手下ともう一度会いたい
こんにちは、宜壱です。
皆様はディズニーリゾートに出現するヴィランズの手下という存在をご存知でしょうか。
2015年にアトモスフィアという不定期で現れるキャラクターとして登場し、人気を博していました。
アトモスフィアの想像がつかない方、パーク内でいきなりアカペラで歌い始めたり、楽器を演奏し始めたり、太鼓を叩くようなパフォーマンスをしている方々を見たことないでしょうか。ああいう感じです。
そうして出てきたヴィランズの手下8人に加えて司会の4人、本当に人気でした。
ディズニーを好きな人だけじゃなく、所謂二次元やアイドル、俳優などを追う女性オタクもパークに集結しました。
この辺りで結構治安が悪くなったなどのいざこざもあったのですが割愛。今日の本題はそこじゃないので。
さて、本日の本題です。
私は手下が本当に大好きだしディズニーハロウィーンというコンテンツを愛しているので秋を過ぎてもだいたい手下のこととか過去のハロウィーンのショーやパレードのことを考えています。Twitterでマルフィ(マレフィセントの手下)とか、手下とかでタグ検索してずっと見てます。
彼らは2015年から2018年までディズニーシーで行われたザ・ヴィランズワールドというヴィランズが主役のショーに合わせた登場だったため、当然ショーが終わるとともにパークには現れなくなりました。
そのときのオタクの絶望ったらない。
だってもう二度と戻って来ないだろうと思っていたから。
彼らは(というより彼らの上にいるマスターたち)とても気まぐれだし、マスターの命令で来ているにすぎない彼らはいずれ帰ってしまうこともわかっていました。
それからは4年間の間に彼らが置き土産として残した甘い蜜のような言葉たちやとびきり美しく暗い闇をインターネットの海から拾い上げては啜って生きていました。まあ666年後にタワー・オブ・テラーの屋上で会えるしな…(現実逃避)
と、思ってたら帰ってきた。美しさも垣間見せる闇もそのままに。ヴィランズとしての風格を保ったまま。
泣いたよね。パーク行く日まで手下が出る 以外のネタバレを徹底的に避けて見に行きました。雨だったけど。
ものすごく、本当にかっこよかったです。雨の中びしょ濡れになってヘビーレイン(ミュージカルテニスの王子様の楽曲です)を頭の中で再生しながら待ったこととか帳消しになるくらい。
本当に自分の知らないところで彼らは仕事をしていて、必死に生きていて、マスターに忠誠を誓っているのがとても嬉しい。人間界への慣れも出てきていますよね。
個人的にこれ図ったのか…?と思ったのが
ヴィランズが夜の闇を連れてくるみたいだ
と感じたことです。
9月時点では、パレードが始まってホーンテッドマンション前から出てくる時はまだ外は明るいんです。全然日は落ちてない。
でも、トゥーンタウンに帰っていくときにはもう周囲は真っ暗で、街灯が煌々と光っている。
まるで彼らが夜を連れてくるみたいじゃないですか。見る場所によってあまりにも表情が変わりすぎる。
そして、パレードを見るあまりにも危機感が無く無知なひとびとに馬鹿だなァと思いながら振りまく笑顔やファンサービスと、その嘲りを隠さずヴィランズの威厳や優雅さや美しさを見せつけるパフォーマンスは圧巻です。
これが終わったらまたきっと、ヴィランズの世界へと帰り、各々仕事をするのでしょう。次はいつ来るのかな。また人間界にリクルーティングに来てほしいものです。
彼らの美しさに魅せられたい方はぜひ、ディズニーランドのハロウィーンに行ってみてください。
きっと彼らも、お昼に出てくるゴーストたちも、貴方を歓迎してくれます。
ゴーストやヴィランズの世界にうっかり迷い込まないよう、お気をつけください。
それでは