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正義の反対は別の正義
瞬間に刺さりました。
どこに?
もちろん心に。
もう10年は、刺さったままではないでしょうか。
場所は和歌山県太地町。
イルカ漁への強硬な抗議に対して、メディアの取材に答えていた女性ジャーナリストの言です。
緊張する現地で、毎度おなじみの欧米の動物愛護団体は狂ったように叫ぶ。
イルカは高い知能を持っている。
獲って食べるなど野蛮。
人としてどうかしている。
もちろん太地町にも言い分があります。
400年続く文化でもある、等々。
周囲の人々は、というか日本中は困ったようにして、どっちつかずという雰囲気。
いえ、若干、欧米寄りかもしれない。
この場合は、傍観しているのが賢い。
誰だって野蛮だなんて非難されたくない。
私もそのうちの1人です。
イルカだって食べなくていいし。
そんな雰囲気のなか。
まだ若い彼女が声を上げるのです。
「正義の反対は別の正義」だと。
かっこいい!
衝撃なほどかっこいい!
どっちが正しいなんて意見は私には少しもありませんし、どうでもいい。
ただそこに、彼女の姿があった。
自分の言葉で声を上げている。
何らやましさも感じさせない。
この年になるといけません。
そういう彼女の姿に、こういう言葉はいけません。
清々しさに涙が落ちそうになる。
いえ、普通に落ちます。
声を上げた瞬間に正義が宿る
![](https://assets.st-note.com/img/1722922833420-uZZNqlr3KM.jpg?width=1200)
さて、ゴーストライターについてです。
私が編者をしているサイトをサンプルとしてます。
誤解が多かった友人の日記を元にしてます。
実のところは。
センシティブな内容も含みますので、サンプルにはどうかな、と首を傾げるサイトです。
文章だってあちこち恥ずかしいし、「なんでこんなのサンプルにするの?」って思われるのも怖い。
しかしながら、23年間の習作です。
彼の正義を信じて書いてもいます。
性描写が多いのは『生は性に通じているから』と答えます。
生を書くと、性にも触れる。
ひけらかすものではありませんが、どうしても避けて通れない部分でもある。
人の複雑さや矛盾を、物語として形にした試みです。
後から思い出した、彼女の勇気
![](https://assets.st-note.com/img/1722922846818-RiV52mFRiv.jpg?width=1200)
試みとはいっても。
性というのはタブーを含んでいて、性を書いた文章というのは必ず批判されます。
いくら世の中が変わったといっても必ず。
いえ、必ず批判されるではない。
ただ自動的に排除される。
でも私は、ずっと内心では思ってました。
人間の体も、性も、やましいものではない。
妄想を入れる側がやましくさせている。
存在自体は何もやましくはない。
漠然とですが、そうは思っていました。
それでも、上記のサンプルサイトだけは人には見せられないなと、最初にUPしてから23年が経ちました。
これだけは人には見せてもなく、親しい者にも存在を明かしたこともありませんでした。
でも。
彼の正義を信じて書いたものを、やましいもののように隠していていいのか?
モヤモヤしているときにです。
まさか、彼女を思い出して。
こんな、くたびれた初老にもなって「正義の反対は別の正義」だと声を上げて彼女の後に続こうとは!
…以上。
サンプルサイトへリンクしている理由です。
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料金は明朗会計、基本1文字7円。
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