ストーリーは壊された尊厳を取り戻すことができる
ナイジェリア人女性作家のアディーチェの言葉です。
上記のほかにも、グッとくる言葉をいくつも述べています。
そういう私は、まだアディーチェの著作は読んでません。
読もう読もうと思っているうちに、5年は経ってます。
ナイジェリアもよく知りません。
いや、少しは知っている。
日本語との共通点があるのです。
ナイジェリア人と話しているうちに気がついて、お互いに驚きました。
日本語では、正確には関東あたりでは「いくベっ」を使う。
友達なんかと遊んでいるときに、軽くふざけて「いくベっ」と使う。
指先などをサッと振ったりして。
ナイジェリアでも、まったく同じ場面とノリで、まったく同じ発音と仕草で「イクベッ」と使う。
そんなことはないと、何度も細かく確めましたが、確めるほど同じ「イクベッ」でした。
思いきり話が反れました。
「イクベッ」はどうでもよかった。
尊厳でした。
この尊厳は、日本でもナイジェリアでも同じでしょう。
アディーチェだって、ナイジェリアだって、日本だって。
意味も、使い方も、想うところも。
なにが言いたいのかというと、「尊厳を取り戻す」などと言える人が書くストーリーには、とても敵わないだろうなということ。
底知れない強さがある。
少しの畏れがあって彼女の本も読んでないのかも。
ストーリーを書く目的とは、人によって様々。
記録したい、知ってほしい、残したい、整理したい、アウトプットしたい、収入を得たい、賞をとりたい。
脳内ホルモンの分泌がとか、人間の欲求が、とかいう人もいましたが、その辺りはよくわかりせん。
ところが、アディーチェは「尊厳を取り戻す」まで行き着いてしまうとは。
こんなこと言う人、彼女以外に知りません。
センシティブに描かれている葛藤
私が編者をしており、サンプル記事としているサイトですが、残念ながらそこには『尊厳』など、かけらもありません。
むしろ、人様の尊厳を壊す側の、ろくでもない人間の日記を基にしております。
どのようにして人様の尊厳を壊したのか。
また、どのようにして尊厳が壊されたのか。
それらを20年以上も書いている、ろくでもないサイトといえると、しっかりと開き直りすらできるほどです。
開き直りついでに『尊厳』という語句が使われたページをリンクします。
しかし、このページはセンシティブ。
ひたすらセンシティブ。
あぁ…
せっかくのアディーチェが台無し…
とにかく、20歳以下は読んではいけない。
とくに性描写に嫌悪感がある方は、一行たりとも読んではいけない。
しかしながら、人の複雑さや矛盾を描いた記録です。
読み手の視点や考え方によって、さまざまな解釈が生まれるサンプル記事です。
貴方の本音から生まれる物語を形に
こんなセンシティブなページをサンプルとして示されて、こんな人にゴーストライターを依頼しようとは、そうそうは思わないでしょう。
センシティブすぎるあまりに依頼をやめた、という方もいると承知もしております。
でも、私はいいたい。
本音でいきましょう。
本心を話してください。
だって、きれいごとばかりの文章なんて面白くない。
ゴーストライターの依頼の際には、どんな内容であっても、否定も非難もしません。
もっとも、私はそんな崇高な考えは持ってません。
どうして貴方は、このような考えを持ったのか？
なぜに貴方は、このような生き方をしたのか？
生きるってそんな原動力がある。
それを知りたいし、知ったなら物語として形にするのが私の仕事です。
尊厳を取り戻す…とまではいかないかもしれません。
それでも結果として、書かれているうちに大きな変化を生むと信じてます。
ゴーストライターの相談は無料です。
時間を惜しまず、相談を重ねて方向性を定めていきます。
メールを基本にご対応いたしますが、ご希望があればZoomでの対応も可能です。
コメント欄に、お問い合わせ先を記載しています。