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母親が人間だって知った
身の回りの大人にはみんな、「お母さん」「お父さん」「先生」って名前がついていて、その役割を徹底している。と勝手に、思い込んで約18年間生きていました。
母親との関わり方に変化があって、そこからその考えが思い込みだと気づいた時の話をします。
そのきっかけは、弟が高校に行けなくなったことでした。
学校を変える、やめる、続ける、について、母親は私に相談してきました。
その時、「あっ、母親も悩んだりするんだ」という当たり前のことを初めて知ったのです。
自分の中で気づいていなかっただけだと、その時は思いましたが、今はこのように考えます。
「母親を1人の人間として認める」ということは、「母親に1人の人間として自分を認めてもらう」ことによって初めて知ることができる。
母親にも1人の人間としての生き方があるのだと理解するきっかけになったのは、その瞬間でした。