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イヤホン沼の終りが見えた?! 有線ピヤホン5を紹介します
有線ピヤホンについて
有線ピヤホンシリーズは、凛として時雨ドラマーであるピエール中野さんが制作に関わった有線イヤホンのシリーズになります。そして、今回紹介する有線ピヤホン5は有線ピヤホンシリーズの5製品目になります。
ちなみに、以前のnoteで有線ピヤホン1〜4まで紹介しています。
有線ピヤホン5について
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※イヤーピースを別のメーカーに交換しました
メーカー公式価格で税込み57,200円です。製品の正式名称は「Hi-Unit 003-pnk」です。このイヤホンは、耳掛け式(シュア掛け)イヤホンであり、ケーブルを外すことができます。また、メーカー公式サイトでは様々な有線ピヤホン5に使えるケーブルとして、長さ違いやマイク付きモデル、4.4mmという特殊な差込口を持ったモデルと豊富に用意されています。断線しても安心ですね!
また、このイヤホンは中国のイヤホンメーカーであるダルマオーディオとタックを組んだ製品です。※製品対応はアルペックスハイユニットが行ってくれます
以下がメーカー公式のサイトです。
音質について
聞いてすぐに好きな音だなと感じました。LIVEのように楽しく聞けるイヤホンです
低音は、量が多いのに他の帯域を邪魔せず、きれいに主張してくれます。
ドラムなどの音が正確にアタック感を持って聞こえます。
中音は、引っ込んだ音ではなく、男性・女性関係なくきれいに主張してくれます。歌手の歌声を一言一言はっきりと聞こえます。
高音は、マイルドでありながらしっかりと伸びていく感じです。楽器のきれいな音を楽しめます
音場は、近すぎず広すぎず、LIVE音源なら客席の雰囲気、通常の音源なら声の息遣いまで感じます。
LIVE音源と通常の音源を聴き比べ
比べた曲1 YOASOBI - 群青
誰でも視聴できるようにYouTube動画を利用しました。
※このレビューでは全て統一した環境で聞いています。
「THE FIRST TAKE」を聞いて
ドラムのアタック感を一番に感じました。ボーカルは、しっかりと楽器に紛れずきれいにはっきりと感じました。女性ボーカルらしい、少し高い声をきちんと再現できている気がします。また、バックコーラスのまとまった声もまとまり感をもって聞けました。楽器は、こもらず分離して正しい音を鳴らしてくれます。
LIVEを聞いて
LIVE独特の雰囲気をしっかりと感じることができます。ボーカルは、「THE FIRST TAKE」のときと異なり、残響感を残しながらきちんと感じます。観客の声も広がりを持って感じます。楽器もしっかりと分離しながら正確に音の広がりを感じながら聞こえます。他の楽器と異なりシンバルの高い音は、刺激感を少し残しながらきれいに感じます。
比べた曲2 サンボマスター - できっこないを やらなくちゃ
「THE FIRST TAKE」を聞いて
音楽が始まる前のギターとシンバルの音がきれいに分離して聞こえました。そして、一瞬演奏が止まったときもピタリと止まってくれます。ドラムは、やはりきれいにバスドラやスネアドラムなども質感が高くきっちりと聞こえます。ギターは、弦の弾ける音がしっかりと感じます。声は、3人で歌っているときはよく聞くと、全員バラバラに分離して聞こえます。
LIVEを聞いて
LIVE独特の雰囲気をしっかりと感じることができます。ボーカルは、「THE FIRST TAKE」のときと異なり、残響感を残しながらきちんと感じます。武道館の広がりを疑似体験できます。ボーカルの迫力を感じます。ドラムやギターの音がしっかりとかっこよく聞こえます。
オーケストラ系の演奏はどう?
聞いた曲1 Another Sky - 葉加瀬太郎
第一印象としては、なんか違うと感じました。バイオリンや金管楽器などの楽器がイヤホンで鳴らしたい柔らかな雰囲気と異なる印象です。ですが、音の繊細さや表現力を求めるより音の迫力を求める場合には向いているのではないかとも思います。
聞いた曲2 Summer - 久石譲
「Another Sky」をしたときと同じく、楽器が鳴っている音が、イヤホンで鳴らしたい音とマッチしない気がします。ですが、たまに有線ピヤホン5で聞く分には良いかと思います。
最後に
有線ピヤホン3と有線ピヤホン5を簡単に比較すると…
有線ピヤホン5は、有線ピヤホン3で感じた「ライブ感+繊細さ」と異なり「有線ピヤホン2+有線ピヤホン3+ライブ感up」といった感じでしょうか?有線ピヤホン3はオールジャンル楽しめるのに対して、有線ピヤホン5は迫力があるので聞いているだけでワクワクします。
有線ピヤホン3と有線ピヤホン5の違いは、牛肉を食べるときに牛丼にするか、焼き肉にするかの違いではないかと思います。最終的には、好みの問題ですね。
有線ピヤホン5は、ピヤホンの中で一番音質が良いと思います。