日本にはスタンダードソングがない
国際的な音楽家の言です。
30年だったか40年だったかの、活動記念のインタビュー記事で述べていたものです。
そっち方面に疎い私は、その音楽家の名前を一発で覚えれませんでした。
そのときに、“ スタンダードソング ” という意味を知ったのは覚えてます。
スタンダードソングとは、50年以上にわたって、様々な音楽家から歌われ続けている曲。
カバー曲というよりも、基本曲という意味合いでした。
そして音楽家は、アメリカにはスタンダードソングがいくつもあるのに、日本にはないというのです。
ずっと不思議に思っていて、最近になってわかったとも。
いわく。
日本人は曲から歌い手を連想する。
曲が歌い手から手離れしていかない。
いわれてみればです。
『15の春』を尾崎豊(それほど好きではありませんが)以外が歌っても受け入れられない。
『雨の慕情』を八代亜紀(大好きです)以外が歌ってもしっくりこない。
『本当の意味でスタンダードソングない』ともありましたし、専門的な解釈も含まれていましたが、だから日本の音楽は難しくて素晴らしいという趣旨でした。
細かな点はともかくとして。
音楽はよくわからない私でしたが、ゴーストライターの自分ごととして、ふと思ったのです。
これは音楽だけの話ではないな。
同じようにして、文章だって書き手から手離れしていかないな、と。
そうではないでしょうか?
この手離れしていかない…というのが、文章の隠れた難しさでもあります。
同じ出来事が書かれていたとしても、書いた人によって、読み手は感想を左右してしまう。
同じ趣旨が書かれたとしても、書いた人によって、読み手は評を上下させてしまう。
とくに書き手をよく知っている読み手だとなおさら。
親しい間だとなおさら。
そんな経験はないですか?
貴方がもっともなことを書いても、貴方とのギャップがあると「なんで?」と不思議な顔をされてしまう。
貴方が繊細な気持ちを書いたとしても、イメージから逸れていると「なんだこりゃ!」と途中で読まれない。
たとえ貴方が涙させるエピソードを書いたとしても、日頃の行いがアレだと「なにいってんだ!」と失笑されてしまう。
そんな貴方は、文章を書く以前に、日頃の行いを正さないければならない。
いえ、ちがいます。
そんな貴方は、ゴーストライターに依頼するのも一手です。
スタンダードとなった23年の試行錯誤
「私が書きました」よりも「ゴーストライターが書きました」と言い放ってみるのもアリではないでしょうか?
同じ文章であっても、書き手が変わるだけで伝わり方も変わるものです。
でもなぁ~ゴーストライターやりますなんて人なかなかいないしぃ~と貴方は思っているのかもしれない。
今さらなにをおっしゃっているのですか。
ここまで私の記事を読みながら。
この高橋がゴーストライターをやりますと、ここにいるじゃないですか。
ゴーストライターとして、貴方のことを長く残るスタンダードな一冊に仕上げますと言っているではないですか。
サンプルのサイトはこちらになります。
このサイトは2001年に開設。
23年間の試行錯誤の記録です。
サンプルにどうかと思うセンシティブな内容のサイトですが、人の複雑さや矛盾を捉えた物語でもあります。
ときには未熟さもありますが、私のスタンダードだと思っていただければ。
もちろん、清廉潔白で品行方正な場面も、複雑な心の叫びの場面だって書きます。
清濁併せ呑む物語を書く、と理解していただければ幸いです。
貴方の物語もスタンダードにするために
ゴーストライターの相談は無料です。
メールを基本してますが、ご希望があればZoomでの対応も可能です。
依頼となれば、料金は明朗会計です。
基本10万文字で、1文字7円。
着想から最終稿まで対応。
商業出版は企画書作成がオプション。
自費出版は版下までサービス。
内容問わず、秘密厳守で。
秘密保持契約も行い責任を負います。
知り得た秘密事項は、墓場まで持っていきます。
とはいっても。
実のところは簡単には書けないものです。
1日1回のメールを重ねて、書けるかどうかの判断に少なくとも10日は必要なのをご了承ください。
慎重にお伺いして「書ける!」と感じた依頼しか引き受けないので、完了率は100%です。
コメント欄に、お問い合わせ先を記載しています。