失敗ばかりの石鹸づくり。#03
こんにちは。
モノづくりが好きで、コールドプロセスソープの世界にハマりました。
色々手探りで作ってみた結果、失敗ばかりしていますが、奥深いコールドプロセスソープの世界。失敗を共有することで、誰かの役に立てば幸いです。
自宅にあった、気まぐれで買ったサンフラワーオイル。なぜか結構な量が残っていたので、それを石鹸にしてみよう。
ついでに、reMioのカレンデュラオイルも香りがきつくてそのままでは使わなくなってしまったから、入れてみよう。
保湿効果があるらしいはちみつも入れてもいいかもね!と自宅にあるものでコールドプロセス石鹸を作ろう作戦が始まりました。
どんなオイルも石鹸になるのか
結論から言うと、どんなオイルでも石鹸にはなるが、酸化しやすかったり、すでに酸化しているオイルは安定性が悪いのか、そもそも香りもおかしいし、ということで使用しないという事が分かりました。
さて、自宅にあったサンフラワーオイル。
購入してからかなり時間が経っていたので、香りをかいでみると…完全に酸化臭がしました。
同じく、化粧用オイルで一時期話題になったローズヒップオイル。何となくお肌に良さそうだから「これで作ってよ」と妹にもらったけれど、これも酸化が早いから一般的には石鹸には使わないそうです。
カレンデュラとはちみつの石鹸
サンフラワーオイルは酸化していたので諦め、MARUKAさんのワークショップで送っていただいたオリーブオイルをベースに作ることにしました。
あまりお金をかけず作りたかったものの、色々調べるとオリーブオイルとココナッツオイルやパームオイルをベースに作るレシピが多いみたい。
でもパームオイルは油ヤシのプランテーションでの環境破壊問題を知っていたので、何となく嫌煙し、ココナッツオイルとアクリルベースを購入してみました。
香りがきつくて使っていなかったreMioのカレンデュラオイルはベースがひまわり油と書かれていましたが、酸化臭はなかったので使用することに。
イメージはインスタで素敵な石鹸を見つけたので、こんな感じを目指します。そのためにオレンジマイカも購入。
(しかし、この色は後にレッドパームオイルの色だと知る。)
途中までは順調だったものの、はちみつを投入したら、黄土色になってきました。
あれれ~イメージと違うんですけど!
一応半分ほどにマイカで色を付け、なぜか焦ってドバドバ型入れもして、カレンデュラの花びらも飾ってみた。
結果、イメージとは近いようで遠い代物ができあがりました。
花びらの周り、ソーダ灰?が付いてる気がする。
オレンジは肌色っぽくてあんまり可愛くない。。しかも苦手なreMioの香り全然消えてないし、主張が激しいです。
最終的には、花びら部分はカットしました。
包丁でカットしたもので、斜めになったりと、これもちょっと気に入らず
後にカット台とワイヤーカッターも買うことになりました。
苛性ソーダを早く消費するために、ハーフではなくフルのアクリルモールドを購入したし、もう後戻りできない…
(ワイヤーカッター、カッター台、モールドで7000円くらい)
使い心地は…
オリーブオイル100%の石鹸よりも
こちらの方が4週間の時点でphが9くらいでマイルドでした。
お風呂で使うとRemioの香りはあまり感じず、問題なく使えています。
相変わらず洗い上りはつるつる。
ココナッツオイルを入れたので、気泡性が高く泡が気持ちいいです。
が、しかし、ここでパームオイルをケチったために
ココナッツオイルの全体の分量が多いことに気が付きます。
ココナッツオイルは20%くらいに抑えておく方がいいそう。
問題なく使えているけどね、よりお肌にいい石鹸を目指したかったので
これもまた失敗‥‥。
まだまだ続きます。