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星が輝く時の黒く綺麗な涙



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Date: Wed, Mar 10, 2021 at 4:03
Subject: 星が輝く時の黒く綺麗な涙
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今日は天気が良いみたい。
晴れてる日に出かけたい
白夜でも気持ちのいい風を浴びたい
白夜に映る月の光に吸い込まれる
月の光が綺麗だねって話したい
綺麗なものばかりじゃないよね
綺麗なものばかりだから
白夜に映る光が綺麗だねなんて
簡単に言えなくて、
今日は天気が良いですね
しか話せない。

白夜でなくても良いのだけれど、
今日は寒いですね
なんて朝方の会話でも良い

小さい光が輝くときはもう居ない
千と千尋みたいに最後に千の髪留めが光るのは
ハクが忘れられてしまって、
八つ裂きにされてしまう時の涙らしい。

涙が光ると同時に
星が輝く。
見上げて光を見つけた時には、
もう存在しない。
一番星じゃなくても、
今空を見上げて光る星は、
私の命であって欲しい。
そして、恵まれない命のために。

幸せとはなんだろう。
常々思い、自分よりもその命の幸せを
考えた。

争い事は嫌い
もうやめよう。
人が苦しみ、悲しむ姿を
ましてや愛する人が
孤独を感じ、踠き続ける姿なんて
見たくない
早く終わらせたい、
この争いを。

同じ和解を求めたのに
言葉が通い切れず、
司令塔の言葉で
惑わされ、
本当の想いが伝えられない。

暖かいものが
冷たくなってしまった。
アイスクリームみたいに、
溶けてしまっても甘く残る冷たさが、
氷を超えて
人の肌では触れなくて、
霧がかかってしまったドライアイスのように
なってしまった。

水をかけてあげて、
霧をなくそう。

残っているものは
ないのかな。
見てみよう。

水でもなく、
小さい氷の破片だけが残る姿よりも、
甘く溶けたアイスクリームを
美味しいねって、
鼻と目を赤らめ言い合えたらと。

何が間違ったのかは、
最初はわからなかったけど、
ここまで何がドライアイスまでにも
冷たくさせてしまったのかが
解けるパズルは初めてだ。

暗号化したものが、
ようやく解けた。
暗号化しているって言ったでしょう?


長かかったね、
苦しかったね、
たくさん悩んだね、
でも、
褒めてね。
たくさん。

それが1番の純水。


もう逃げないで。
もう苦しめないで。
もう不安にさせないで。
もう独りにさせないで…

もう十分苦しめたよ。
もう十分逃げたよ。
もう十分不安になったよ。
もう十分孤独を味わったよ。

もう十分自分を追い込んだ。

もう感情の行方はなくなり、
抹殺された気分。
大きくポカンと、心に穴が空いた。
という比喩よりも、
原爆を落とされその場が
跡形もなく火の海を超えて
散り散りとした
跡形もないような
灰色の世界へと変わったような
感覚。


もうこれ以上は、
独りで背負えない程の
わかりやすい負荷をなくしてよ。

私はゴーストバスターではない
なりたくてもバスターにはなれない
貴方がゴーストバスターだから、
貴方が持っている武器で戦って。

わたしはゴーストだったから
武器は持っていないから
精神術で精一杯、戦った。


2人で戦うことを誓ったよね。
誓いは簡単には崩れないよ。
約束は簡単かもね。

どちらも、悲しいな。




そう、
思ってた。




腰が痛い。
腹痛がする。
いつになったら、
和らぐのかな。

人に迷惑をかけまいと、
今日も言葉を紡ぎ感情を押し殺す。


でも、
もうそんなことはしなくて良いと
自分に言い聞かせてみたら
すこし
楽になった。

もう輝く光になっても良いよと、
そう見上げた空が言ってくれた。

今は、
夜空の言葉としか
会話ができない。

もういいかい?
と何度も見えない
貴方に掛けてみた。

まーだだよ
の、言葉すら聞こえなくなった。

聞こえなくなる
ところまで
独りで来てましった。


恐くなった。

不安になった。

独りで泣いた。

独りで暗い寒い夜空を味方に、
戦って、
歩き方すら忘れてしまう程、
途方に暮れながら、
独りで、帰った。





そして、
一瞬でも輝けるような
星になるために
向かう。


ひとつ、
バカ正直な事を
言わせてもらうと





もう、わたしの人生とっても限界です。






あの日も
走って
迎えに来て欲しかった。

走ってきて、
褒めて欲しかった。



私、
とっても、とっても
とっても
頑張った。





みんな
ごめんなさい。

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昨日の夕飯は何を食べましたか? 幸せなはずの毎日も、日常化すると人の記憶は薄れがち。 私はそんな毎日の中に、少しでも心がじゅわ〜とする瞬間を見つけてこれからも描き続ける。