります。
そこで、そのような医療機関向けに簡易的なエクセルシートを作成しましたのでご活用頂ければと思います。
医療区分・ADL区分の状況エクセルシート
医療区分・ADL区分の状況を把握するためのエクセルシートは、患者様の日々の評価区分(A~I)を入力することで医療区分2・3の割合が自動計算されるように作成されています。
また、備考欄やADL区分評価の入力欄、どのような医療区分を算定しているかを把握しやすいように5つ分の医療区分の欄を設けてあります。
「評価区分(A~I)」「ADL区分評価(1~6)」「医療区分の概要」の欄については入力の手間を省くためにドロップダウンリスト形式にしています。
≪評価区分(A~I)の入力≫
①患者様ごとの日々の評価区分を入力します。
ドロップダウンリストになっているので「A~I」のいずれかを選択することで入力することができます。
②評価区分を入力すると自動的に計算されます。
備考欄は使用しなくても構いませんが、患者氏名を入力しておくとあとで見直しやすいです。
≪ADL区分評価の入力≫
ADL区分評価の入力もドロップダウンリストになっているので「1~6」を選択することで簡単に入力することができます。入力すると合計が自動計算されます。
≪医療区分の欄≫
患者様がどのような医療区分に当てはまるかを入力しておけるようになっていて、5つまで入力することができます。入力しておくことで病棟入院患者の状態を把握しやすくなります。
他の欄と同様ドロップダウンリストになっていますので、リストから選択することで簡単に入力することができます。
※診療報酬改定によって医療区分の内容に変更があったときには、表の右側にあるドロップダウンリストの内容を変更されてください。
≪統計・計算結果≫
すべての入力が終了したあとに表の一番下の欄で、「日々の入院患者数の計」「その月の区分(A~I)の計」「その月の医療区分1~3の計」「医療区分2・3の割合」を確認することができます。
≪50人分・80人分・120人分のシートを用意≫
病床数や患者様の入退院に合わせて使い分けられるように「50人分・80人分・120人分」の3つのシートを用意したので、使いやすいものをご利用ください。
医療区分の状況エクセルシートのダウンロード
ご使用になられたい方は、エクセルシートをダウンロードした上でご使用ください。
医療区分の状況エクセルシートのダウンロード
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