言い訳していいわけ?
いくら本音を伝えても、受け取る人の捉え方によっては言い訳であったり、綺麗事のように捉えられてしまうことってあるよね。
それは決して受け取る人が悪いのではなく、むしろそう捉えられてしまうような発言、行動をしている側に問題があると思う。
「言い訳しないで」「綺麗事ばかり言わないで」と言われると、ムッとしてしまうこともあるけれど、そんな感情を一瞬飲み込んで、自分の行動を省みてみた方がいい。
すべての悩みは対人関係である。
これはアドラーの言葉だが、これには賛成だ。
けれど、悩みの原因を常に他人に求めるのは違うと思う。
心許ない言葉を投げられたからといって、そういう反応をする人が悪いとは全く思わない。
むしろ、人から思っていた反応とは違う反応を示された時、原因は自分にないかと常々聞きたい。
過去と人は簡単に変えられないとよく言うけれど、未来と自分は変えられるのだ。
だから、人から思いもよらない行動をされようが、刺さるような言葉を投げかけられようが、まずは自分にその原因がないか踏みとどまって考えることが大切。
僕はこれをずっと思っているけれど、僕だって人間だし、感情はあるし、言うのは簡単でも、行動にして習慣にするのはなかなかに難しい。
決して感情を捨てるということではなく、一呼吸置いて、瞬間的な自分の感情と向き合い、その原因はなんなのか考える。
それで人が原因だと思うなら、自分はその人に対して何かしてしまっていないかと、そういう反応をされた原因をさらに考える。
そうして、自分の行動や言動を省みて、次につなげることこそが人間を生きていく上で大切なのではないだろうか。
と、偉そうに書いてみたけれど、それができてないのは自分だったりする。
言い訳せず、綺麗事を並べずに堂々と生きたい。
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昨日の夕飯は何を食べましたか?
幸せなはずの毎日も、日常化すると人の記憶は薄れがち。
私はそんな毎日の中に、少しでも心がじゅわ〜とする瞬間を見つけてこれからも描き続ける。