2024/8/12-2024/8/18
・今週面白かったエンタメ①
ザリガニの鳴くところ
ネトフリで視聴。公開時から気になっていたけどやっと観た。
湿地帯に青年の死体が発見され、その湿地帯に一人で住んでいる少女・カイアが容疑者となってしまう。湿地の豊かな自然の映像がとても美しくて、カイアもその自然の中で自給自足しているとは思えないくらいきれいだった。彼女が一人で生きていくようになった経緯はかわいそうだったし、父親がひどすぎたけど、カイアと交流してくれる少年が現れて、二人のシーンはキュンキュンしたし感情移入できた。
その後に現れた男性は気になっていたところがあったので何となく予想したけど、カイアの強さも感じられたし、裁判でも感情を出さないのがミステリアスでもあった(子供の頃から面倒を見てくれた夫婦に証言してもらったらもっと優位になったのではないか)。
弁護士の最終弁論は彼女の今までの人生を総括していてぐっときたし、このまま終わっていくのかと思ったら、最後に一展開あって考察のしがいがありそうだと思う。
・今週面白かったエンタメ②
髙田賢三 夢をかける
東京オペラシティアートギャラリーで開催していたので行ってきた。最近、NIGOがアーティスティックディレクターになったり、SEVENTEENのバーノンがアンバサダーをやっていたりでKENZOが気になっているから観られてよかった。
髙田賢三の経歴と手掛けたたくさんの服が並んでいるシンプルな構成だったけど、文化服装学院に入学するまで結構紆余曲折あったのが意外だったし、映画監督や宝塚の衣装を担当していたり、晩年はインテリアやライフスタイルブランドをやっていたなど初めて知ったことも多かった。
日本を感じるモチーフや様々な花柄にカラフルな色の組み合わせでかわいい服がたくさんあって楽しかったし、映像以外は写真撮影可能だったので、気に入った服をたくさん撮ってきた。土曜日だったがタイミングがよかったのか人も少なめで自分のペースで観られてよかったし、展覧会でいつもポストカードを買っているけど、ファッションの展覧会は服を着たマネキンの写真がポストカードになりがちだが、花柄などのテキスタイルが全面になったポストカードでおしゃれだった(裏面には使用された服の全体の写真があって情報としても十分だった)。
・今週面白かったエンタメ③
ポーカー・フェイス
U-NEXTで視聴。佐久間宣行さんがラジオで面白いと言っていたから気になっていた。
『ナイブズ・アウト』シリーズのライアン・ジョンソンが監督をしていて、『刑事コロンボ』や『古畑任三郎』みたいに一話完結で最初に犯人が殺人をして、主人公のチャーリーが推理していくスタイルで観やすかった。初回でチャーリーが逃亡しなくてはいけなくなり、各地を転々としてその時出会った事件を解決していくのが軽やかでよかったし、嘘を見抜けるという特性と一癖ある性格のチャーリーが魅力的だったし、しゃがれた低めの声やラフな服装もおしゃれに見えた。
ゲストも結構豪華で、クロエ・セヴィニーやジョセフ・ゴードン=レヴィットなど好きな俳優たちも出て飽きずに楽しめたし、トリックが面白かった3話やがらっと見方が変わる6話、とことんクズな犯人の9話が印象に残っている。
最終話はチャーリーの今までの人生を語る人物が出てきて、嘘を見抜ける特性ゆえに大変な目に会っているチャーリーの人生をなんだかんだ肯定してくれたいいシーンだった。続編がありそうな終わり方なので期待しておきたい。
・今週の一曲
fromis_9 / Supersonic
プロミスナインが久しぶりにカムバしてくれた。年1ペースで、同じ事務所のセブチやTWSに比べて活動が少ないように見えてもどかしいから、今回のカムバではいい結果が出るといいなー。相変わらずトレンドに影響されすぎない良い曲だなと思うし、サビが簡単そうに歌っているけど結構高くてやっぱり歌が上手い。
・今週のプライベート
台風が来たので在宅勤務していたけど、進路がそれて雨がそこまで多くなくてよかった。土日はめちゃくちゃ暑くて、出かけたら家に帰っても熱がこもっている感覚で疲労感があった。体力つけて夏バテしないようにしたい。