Liella4thライブを控えて

とにかく緊張している。
いや、なんでお前が。というのは当然の疑問だが、緊張するものは仕方がない。
しかしこれは心地よい緊張だ。
大勢の前で発表する前に感じるのあの嫌な緊張感ではない。
楽しみが、新しい環境が待っている時に感じるあの武者震いにも似た感情なんだろう。

5人から9人へ
そして9人から11人となったLiellaを止められるものはこの世に何人たりとも存在しない。
今回のライブ、｢Second Sparkle｣を中心に構成されるものかと思っていた。
だがそれに加えて「MIRACLE NEW STORY」「Jump Into the New World」というクソ強いシングルとアルバムが加わっている。
これはもう完全にオタクをしばきに来てると言っても過言ではない。

特にこの「Jump Into the New World」はLiella初のユニット曲ということもあり、全体曲には無い方向性の楽曲となっており生で聞けるのが楽しみで仕方がない。
そして今までになかった3,3,5という割り振りとなっているため、これまのラ!ユニット以上に各々の個性・特色が強くなっていることにも触れておきたい。

CatChu!は元気はつらつ系かと思いきや、「影遊び」では大人びた曲調でノスタルジーを感じさせてくれた。
KALEIDOSCOREは顔面つよつよユニットという部分(全員つよつよだろ!いい加減にしろ!)を先行して意識しがちだが、彼女たちの何よりの魅力は憂いを帯びた楽曲にある。
5yncri5e!はユニットにはあまり見られない5人という異色の編成。
曲調も思わず体が動き出すようなダンサンブルな楽曲となっているため、えげつないダンスが見れるのではないかと期待している。

そして「MIRACLE NEW STORY」
コロナ禍で生まれたLiellaがこの曲を歌うことに大きな意味があると思う。

特にサビのこの部分↓

大きな声で 大きな声で僕と歌おう
一緒に遊びたいよ
みんな元気になれ 元気に歌えば
笑顔とまんないね
ほら大きな声で僕と歌おう
君もこっちにおいで
もっと冒険しようよ明日へ これからも一緒さ！

MIRACLE NEW STORY/Liella

声を出せなかったこの3年半。
直接届けたかった。でも届けられなかったこの想いを、全力で、そして大きな声で届けられる今日にたどり着くことが出来たのが本当に嬉しい。
これはもちろん、Liellaが走り続けてくれたことで、Liellaの努力があって掴み取った今日であることに相違ない。

誠心誠意、想いを届けます。

今回の4thライブはTVアニメ3期を前に行われるライブであるため、2期と3期の行間の物語とも言える。
そもそもアニメ未登場のキャラがライブに先行で出演することが初めてであるため、今回のライブは色々と予想不可能なところが多い。
それがまた楽しみを加速させるのだ。

マルガレーテと冬毬、2人の新たな物語の始まりに、そして11人となったLiellaに幸あらんことを。

たどり着くことが出来た今日に感謝をしつつ、全力で向き合い、そして楽しみたい。