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「道具」から「道具感」へ。なかなか理解されません。。。_新しい道具プロジェクト3

新しい「道具」をつくるプロジェクトを立ち上げました。何を道具と呼ぶかは、とても難しい。身の回りにある料理道具や文房具、職人さんが使うノコギリ。使い古した教科書。全部道具ですよね。

そこで僕らが何を道具と呼ぶのか?僕らなりの定義をするために、「道具感」というキーワードを軸におき、それについて考えるための議論を行いました。

●クライアントの事前メモ
打ち合わせはプレゼン方式ではなく、常に議論方式で進めています。
お互いに考えていることで共有し悶々としたのちに、打ち合わせを行い、考えていたことを話し合い、整理によって答えを浮上させます。
こちらはクライアントの事前メモ。こういうメモの読み解きを大切にしています。

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武器レベルの上限を超える。職人を道具人と呼び変える。物質的ではない道具。SHOPやWSなどの先々の構想。

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なんのために?というところで、悩みの深さを互いに共有しました。

●方向性のたたき案

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打ち合わせの時は僕が用意した資料と、クライアントのメモの二つによって議論を進めていきます。どちらかが「答え」を用意するのではなく、お互いの想いの間に「答え」を発生させることで、予想外の発見を生み出し、より面白い「答え」にたどり着く事を意図しています。

今回の打ち合わせの結果
大きな方向性は、プロジェクトを通じて他の領域と職人をつなげていくことで結果的に新しい領域を生み出す、で一致しました。

また活動理念の手がかりとしては
●モノではなくヒトありきな点を大事にしたい
●このプロジェクトにおける「道具」の定義が必要
●即物的な道具よりも、まずは道具感のような抽象的なキーワードから考えたい
●etc
といったようなキーワードが浮上しました。

今後はこれらの言葉を発展させ、活動の骨格を具体化していくことになります。

続きは次回。道具の定義を決めにかかります!

前回はこちら。https://note.com/ghost_2020st/n/n08a6eec99dac

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