見出し画像

初任給をデイトレードに突っ込んでみた(不戦敗)

※当記事は特定銘柄,株式市場全般の推奨や株価動向の上昇または下落を示唆するものではありません

はじめに

最近新社会人になって初任給を貰いました。うれしい
学生から社会人になって一番初めに思ったことは,とにかく自分の時間がないことです。昼くらいにだらだら起きて夜まで遊びに行ったりしてた生活とはおさらばして,毎朝健康的に起きて健康的に寝ています。
一日がながびよーん。

働いている間も何かしたい
働いている間日本市場が空いてる時間(9:00-15:00)にいっさい株価を見れなくなってしまったので,デイトレードの自動化を思いつきました。デイトレード自動化用のロジックを考えて,自動化しちゃえばすーぱーうるとら不労所得なのでは!?!?

Xにて「デイトレード」を単語だけで検索すると情報商材屋がうじゃうじゃ出てきてこれっぽっちも有用そうな情報がありませんでした。
改めて本をいくらか取って読んでみると移動平均線でどうたらこうたらするのがいいらしいです。Pythonで過去のデータをいじっているとなんかよさそうな手法を見つけました。

5分足ごとの25平均線の終値で見て-3σに達したら買い続け,-2σに達したら売り,持ち玉はその日の引けで全て清算

過去60日間の収支シュミレーション

俗に言う逆張り。めちゃくちゃ単純だけど何故か60日間で6%くらい勝ててる。これを実装したらいけるぞ~!と思っていたのですが,25平均線の25番目の終値を5分前から既に分かっている状態で計算していました。これでは未来が見えている状態になってしまい,現実では実装できません。

近似計算によるアプローチ
25移動平均を作るための25番目の終値は取得できないので,24個の終値+近似計算により-3σ,-2σと一致する25番目の終値を近似計算して利用することにしました。まとめたものが以下の表です。

過去60日間の収支シュミレーション

少し精度は下がるけどまあいいんじゃないかな。

実践そして撤退
実際にトレード出来るようコードを組んでアメリカ市場で実行すると10回ほど売買を行っており,全ての取引(売約定単価-買約定単価)で勝てていました。しかし,ここで重大なミスをしていることに気付きました。

米国株を売買するときは無条件に0.495%の手数料がとられます。往復で0.99%。普段の取引では意識していませんでしたが,細かい利益を重ねるデイトレードではこの数%が致命的であり,全く勝てなくなってしまいました(;o;)。デイトレードの夢は断たれてしまいました。

結言
手数料がなかったら勝てるかもしれないけど,長期的に勝てるかどうかすら分からない。


ていうか,記事書いてる間にドル円が160円達したと思ったら155円に

FXやってる人は大丈夫なのかなあ

アメリカもインフレ続いてるし,ダブルパンチで円が安いなあ



まだ銀行行けばNISAって売ってますか…?

え?

NISAはもう売り切れ?

ここから先は

16字

¥ 500

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?