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浮き足立ち

誰とも話さず一日が終わる、というのが基本な暮らしを送っていて、レジ先での「袋入りますか?」の1ラリー、宅配が来た際の「ご苦労様です」というひと言、そういうささやかなものすらも立派なコミュニケーションの一つとして重めにカウントしてしまう。そんな感じだから人と話すのなんてとても嬉しくて、その浮き足立ってる足元を見られていつの間にか変に上からな態度を取られる事、簡単に言えばナメられる事がもう今までにうんざりする程ある。
お二人が自分のようにナメられるまでいっているかは知る由もないけど、ちょっとした世間話にも異様なテンションで臨んでしまうのは人と会ってないと皆そうなるんだなと安心した。

なるべく平熱で、チューニングが皆と狂わないように慎重に、何故ならナメるナメられたのマウントの取り合いは疲れるから、というのを駅から言い聞かせて会場に入って、でも結局嬉しいし楽しいしで浮き足立ってしまった訳だけど、そこにいた人皆が優しく迎え入れてくれて凄く良い一日だった先日の仙台。
そんなもんだよねという話だったり世間話で終わった昨日の打ち合わせ。
変わらなきゃなと思う時間とこのままで良いかと思う時間、それらが入れ替わる頻度がここ一週間は何か多かった気がする。ちょっと目まぐるしかったかな。でも楽しかった、凄く。








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